【海外ドラマ】プリズン・ブレイク シーズン5 第5話「迷走」レビュー

プリズン・ブレイク シーズン5 第5話

CSチャンネル・FOXで新作海外ドラマ プリズン・ブレイク シーズン5 第5話 「迷走」が放送されたのでさっそくレビューしてみます。過激派に追われることになったマイケルたちは国外脱出を図るのだが。。。

ちなみに前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】プリズン・ブレイク シーズン5 第4話「囚人のジレンマ」レビュー

プリズン・ブレイク シーズン5 第5話「迷走」あらすじ

原題は “Contingency”

イエメンでは紛争が激化。
マイケル、リンカーン、ウィップ、ジャ、シドの5人は、ラマールの仇をうたんとする過激派に追われながら街からの脱出を図る。

過激派はマイケルたちに多額の懸賞金をかけ兵士たちを街に解き放つ。

マイケル一行は建物の地下に身を潜め脱出の作戦を練ろうとする。マイケルは必死に脱出作を考えようとするが、リンカーンは「マイケルが生きていた」理由の説明を求める。
マイケルはその理由をリンカーンに語る。

シーズン4で、政府側についたケラーマンの打診でスキュラを譲渡した際、マイケルたちは全面免責を受けて自由を手に入れた。
しかし、実際のところケラーマンにはその権限はなかったらしい。ポセイドンとなのる政府の人物は、マイケルとサラの結婚直前に連絡してきてそのことを告げる。

仲間たち全員の「完全な自由」を約束する代わりにマイケルは死を偽装し、ポセイドンの配下で働くことを承諾したのだという。

プリズン・ブレイク シーズン5 第5話

ポセイドンはCIA内部に独自の組織 “21ボイド” を設立し、政府に鑑賞されない諜報活動を行っているという。ポセイドンはマイケルを各地の刑務所に送り込み、世界中のテロリストや政治犯の脱獄を手助けさせていた。
マイケルには選択肢がなかった。最初にポセイドンからの任務を断った際には、免責を受けていたにも関わらずサラはマイケルの母親殺害の罪で投獄されてしまった。これもポセイドンの差し金だったという。

リンカーンはその話を聞いて衝撃を受ける。

話の最中、過激派の追手がせまり一行は再び逃げることになる。
リンカーンはシーノートが待つ空港へ向かうことを提案するが、マイケルは独自に考えた脱出策を施行するためイエメン北の駅を目指す。

プリズン・ブレイク シーズン5 第5話

そのころ空港では、国外脱出を求めて大量の民間人が押し寄せていた。
シーノートとシバ、シバの父親やアルトゥニスの娘たちも空港にやってくるが、現場の混乱状態では到底、航空券の手配はできない。

シバはふたたびオマールの助力を請おうとするが、シーノートは空港でリンカーンを待つことにする。

しかし空港にも過激派がおしよせ、大混乱。シーノートは一目散に逃げ出した航空機のパイロットを追いかけ、交渉しようとするのだが、過激派の兵士に見つかってしまう。

シバが機転を利かせ兵士たちの気を反らしている間にシーノートは兵士に襲いかかり難を逃れる。
パイロットの命も救ったシーノートは、彼に交渉、旅客機ではなく小型機を飛ばしてそれ国外へ脱出しよう、と提案する。

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シバに暴行を働いた過激派の男・アミールは、他の過激派同様、マイケルたちを血眼になって探していたが、片目しかないアミールは他の兵士から「役立たず」扱いされてしまう。

しかたなく独りでマイケルを探すことにしたアミールは、地図を広げるが、唯一の脱出口が”列車”であることに気づく。
奇しくもマイケルが駅を目指した理由をアミールは見抜いていた。

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ティーバッグはポセイドンの刺客を追いかけた結果、その黒幕がサラの夫・ジェイコブらしいことを突き止める。
それを知らされたサラは、驚きつつも息子・マイクが危険にさらされることを危惧する。

サラはあわてて家に帰り、マイクを連れて身を隠そうとするのだが、そこへジェイコブも帰宅してしまう。

サラはティーバッグが撮影した「刺客との密会」写真をつきつけジェイコブを問い詰める。
ジェイコブは、サラのことが心配だったがゆえに、彼女が預けた携帯(第3話参照)から刺客の番号を突き止め、交渉しただけだ、と話す。が、サラにはそれが到底信じることができず、マイクを連れて車で走り去ってしまうのだった。

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サラは友人宅に身を寄せ、ジェイコブが自身に近寄ったのは最初から全て作戦だったのだ、と疑う。
サラの友人・ヘザーは、大学講師であるジェイコブの同僚に連絡を取る。するとジェイコブの証言どおり、彼が同僚のチカラを借りて、携帯のハッキングを解析したことが判明する。

ひとまずジェイコブの証言にウソがないことを確認したサラは少しだけ安堵。そこにかかってきたジェイコブからの電話に応答すると、彼はサラを警察署に呼び出す。

サラが警戒しながら警察署に訪れるとジェイコブが待っていた。
さらに警察は例の刺客のふたりを逮捕していた。彼らが捕まっているさまを見て驚くサラ。

ジェイコブは自身の潔白をさらに訴える。

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イエメン北のサヌア駅にやってきたマイケルたち。
貨物車に便乗し国境を超える算段を立てる。荷積みの作業員を装って列車につかづくが、兵士に怪しまれたリンカーンは兵士を殴りつけ走り去る。

マイケルたちはなんとか兵士をまいて逃げ出すが、その様子を駅にやってきたアミールが目撃していた。

マイケルは車を盗み、別の駅へ向かって列車に乗り込むことを提案するが、リンカーンはシーノートが待つ空港へ向かうことを強く提言する。
ウィップやシドも空港に向かうべきだと考えていたが、いまさらマイケルと別行動はできない、とマイケルの案に助成する。リンカーンは厳しい目線をマイケルに向けつつ、仕方なく車に乗り込むのだった。

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道中、ウィップはマイケルの素性が気になり、彼に真実を問いただそうとするが、マイケルは自身の過去は語りたがらない。

すると突然マイケルたちの車に別の車が突っ込んでくる。過激派の追手が追いついてきたのだった。車をすてて逃げ出すマイケルたち。

廃病院に身を隠す一行だが、出口はなく、過激派兵士たちに追い詰められてしまう。
シドは逃げられないと悟ると、ウィップに自分を殺すように頼む。同性愛者である自分が捕まればひどい目に合わされると、危惧したのだ。

ウィップは諦めるな、と励ますのだが。。。

プリズン・ブレイク シーズン5 第5話

逃げられないことを悟ったマイケルは、自分のしてきた選択が誤りだったと後悔し、リンカーンに謝罪する。
リンカーンは逃げることはせずに過激派に応戦すると意気込み、無謀にもマイケルもその案にのる。

武器代わりの工具を手に過激派を迎え撃とうとするマイケルだが、そのとき、ジャが消毒用のアルコールを手に大声で歌い始める。
あたりにアルコールを巻きながら歌で兵士を誘い込むジャ。兵士たちは発砲するが、ジャの巻いたアルコールに引火し炎につつまれてしまう。

ジャの機転で難を乗り切った一行は、リンカーンの提案通り空港に向かうことを決断する。

プリズン・ブレイク シーズン5 第5話

そのころシーノートたちはパイロットとともに小型機へ乗り込んでいた。

マイケルはシーノートに電話し空港で待機するように指示する。
しかしその電話の直後、影に隠れていたアミールが発砲、シドが凶弾に倒れる。アミールは空港で待つシーノートのことを仲間に知らせようとするが、深手を負ったシドは身を挺してアミールを攻撃し、連絡を阻止する。
しかしアミールの反撃を食らってシドは命を落としてしまう。

マイケルは怒りのあまりアミールを殴り殺そうとするが、ジャがそれを制止、一行はシドの亡骸を置いて空港を目指す。

プリズン・ブレイク シーズン5 第5話

空港では過激派兵士が集まり始めてしまい、逃げることが困難に。
シーノートはリンカーンたちの到着を待つように声を荒げるが、シバやパイロットは逃げることを選び、飛行機を動かし始めてしまう。

リンカーンたちは空港に到着するも、飛行機まではまだ距離がある。
飛行機が動き始めたことをみとめたリンカーンはシーノートに「そのまま行け」と指示、自分たちはなんとかして生き残る、と告げる。

シーノートは「許してくれ」と言い残し飛行機は飛び去ってしまった。

マイケルたちは依然迫る過激派の追手を背に逃げることになる。。。

プリズン・ブレイク シーズン5 第5話