CSチャンネル・スーパー!ドラマTVで人気の海外ドラマシリーズ スーパーナチュラル シーズン10 第16話 「尼僧の悲恋」 が放送されたので感想がてらレビューしてみたいとおもいます。コヴェンへの復讐を目論むロウィーナはクラウリーへの協力を打診するのだが…。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
スーパーナチュラル シーズン10 第16話 「尼僧の悲恋」あらすじ
原題は “Paint it Black”
ロウィーナは自身を追っているコヴェンの指導者・オリベットに復讐するようクラウリーに協力を求めたが、クラウリーはロウィーナの話はそっちのけでウィンチェスター兄弟にかかりきり(第14話参照)。
クラウリーに対し、それをグチグチとなじり魔法でクラウリーの邪魔をするロウィーナ。クラウリーもうんざり顔。
そのころウィンチェスター兄弟は、信者が次々と自殺するという教会を訪れる。
なんらかの「呪い」がかかっていると考えたのだ。しかし手がかりは一向に掴めず、何が原因かも定かにはならなかった。
そんななか、ある信者夫婦の妻が夫を滅多刺しにして殺してしまう。
ふたたび事件捜査のため教会にやってきた兄弟。聴取のためにシスター・マサイアスに話を聴くディーン。
マサイアスに興味惹かれたディーン。
いっぽう、クラウリーはロウィーナのいびりに耐えかね、コヴェンのオリベットを捉えロウィーナに引き渡す。
魔法を封じられたオリベットとふたりきりになったロウィーナは、地獄の王であるクラウリーが自分の息子であると明かし、オリベットへの復讐に心を躍らせる。
拘束したオリベットを何度も平手打ちにしてなじるロウィーナ。
ロウィーナは自分を追放したコヴェンの権威を失墜させようと考えていたが、彼女が追放されている間にコヴェンの権威はとうに落ちきっていた。
「賢人」が余に現れてからと言うもの魔女を悪者扱いし、魔女の世界は崩壊寸前であるという。
シスター・マサイアスは同僚のシスター・イザベラが尼道に入った話を聴かされ、彼女の悩み相談にのってあげていた。
かつて画家の恋人・ピエロとの恋に没頭したイザベラは意を決して彼に告白したが、芸術に没頭するピエロは彼女の愛に応える気はなかったという。
失意のあまりひきこもるようになったイザベラは両親によって修道院へ送られたのだという。
ディーンは教会の告解へと足を運ぶ。
女絡みの悩みがある、と茶化すディーンだが彼が本当に悩みを打ち明けたかったのは「刻印」についてだった。
自分の死期が近いのだと感じ始めていたディーンは、サムに対して強がるいっぽうで、生への未練が出てきた、と明かす。
神父は「神の存在を信じるか」と告解のセオリーで説こうとするが、「神が人間を見放した」という事実を知っているディーンは神父の言葉を聞き終える前に告解室を後にする。
マサイアスはイザベラの目を盗んで彼女の日記を読んでしまう。
ピエロが愛に答えてくれなかったことを逆恨みしたイザベラが修道院を抜け出し、ピエロの元へ向かうが、そこで彼女を拒んだピエロが別の女と床を共にしている様を目撃していまう。激昂したイザベラはピエロを殺してしまった。
イザベラの犯した罪をしり驚くマサイアス。
マサイアスはウィンチェスター兄弟を呼びつけ、事実を語る。
彼女は「霊」を見ることや「霊」と話すことができ、これまでに多くの霊をなぐさめ昇天の手助けをしてきたという。
イザベラもその「霊」のひとりだった。彼女は何百年も前に死んだ修道女の霊だったが、彼女が人を殺しているのだろうと語るマサイアス。
イザベラの家系に受け継がれていた財宝が教会に寄付され、その財宝に取り付いていたイザベラの霊も教会へとやってきたらしい。
彼女が現れたと同時に、信者の自殺が始まったという。
イザベラはピエロを殺した罪で裁かれたが、その犯行が残忍であったため「魔女」として処刑されたらしかった。
ロウィーナはオリベットを尋問し、賢人を探し出そうとする。
オリベットは賢人は既に滅び、その後継であるハンター・ウィンチェスター兄弟が後をついでいることを語る。
ウィンチェスターとの因縁に驚嘆するロウィーナ。
必要な情報を得たロウィーナは、魔女のタブー「仲間殺し」を犯し魔法でオリベットを殺そうとする。
しかし殺す前に別の手を思いついたロウィーナは、オリベットをネズミに変えてしまった。
イザベラの霊を退治しようと考えた兄弟。
サムはイザベラの日記に記されたある文章に着目する。イザベラは魔法でピエロの画力を向上させていたのだが、その魔法を使うため自身の血を絵の具に混ぜ、それで絵を描かせていた。
サムは魔法のかかった絵の具で書かれたイザベラの肖像画が、彼女の霊のパワーの源だと察し、遺品の中から肖像画を探し出そうとする。
いっぽうディーンとマサイアスは霊を探して教会のなかを探索するが、そこで神父が無残に殺されているのを目撃する。
ディーンはマサイアスを連れて逃げようとするが、イザベラの霊はマサイアスに乗り移りディーンに襲いかかる。
イザベラは告解に訪れ、「浮気」を告白した者たちを襲っていた。
サムは肖像画を見つけ暖炉で絵を焼き払う。
するとイザベラはマサイアスの身体から解き放たれ、絵と共に炎に包まれ消滅してしまった。
ロウィーナはウィンチェスターを倒すためにクラウリーを操ろうとするが、クラウリーは兄弟との関係に口を出すな、と警告。
ウィンチェスター兄弟に手出ししないよう忠告する。