エージェント カーター第1話 「キャプテン・アメリカの恋人」あらすじ
原題は “Now is Not the End”
時は第二次大戦終了後のニューヨーク。
新聞社を隠れ蓑に活動する戦略科学予備軍・SSR。大戦下から活動を続けてきた彼らも戦争が終わったことでぬるい空気がただよっています。時代的な背景から女性軽視の風潮もあり女性エージェントであるカーターはぞんざいな扱いを受けている様子。。
大戦下においてはキャプテンアメリカやハワード・スタークらと供に成果を成し遂げたカーターですが、戦下においてキャプテンアメリカは消息不明に。
またハワードは自ら開発した兵器を敵国に渡した罪で告発されてしまいます。逃亡者として追われることになったハワード。
SSRは彼を追うことに。カーターはハワードの無実を訴えますがまるでとりあってもらえません。。
かつての盟友をたすけるためカーターはハワードに協力することに。
ハワードは開発の過程で生まれてしまった、世に出せない凶悪な兵器を金庫にしまって隠していたのですが何者かによってそれが盗み出されブラックマーケットに横流しされてしまったのでした。それが告発の原因となってしまったのです。
大戦下において「ヒドラ」や「レッドスカル」といった世界征服を目論む悪の組織と戦ってきた彼ら。そんな組織に兵器がわたってしまったら大変です。
すでに外国に売られてしまた兵器を取り戻しにハワードは外国へ。
国内に流された兵器の回収をカーターが担当。カーターの元には助手としてハワードの執事・ジャービスが残されました。
とあるクラブのオーナーに兵器が横流しされているという情報を入手したカーターは単身クラブに乗り込み「女性の武器」を駆使して、オーナーから横流しされたブツ「ニトラミン兵器」を奪還します。
そこへスレ違いに現れた緑のスーツの男。一足違いでニトラミンをカーターに奪われた男。
オーナーを殺し、カーターの後を追います。いっぽう無事に事が済んだとおもっているカーター。そこへ追いかけてきた緑のスーツの男が…。
自宅には同居人コリーンが一緒に住んでいたのですが、無残にも殺されてしまうコリーン。
そして物陰から現れる緑のスーツの男。激しい格闘戦ののちなんとか男を撃退するカーター。しかしコリーンは殺され男も死んではいないようでした。
コリーンの死に打ちひしがれるカーター。
しかし悲しんでばかりも要られません。手元に残されたニトラミン兵器からさらなる情報を得ようとスタークインダストリーズの科学者・ヴァンコ博士に助言を求めます。
特殊な物質から生成されていることがわかったその兵器、生成できる場所は限られており、持ち前の分析力でとある工場に白羽の矢を立てます。
ジャービスとともに工場にのりこむカーター。
そこには兵器を横流ししていた張本人・ブラニスの姿が…!ブラニスを追い詰めるカーター。しかし銃を向けたそのさきには無数のニトラミン兵器の山が…
ブラニスの首には緑のスーツの男とおなじ「Y字」の印(キズ?)が。
ブラニスと緑のスーツの男が仲間だと踏んだカーターは問いただしますが、ブラニスは自分と奴は仲間じゃない、と弁明。自分は平気を横流しするだけの商売人。そして「リヴァイアサンがくる」と意味深な発言をしたのちニトラミン兵器をひとつ作動させます。
ブラニスはトラックで逃走。
カーターも急いで走り、ジャービスに車を回すよう連絡。エージェントであるカーターにはこんなシーンもお手のものなのかもしれませんが、この時のジャービスのテンパリ具合ったらない。笑
間一髪のところで二人は逃げ出し、工場はまるごと消し飛んでしまったのでした。。
一連の騒動をおえて意気揚々と歩くカーター。それを車の中からそっと監視するジャービスが…電話でハワードと話す彼の口からは「カーターは何も疑っていないようです…」と。
この言葉の意味は?なぜこんな怪しい行動をとるのか…?!
いっぽう緑のスーツの男
カーターに撃退された緑のスーツの男。
オーナーやコリーンを次々と殺し、カーターにも襲いかかった体術から只者ではないのは間違いありません。
勝手に動くタイプライターをつかって、誰かと更新をしているようですがそこに記された内容は「ニトラミンの回収に失敗したこと」そして「カーター抹殺」の指令を受けたことでした。。
この男、ブラニスの言う「リヴァイアサン」となにか関係があるのでしょうか?
あとがき
[rating]
エージェントオブシールドを見始めた時にもちょっと思ったのですが、マーベル作品として期待してみるとやはり「超能力」描写を期待してしまうため、そういうシーンの少なさに若干肩透かしをくらう感は否めません。
まあ、まだ第1話ですしいろいろ語るには時期尚早でしょうね。「エージェントオブシールド」も後半にいくにつれて能力描写やマーベルらしさがどんどん濃くなっていったので、「エージェントカーター」もそういう仕様かもしれませんし。
ただ単純にドラマとして面白いですし、「エージェントオブシールド」や他のマーベル作品とクロスする要素がふんだんに盛り込まれているので、マーベルファンにはなかなか楽しめる作品ではないかな?と思います。
あと時代設定が一昔前なので、単純な現代劇でなく違った切り口の「非日常性」も楽しめるので飽きはこないように思いますね。
時々挿し込まれるクラシックなBGMがオシャレだったり、服装やアートワークにもいい意味でレトロなデザインがでてきますし。
追記:2017/01/22
スピンオフ元の作品、「マーベル エージェント・オブ・シールド」のシーズン3の放送がDlifeで始まりました!
さそっくレビューしてみたのでこちらの記事をチェック!
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