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【映画レビュー】ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 を観てきた

11月23日から上映されているハリーポッターシリーズの新作映画「 ファンタスティックビースト と魔法使いの旅 」吹き替え版を観てきたの感想がてらレビュー書いてみたいと思います。

ファンタスティックビースト と魔法使いの旅 とは

「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作品。
映画「ハリー・ポッター」の中で、「ホグワーツ魔法魔術学校で使われる教科書」で、魔法生物に関する基礎知識や、約80種の魔法生物の生態と危険度を示した書物「幻の動物とその生息地」の著者 ニュートン・アルテミス・フィド・スキャマンダー(ニュート・スキャマンダー)を主人公とした物語。

「幻の動物とその生息地」はファンアイテムとして2001年に実際の書籍としても限定出版されており、「ハリー・ポッター」の作中でハリーが実際に使っていた教科書の複製品(という設定)で販売された。

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(Fantastic Beasts and Where to Find Them)は、『幻の動物とその生息地』を原作とした未公開の映画5部作の1作目でありJ・K・ローリングによる『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ作品。

ローリングは本作で脚本家デビューを果たした。『ハリー・ポッター』の映画シリーズと同じくデヴィッド・ヘイマンが製作を担当している。 J・K・ローリングによれば、物語はニュートン・スキャマンダーを主人公とし、『ハリー・ポッター』シリーズの70年前、1920年頃のニューヨークが舞台であるという。『幻の動物とその生息地』によれば、スキャマンダーは1918年から世界中を股にかけた魔法動物の探索を始め、1927年の研究の出版によりそれが最高潮に達したとされている。

登場人物

ニュート・スキャマンダー

主人公。
魔法生物を見つけて記録を取るために世界中を旅する魔法動物学者。
イギリスの魔法使いでアメリカにやってくる、トランクの中に無数の魔法動物を生物を飼っている。ハリー・ポッターシリーズに登場する「幻の動物とその生息地」という架空の書籍の著者。

「ハリー・ポッター」シリーズに登場するホグワーツ魔法学校の卒業生であり、過去に問題を起して退学させられそうになった際には唯一ダンブルドアだけが彼を庇った、というエピソードも作中に登場する。

演じるのは[actor][name]エディ・レッドメイン[nname]([altname]Eddie Redmayne[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm1519666/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/6b261871ef22809947bb7870628d0868-289×300.png”][aactor]
映画出演作は「エリザベス:ゴールデン・エイジ」や「博士と彼女のセオリー」など。

ティナ・ゴールドスタイン

MACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)で働く職員。元は捜査官の任を追っていたが規定に違反し雑用係に降格されている。
魔法生物を逃がしてしまったニュートを逮捕する。

演じるのは[actor][name]キャサリン・ウォーターストン[nname]([altname]Katherine Waterston[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm2239702/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/d630dc012fd3f4bc03c63baf973dbf9e-300×296.png”][aactor]
映画出演作はいろいろあるようなのですが、個人的にはドラマでも映画でも拝見したことがない女優さん。

クイニー・ゴールドスタイン

容姿端麗なティナの妹。ティナと同居している。心を読む能力を持っている。

演じるのは[actor][name]アリソン・スドル[nname]([altname]Alison Sudol[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0837223/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/b311cc2e8de38b62eb22dbf0d1f12835-294×300.png”][aactor]
本職はミュージシャンで、ゴールドディスク受賞のシンガーソングライター。映像出演作は少なく有名ドコロだとドラマ「CSI:ニューヨーク」など。

ジェイコブ・コワルスキー

人間(ノー・マジ/マグル)。
パン屋を開くための融資をうけにやって来た銀行でニュートと出会い、トラブルに巻き込まれてしまう。

演じるのは[actor][name]ダン・フォグラー[nname]([altname]Dan Fogler[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0283945/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/ce5952ca535b037a7643a87c5016ceca-300×298.png”][aactor]
俳優兼コメディアンで、ローティーン向け作品の声優なども演じており有名作は「カンフー・パンダ」など。俳優としての出演作品は日本未公開作品が多い。

パーシバル・グレイブス

MACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)の長官。
クリーデンス・ベアボーン(後述)を気遣い、思いやりを示しているように見えるが…。

演じるのは[actor][name]コリン・ファレル[nname]([altname]Colin Farrell[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0268199/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/fcd9055b3976a80f0535f7da0926d04f-283×300.png”][aactor]
アレなビデオ流出などもあったハリウッド俳優さん。出演作は映画「トータル・リコール」「デアデビル」など。

セラフィーナ・ピッカリー

MACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)の責任者。魔法動物を逃がしたニュートを罰しようとする。

演じるのは[actor][name]カルメン・イジョゴ[nname]([altname]Carmen Ejogo[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0252238/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/e348d9c9ce64918c6285d6d7dd69f564-300×291.png”][aactor]。映画「ホイットニー・ヒューストン/スパークル」などに出演。

メアリー・ルー・ベアボーン

人間でNSPS(新セーレム救世軍)に属する。
魔法使いを危険視しており、過激な根絶活動を行っている。養子の子供たちを積極的に参加させているが、子供たちは全員、彼女の逆鱗に触れることを恐れながら生きている。

演じるのは[actor][name]サマンサ・モートン[nname]([altname]Samantha Morton[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0608090/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/a9bf25be87dc9dbcc48d83c076ccd443-300×296.png”][aactor]。出演作は「マイノリティ・リポート」「アンダー・ザ・スキン」など。

クリーデンス・ベアボーン

メアリー・ルー・ベアボーンの3人の養子の真ん中。内にこもり、ことのほか気が弱く、ふたりの姉妹以上にもろい性格。
グレイブスに目をかけられているのだが、その理由は…。

演じるのは[actor][name]エズラ・ミラー[nname]([altname]Ezra Miller[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm3009232/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/30bab28c2847de5efb728ab120b917fb-300×297.png”][aactor]
DCヒーロードラマ「フラッシュ」では主演を演じ、同役で映画「スーサイド・スクワッド」にもカメオ出演している。

登場する魔法動物たち

サンダーバード

3対の翼を持つ巨鳥。危険を感じると雷を呼ぶ。
ニュートによく懐いており、フランクと名づけている。ニュート曰く密漁されたところを助け、故郷のアメリカに連れ帰ってきた。

ちなみに原作「幻の動物とその生息地」には登場していない生き物。

スーピングエビル

手乗りサイズの生き物。手から飛び立ち高速で縦横無尽に飛行する。

こちらも原作「幻の動物とその生息地」には登場していない。

ニフラー

カモノハシとハリネズミを足したような見た目の生き物。
光り物に目がなく、なんでも盗み出してお腹の袋に溜め込もうとする。意外とすばしっこく、作中ではニフラーが招くトラブルが多い。

ボウトラックル

人型の植物のような生き物。手乗りサイズ。複数匹存在し、ニュートに特別懐いている個体がいる。

オカミー

鳥の頭に蛇のような体をもった生物。伸縮自在で大きさが変わる。

ビリーウィグ

素早く飛び回る虫のような生き物。

マートラップ

背中に触手が生えたようなネズミ型の生き物。噛みつかれると様々な症状があらわれる。

エルンペント

巨大なサイのような生き物。角で刺した対象はマグマが破裂するようにはじけとぶ。

デミガイズ

サルのような生き物。体を透明にすることができる。オカミーの子守役。

ヌンドゥ

ライオンのような生き物、作中ではワンシーンのみ登場。

グラップホーン

馬のような形をした生き物。頭は昆虫のような複雑な造形をしており口元には無数の触手が生えている。
ニュートが保護したつがいが最後の2頭。

オブスキュラス

幼い魔法使いが自分の魔法の力をコントロールできずに暴走させた末に転じる、闇の存在。
ニュートはアフリカで出会った少女の魔法使いが転じてしまったオブスキュラスを1体だけトランクの中に隠している。

ちなみに「幻の動物とその生息地」が出版されたとされる出版社が「オブスキュラス出版社」という名称ですが、関連性は不明。

あらすじ

1920年代のアメリカが舞台。
魔法動物学者のニュートは、アメリカでしか体に入らない魔法動物の商材をもとめ、イギリスからニューヨークを訪れる。

はじめてやってきたニューヨークの街を物珍しそうに見物するニュートは、街頭では声高に演説する女性に目を留める。
女性の名はメアリー・ルー・ベアボーン。魔女は実在し、邪悪な存在であると訴え彼らを糾弾する論を唱えている。ひとだかりに紛れ演説に足を止めたニュート。(一般的に人間には魔法の存在はしられていない、という設定)

そこへ銀行へ向かう男 ジェイコブ・コワルスキーが人だかりをかき分けて現れる、ニュートとぶつかりお互いのトランクを取り違えてしまうふたり。
さらにニュートは自分のトランクの中にしまっていたはずの魔法生物・ニフラーが逃げ出しているのを目撃してしまう。

逃げるニフラーを追いかけて銀行にやってきたニュート。光り物が大好きなニフラーは銀行中のそこここを駆け巡り硬貨や宝石を盗み集める。
同じ頃、ジェイコブは銀行でパン屋開業のための融資相談の順番待ち。ニュートのポケットから落ちたらしい卵を拾うも、ニュートはそれに気づかずにニフラー探し。
仕方なくジェイコブは卵をもったまま融資相談を受けるが、結局融資は受けられず…肩をおとすジェイコブだが持っていた卵が孵化し始める。

ジェイコブはかけまわるニュートに「卵が孵化しそう」と声をかけるとニュートは魔法で彼と卵を引き寄せ壁抜けの術を使ってみせる。
面食らうジェイコブ。卵からは魔法生物・オカミーが孵化する。ニフラーは銀行の金庫に潜り込み、ニュートは捕まえるために魔法で金庫を開けるが、銀行強盗だと間違われ行員に魔法をかけ、脱出する。

魔法使いであることが人間にバレた場合、忘却の魔法をかける決まりだが、警戒されたジェイコブに逃げられたニュートは魔法をかけそこねる。
一部始終を観ていたMACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)の職員・ティナ・ゴールドスタインはニュートが規則違反をしたとして彼をつかまえMACUSAへ連行する。

MACUSAではセラフィーナ・ピッカリー議長やパーシバル・グレイブス長官が、巷で起きている不可思議な事件が、邪悪な魔法使い「ゲラート・グリンデルバルド」仕業ではないかと論議の最中。
ティナはニュートを連行してくるも、取り違えたトランク故に肝心の魔法動物が見当たらない。ティナは上司に冷遇され、ニュートは取り違えたトランクのためジェイコブを探すことに。

融資を断られたジェイコブは家に帰りトランクを開ける、すると中から魔法生物 マートラップが飛び出し噛みつかれてしまう。
さらに開けっ放しにされたトランクからは無数の魔法生物たちが逃げ出してしまう。ニュートはジェイコブを見つけるがマートラップに噛まれて具合の良くないジェイコブ、そして開いていたトランクを見つけて焦る。いなくなった魔法生物を探しに行こうとするが、具合のすぐれないジェイコブをほっておけないティナは彼とニュートを連れ自分の家へ連れ帰る。

同居している妹・クイニーが出迎え、彼女に一目惚れするジェイコブ。心を読むことの出来る能力をもったクイニーはジェイコブの好意を受けて料理をふるまう。
ニュートはトランクの中に、自分の研究室と魔法生物を飼育する広大な空間をもっており、そこへジェイコブを招いて彼の治療を行う。
さらに数々の魔法生物を紹介し、中から逃げ出した生物をさがさねば、とジェイコブに協力を要請、逃げ出した動物 ニフラー、エルンペント、デミガイズ、オカミーを次々と捕まえます。

その頃、メアリー・ルー・ベアボーンは面倒をみている養子達をつれて新聞社を訪れる。
「魔法使いは危険な存在」だということを広く知らしめたいと講義しに来るが、変人扱いされ追い払われてしまう。新聞社所長の息子で政治家のヘンリー・ショー・ジュニアはメアリーの養子 クリーデンス・ベアボーンに特に冷たくあたるのだが…。

MACUSAのグレイブスは密かにクリーデンスと接触し、養子達の中に邪悪な魔法使いの素質をもつものがいないか探らせる。
幼い魔法使いが自身の魔法の力をコントロールできなくなった時に生まれる「オブスキュラス」なるものを探しているからだ。

同じ頃、魔法によるものらしい襲撃事件が発生。政治家 ヘンリー・ショー・ジュニアが襲われ命を落とす。
公に魔法によって殺人がおきたことでMACUSAは緊急会議を招集する。そこへタイミング悪くニュートの事を再度報告しにやって来たティナ。ニュートが魔法動物を逃がした事が襲撃事件の真相だと疑われ、ニュートとティナは拘束、死刑を求刑されてしまう。

クリーデンスはとあるきっかけからメアリーを殺してしまう。
かけつけたグレイブスは「オブスキュラス」を見つけたものと察知し「クリーデンスはもう用済み」と発言する。その言葉に怒ったクリーデンスは「オブスキュラス」を発動し激しい怒りのままに街を破壊し始める。

魔法動物の助力と、クイニー&ジェイコブの手助けもありなんとか逃げ出すことに成功するニュートとティナ。
街に出るとオブスキュラスによって街が破壊されている。グレイブスはクリーデンスのオブスキュラスを我が物にしようと動き、ニュートはそれも止めるためにクリーデンスを追って奔走する。

街が破壊され、魔法の存在が公になってしまったことからMACUSAは総出でクリーデンスを排除しようと動き出す。
彼を欲するグレイブスと、助けたいニュートはなんとか阻止しようとするがMACUSAの闇払いの魔法によってクリーデンスは倒されてしまう。

オブスキュラスを失ったグレイブスは本性をあらわし、「魔法使いが人間の間にこそこそ隠れて生きる」現状を変えたいと訴えMACUSAを離反しようとするが、ニュートの魔法を喰らい、本当の姿を現す…。
魔法で顔を変えていたグレイブス、その正体は闇の魔法使い「ゲラート・グリンデルバルド」そのひとであった。MACUSAによって逮捕されたグリンデンバルド。

ピッカリー議長はニュートへの疑いを謝罪するも、魔法の存在が公になってしまったいま、街全体に忘却の魔法をかけることは不可能、と絶望する。
しかし、そこでニュートは自分がつくった忘却の薬を、トランクの中のサンダーバードによって空高く運ばせ、サンダーバードが呼び寄せた雨雲によって雨として街中に散布することを思いつく。これによって人間たちは魔法による騒動の一切を忘れ、魔法族の平安が保たれた。

しかし唯一、事情を知る人間・ジェイコブの記憶も消すように指示されるニュート。せっかく仲良くなったにと別れを惜しみ、クイニーは彼を想いながらも、ジェイコブは雨に打たれて記憶を失う。

ニュートは「幻の動物とその生息地」の出版を目指し帰国の途につく、ティナとの再会を約束し、イギリスへ帰っていった。
帰国前にニュートは、記憶を亡くしたジェイコブに「担保代わりの品」を渡し、それを元手に彼は念願だったパン屋を開業する。記憶を亡くしたはずのジェイコブだが、何故か頭に浮かんできたという魔法生物たちを模したパンは大ヒット。パン屋の業績は好調な様子。
ある日、彼の店にクイニーが訪れ、微笑む彼女をみてジェイコブは再び恋に落ちたようだ。。。

闇の魔法使い・グリンデルバルドの正体は…

本作でMACUSAが危険視する人物・闇の魔法使い「ゲラート・グリンデルバルド」。
映画「ハリー・ポッター」シリーズでも度々登場しており、とくにシリーズ後期作品では幻影として作中にも登場しています(当該作品で演じていたのは[actor][name]ジェイミー・キャンベル・バウアー[nname]([altname]Jamie Campbell Bower[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm2570429/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/grindelwald-1-227×300.jpg”][aactor]<青年期>、[actor][name]マイケル・バーン[nname]([altname]Michael Byrne[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0126250/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/gellert-grindelwald-300×225.jpg”][aactor]<老齢期>)

本作は「ハリー・ポッター」よりも時系列が古い1920年代に位置づけられており、原作では1883年生まれとされるグリンデルバルドは43歳という設定。その43歳のゲラート・グリンデルバルドを演じたのが[actor][name]ジョニー・デップ[nname]([altname]Johnny Depp[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0000136/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/Fantastic.Beasts.and_.Where_.To_.Find_.Them_.2016.HDTS_.mkv_006605122.jpg”][aactor]でした…!

ダンブルドアと旧友であり、ハリー・ポッターシリーズでは最大の敵とされる「ヴォルデモート」に次いで強力な闇の魔法使いとされている彼。
MACUSAによって逮捕はされたものの、人間世界での魔法使いの迫害を良しとしない強い思想は少しも褪せていない様子。。。今後のシリーズ作品でも登場してきてくれるか…?!

感想&あとがき

[rating]

ハリー・ポッターの世界観を部分的に受け継ぎつつも、独立した別の作品という印象。(時代背景も違うので尚更)
キャラクター勢のバランスやお話の構成は整っていたように思いますが、主人公のニュートにあまり魅力を感じなかったのはボクだけかな…?主役のわりにちょっとキャラが弱いというか…。

最後のジョニー・デップ登場にほとんど持っていかれた感もあります。。苦笑

個人的には、ジェイコブのファニーなキャラクター&ルックスがすごく好印象。最終的に彼は記憶を消されてしまったものの、3部作が連作なのであれば、ぜひ彼を今後のシリーズにも登場させてほしいなあ〜、と思います。

「ファンタスティックビースト」で3部作が制作される予定だそうなので、その導入ということで多少の説明くささは否めなかったけれど、ファンタジー好きなボクには、クリーチャーや魔法描写で充分楽しめました。次回作も期待したいところ。
「子供向け作品」な印象は否めないのですが、かといって大人が楽しめない作品でもないので、ファンタジー作品を楽しむという気概で望めばそれなりに楽しめるかなあ〜という感じです。「ハリー・ポッター」シリーズを観たことのある人は童心に帰るつもりで鑑賞してみては…?

 

観に行ったのが公開初日、しかも祝日ということで超満員でした。
ハリー・ポッターシリーズの系譜を受け継いでいる作品ということもあって、客層は子連れのファミリー層も多く、両端を子供に挟まれて鑑賞しました。
子供受けのいい作品だと思っていたのですが、途中から飽きてしまったのか、そこここで席を立ったり喋り出す子供がいて、なかなか落ち着いて見れなかったのが残念でした。。。苦笑

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