今日も音楽レビューをひとつ。
でんぱ組.incのニューアルバム・ GOGO DEMPA です。
1年2ヶ月ぶりのフル・アルバム!
前作「WWDD」から1年2ヶ月ぶりのフル・アルバムとなった「GOGO DEMPA」。
ボクがでんぱ組をちゃんと聴くようになったのがWWDDリリース前後ぐらいでした。
それまでは乱立するアイドルグループのひとつ、ぐらいにしか認識していなかったのですが、PVがカラフルで面白かったり、ヒャダイン氏のプロデュースする楽曲もあることなどから興味をもったのがキッカケ、だったかな?
当時の「でんぱの神々」(テレビ朝日系列で放送されている彼女らの冠番組)とかみてメンバーのパーソナリティを認識していった記憶があります。
最上もがちゃんや夢眠ねむちゃんが同グループ内での人気筆頭と言われるなか、ボクが心を奪われたのはセンターを飾る古川未鈴さんでした…!
歌っているときは鼻にかかったような声とアイドル調の語尾感、ライブでのハツラツ加減とは打って変わって、オフの時の暗さ。そこががすごく好感持てたんです←
暗さというか真面目さというか。
人前では明るくはっちゃけて、裏では真面目で大人しく暗いとさえ思われてしまう。そのギャップ。それはどこか、ボクの敬愛するお笑い芸人・藤井隆氏に通ずるものを感じたんです。
いや、褒めてますよ?
話がレビューから完全にそれてますが、断然赤推しのボクです。
聴いてみよう GOGO DEMPA
収録曲は15曲と多めですが半分ぐらいはすでにシングルカットされている楽曲です。
そのうち、いくつかはMVがYoutubeに上がっています。
昨年の夏ごろにリリースされた「おつかれサマー」以降のシングルが収録されています。
昨年後半「永久ゾンビーナ」あたりぐらいからは配信シングルでのリリースに徹しているためか、あんまり印象に残っていないシングル曲もチラホラ…。
リリースのスパンも早められたり、在庫リスクも無いのが配信の利点でもあるのでしょうが、盤が欲しくなるのはやはり昭和生まれの性分でしょうか…。
「おつかれサマー」あたりではMステに出演する等、メディア露出が激しかったのですが、それ以降の配信シングルではそれぞれ単体でのプロモーションをあまり力を入れてやってる感じがしなかったんですよね…。
そのせいなのかシングルカットされてる楽曲が多い割に、それらの曲にあまり強い印象がないです。
「永久ゾンビーナ」とかはメンバーのハロウィン仕様の衣装しか印象に残ってません←
そういう意味で「WWDD」のほうがアルバムとしてのインパクトは大きかったかも。
ちなみに今回のアルバムで収録されているヒャダイン曲は2曲でした。
案外少なかった…。
まあボクが興味を持った時点でヒャダインが絡んでた、ってだけで初期のももクロみたいにヒャダインワールド!みたいなグループではないから当然なんですがね。
ちなみに個人的な推し曲はコレ「あした地球がこなごなになっても」。
曲もMVも超絶好み系なんですよね。
シングルとしてもリリースされていて、浅野いにお氏がジャケを手がけたことでも話題になりました。
謎の “カセットテープ” バージョン
アイドルのCDなんかでは収録曲やジャケット、バージョン違いの他種売りは珍しくないですが、今回のアルバムではなぜか「カセットテープ」バージョンが販売されています。
アナログレコード版も発売されていますが、レコードやソノシートはいまだにアナログで回すイベントDJさんなどもいらっしゃいますし、でんぱ組周りではアキバ系のクラブイベント等との兼ね合いもあるようなので需要はなんとなくわかります。
ですが、平成28年に今、なぜカセットテープ…。
しかも価格も¥2,593+税 とけっこうしっかりとってるんですよね…謎。
あとがき
[rating]
個人的には「WWDD」を聴いた時ほどのワクワク感は味わえませんでした。
ただ楽曲が良いことは間違いないので、聴く側としての慣れが評価を下げてる部分も少しあるかもしれません。
でんぱ組の曲は初見のインパクトかリピ視聴で愛が増すスルメソングかがはっきり大分する印象があるので、後者の楽曲が多いことを祈りつつ聴き込もうと思います。
余談ですが、記事を書きながら思ったこと。
でんぱ組の公式HPって重くないですか…?
Tumblrのシステムを使ってるみたいなんですけどトップの読み込みがすごいモッタリしていて若干イラつきました。
既存のSNSと連動させたほうが運営が更新しやすいんですかね。
うーん。。
なんかの記事でヤフーが買収したTumblrは儲けがないので全損処理する、みたいな記事を読んだのですが、このままだとタンブラーなくなるん?
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