【映画レビュー】ソーセージパーティー を観てきた

ソーセージパーティー

あらすじ

舞台はとあるスーパーマーケット。
商品たちは毎朝、歌を歌いながら開店を祝い、神様(人間のこと)に購入されて店の外の世界へ行くことを全ての商品たちが待ち望んでいる。
店の外の世界は素晴らしい幸せが待っている天国のようなところ、言い伝えられているからだ。

とある日、店から購入されたハニーマスタードが返品されて棚に戻ってくる。
一度買われて店の外の世界を知ったハニーマスタードは、ショックな体験をしたようで錯乱状態。「外の世界は天国なんかじゃない!」と必死に訴えるが誰も聞く耳をもたない。

ソーセージパーティー

ソーセージのフランクとパンのブレンダは外の世界いつか挟み挟まれの関係になることを待ち望んでいた。
そんな彼らも、いよいよ購入される時が訪れ、喜ぶ一同。例のハニーマスタードも再びカートに入れられるが、「もう店の外には戻りたくない!」とカートから飛び降り自殺を図る。
フランクとブレンダは彼を必死に止めようとするが、カートから落ちてマスタードは割れてしまう。すべって他のカートとぶつかり散らばる商品達は、踏み潰されまいと床を逃げ惑う。

いっしょに床に落ちてノズルが折れてしまったビデのドゥーシュは「こうなったのはフランクのせいだ」とフランクに恨みを晴らそうと彼を探す。
フランクやブレンダは元の商品棚に戻ろうと、途中で出会ったサミーベーグル.Jrとカリームを連れて店内を冒険することに。

ソーセージパーティー

いっぽう、人間に購入されていった商品達は悲劇にみまわれる。
幸せな外での生活が待っていると思っていた食材たちだが、「料理」の名のもとに皮を向かれ、焼かれ、裂かれ、レンチンされる食材たち。悲鳴が飛び交うなか命からがら逃げ出したソーセージのカールは、なんとか店の棚に帰ろうとするのだった。

ソーセージパーティー ソーセージパーティー

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フランクは冒険する中で、外の世界の真実を知ってしまう。他の商品たちにも警告するため店内で証拠をさがすことに…。
証拠探しに奮闘するフランクに愛想を尽かしたブレンダはフランクと離れてしまうが、その隙を狙ってビデに狙われる。それを助けたのがブレンダを気に入ったレズっ気タコスのテレサ。彼女の助力でなんとか元の棚にもどれたブレンダ。

ソーセージパーティー

フランクは店内で証拠となる「料理本」を発見する。その中には食材たちがあの手この手で切り刻まれ人間たちに食べられる様子が描かれていた。
店内の商品たちに真実をしらせようと店内放送を通じて呼びかけるが、あまりの真実に商品達は耳をかさない。奮起しない彼らをフランクは罵倒する。

ふたたび開店の時間を迎え、棚に戻ったブレンダが人間に購入されそうになる。
フランクはそれを必死で止めようとするが、力足らず…そこにやってきたのはカール。彼は店の通気口から購入済みの仲間たちを連れて戻ってきたのだった。

カールの力を借り、ふたたび商品たちを説得することに成功したフランクはブレンダを救い人間たちに報復をはじめる。店内の人間をこてんぱんにノシて、店員とビデはロケットで上空に打ち上げて爆破、かくして商品たちの平和がおとずれる…という無茶苦茶な展開。

映画のラストは、オープンになった食品たちによる酒池肉林のパーティータイムがくりり広げられる…。