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【海外ドラマ】スーパーナチュラル シーズン10 第6話「執事は知っている」レビュー

CSチャンネル・スーパー!ドラマTVで人気の海外ドラマシリーズ スーパーナチュラル シーズン10 第6話 「執事は知っている」 が放送されたので感想がてらレビューしてみたいとおもいます。ディーンとサムは亡くなったボビーと関係があったらしい富豪の家を訪れるが。。。

ちなみに前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】スーパーナチュラル シーズン10 第5話「女子高生の課外活動」レビュー

スーパーナチュラル シーズン10 第6話 「執事は知っている」あらすじ

原題は “Ask Jeeves”

ディーンとサムは「狩り」を探して旅を続けていたが、どういうわけか目ぼしい事件に行き当たらない。

暇を持て余したディーンは愛車の掃除を始め、車内から亡くなったボビーのものらしき携帯電話を見つける。
携帯には「バニー・ラクロワ」という金持ちの顧問弁護士から何十件ものメッセージが残されていた。

「ラクロワが亡くなったため、ボビーの遺産の一部が入る」というもの。
その人物とボビーがどんな関係だったのか訝しむふたりだが、他にやることもないふたりはそのメッセージを頼りにラクロワ邸へと向かう。

ラクロワの豪邸にやってきたふたりは、ラクロワの葬儀が終わったところだった。

親族が集まる中、ふたりは「遺言」の開示は翌朝だという。
ふたりは見ず知らずのラクロワの親族とともに、豪邸で一夜を明かすことになった。

ディーンとサムはそれぞれ、親族の中年女性に色目を使われタジタジ…。

ラクロワ邸の執事長・フィリップは、集まった親族たちを「遺産に群がるハゲタカ」とこき下ろす。

ラクロワがボビーに残した遺産の分与に「親族たちが必ずいちゃもんをつけるだろう」と危惧したフィリップは、ボビーに残された遺産「邸内のどこかのカギ」らしきモノを、ディーンとサムにこっそりと託した。

その夜、邸内ではラクロワの弟・スタントが何者かによって殺害される。
警察が呼ばれ、サムとディーンを含む邸内の全ての人間が容疑者としてマークされてしまう。

残された親族一同は大揉め。スタントと離婚でもめていた若妻・アンバーは「ラクロワよりも先に亡くなった旦那のランスの幽霊」がスタントを殺すところを目撃した、と供述するが親族は信じるはずもない。

予想だにせず「狩り」に行き着いたことでサムとディーンは奮起。

幽霊が集まるところには「コールドスポット」と呼ばれる領域がうまれることから、屋敷内にコールドスポットがないかを調べ始める。

ディーンは屋敷の中を探す過程で、件の「カギ」と同じ形の印が描かれた本を見つける。
書棚からその本を取り出そうとするが、それは実は隠し扉を開くための仕掛けになっていた。

仕掛け扉多くには、件のカギで開く扉が。ディーンが扉を開くとその先には、薄暗い屋根裏が広がっていた。

ディーンが奥へ進むと女性の遺体らしきものがカーペットにくるまれて横たわっていた。驚くディーンの前に邸宅のメイド・オリビアが現れる。

彼女曰く、その遺体は邸宅で働いていた別のメイド・コレットのものらしい。
コレットはある事情で数日前に亡くなったらしく、フィリップは彼女の遺体を何故か屋根裏に隠した。更にその事実を知ったオリビアも屋根裏に閉じ込められたという。そしてコレットが亡くなった理由というのが、どうやら死んだはずのバニー・ラクロワによって殺されたというのだが。。。

サムは親族のひとり・ダッシュに事情を聴く。
するとラクロワの親族はそれぞれがいがみあっているらしい。疑われているアンバーは「頭が悪く殺しなどできるタマじゃない」と。
「死んだはずのランスの幽霊が親族を殺しに現れた」と考えるほうがダッシュにとってはしっくりくる様子。

ディーンはオリビアを連れて邸内へ戻る。
オリビアから聴いた「ラクロワ夫妻の幽霊が殺しを行っているらしいこと」をサムに伝え、執事のフィリップを探すことに。

ディーンはフィリップの部屋にやってきて彼を問いただす。
彼は「バニーの葬儀直前にメイドが死んだのでは、葬儀事態に支障が出る」と考え、コレットの死を隠蔽した、とあくまで執事としての忠誠から行ったことだと說明する。

そのころサムはキッチンで、フィリップの遺体を発見する。
その知らせを受けたディーンは、今目の前で離しているのが「フィリップ」本人ではないことを理解する。

しかし兄弟がそれに気づいたことを察知したフィリップはディーンを投げ飛ばし逃亡する。

逃亡したあとにはフィリップが着ていた執事服とドロドロにとけた皮膚のようなものが残されていた…一連の事件は「幽霊」ではなく、死んだ人に化けた「シェイプシフター」だったのだ。。。

オリビアもキッチンにやってきてフィリップの遺体を目撃しパニック。

サムとディーンは、シフターが誰に化けているかわからないため、お互いの潔白を証明するため邸宅の「銀食器」をオリビアに取り出させ握らせる。(シェイプシフターは銀が弱点のため)

お互いがシフターでないことを確認した一同は、銀食器を武器にシフター狩りに出向く。

兄弟はそれぞれ邸内の親族たちに銀食器に触れさせ、シフターが化けていないことを確認する。

するとそこにオリビアの叫び声がこだまする。駆けつけると、事件捜査に来ていた刑事がトイレで殺されていた。

親族はパニックになり、兄弟は事態を掌握しようとするのだが、「この中で怪しいとしたら部外者であるサムとディーンだ」と逆に疑われてしまう、個室に軟禁されてしまう。

ディーンは持っていた銀食器でカギをこじ開けようとするが、食器はいとも簡単に折れ曲がってしまう。
純銀ではない粗悪品だったのだ…つまり兄弟が食器をつかってシフター探しをしたのも無意味だったのだ。

親族はオリビアに警察を呼ぶように伝えるが、兄弟が隔離されたことでオリビアは態度を豹変させる。
食器を用意したオリビアこそがシフターだったのだ。

実のところ、オリビアはバニーの隠し子だったらしい。
バニーとフィリップ以外はそのことを知らず、メイドとして今日まで屋敷にとどまっていた。

が、バニーの死後、彼女の宝石を盗もうとしたメイドのコレットや遺産欲しさにいがみ合う親族たちを疎ましく感じたオリビアは彼らを手に掛けようと決意。フィリップはそれに気づいてオリビアを屋根裏に閉じ込めたが、ディーンが解放したことでフィリップも報復に殺されてしまったのだ。

サムとディーンは軟禁された個室で銃を発見、カギを破壊して部屋を出る。

オリビアは邸内を逃げ回り兄弟が後を追う。
銃撃戦にもつれ込む最中、オリビアは「ボビーを憎んでいる」ことを明かす。

オリビアはバニーとシェイプシフターの父親の間に生まれた婚外子だったが、ランスによって雇われたハンター・ボビーによって退治されてしまったという。
ボビーはオリビアのことも殺そうとしたが、バニーが必死に説得し、「オリビアを屋敷から出さない」という条件と引き換え」見逃したのだという。

 

サムはオリビアを説得しようと試みるが、それも虚しく、ディーンが背後からオリビアを射殺。
さらに、必要に何発も銃弾を浴びせるディーン。その姿にカインの刻印の影響が未だ消えていないことを感じるサムだった。。。

オリビアを始末した兄弟は、親族たちに「俺達のことは誰にも話すな」と脅しをかけ屋敷を後にする。

サムはディーンの殺人衝動を危惧するのだが、ディーンは「(何発も撃ったのは)ただの念押しだった」と誤魔化すばかりで、取り合おうとはしなかった。。。

 

客演

[actor][name]イザベラ・マイコ[nname]([altname]Izabella Miko[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0005232/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/04/1492631062-680×381.jpg”][aactor]

オリビアを演じていたのはイザベラ・マイコ

ポーランド出身の女優さん。もともとはバレリーナだったそう。
ドラマ「ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜」「スコーピオン」への客演は「シカゴファイア」へは複数回の出演、映画「タイタンの戦い」などに出演。

ちなみに出演時で34歳だったそうだけど、全然見えない…若い!

感想&あとがき

[rating]

今回はボビーがらみのお話。
回想シーンなどもなく、ボビー本人の登場はなかったけどこういう感じで過去のキャラクターのエピソードが起用されるのは、個人的にはケッコー好きなんですよね。

オリビアの生い立ちはちょっと可哀想な気もするけど、フィリップは彼女をシェイプシフターと知っていながらも、バニーへの忠誠心から彼女を守っていたわけで、それを殺しちゃーアカンよオリビア。苦笑

ディーンの刻印絡みの問題は依然残ったままのようで、そろそろ本筋のお話も進めてほしいな〜というところ。
第3話のラストで登場した、女悪魔みたいなキャラクターも気になるところだし…。

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