海外ドラマを多く放送している無料チャンネル・Dlifeで海外ドラマ 殺人を無罪にする方法 シーズン2 第12話 「脅迫メールの罠」が放送されたのでさっそくレビューしてみたいと思います。コナーはフィリップから送られてきた事件当夜の動画についてアナリーズに相談するのだが。。。
ちなみに前回のレビューはこちら。
殺人を無罪にする方法 シーズン2 第12話 「脅迫メールの罠」あらすじ
原題は “It’s a Trap”
10年前
自身が「マホーニー裁判」に関わる弁護士だと、ローズに明かしたアナリーズ。
チャールズ・マホーニーは婚約者・ビッキーが自宅で殺されたことで、殺人罪に問われていた。
アナリーズはチャールズの弁護を請負い、事件当夜のチャールズのアリバイを証明するため、彼と事件当夜に会話を交わしていた人物=ローズに聴取を試みたのだった。
ローズとチャールズの供述を概ね一致、ローズは法廷での証言を約束し、チャールズの弁護に希望が差す。
ローズの証言によって、正式にマホーニー裁判の弁護が動き出したアナリーズ。
身重の身体にフランクを連れて1ヶ月近くオハイオへ出向することとなる。しかしアナリーズは勝ち目の見えてきた弁護にノリ気だ。
アナリーズとフランクはローズに対し法廷での模擬尋問を行うが、「息子の話題を持ち出さない」という約束に反しフランクが子供の話題をクチにする。そこから不安を感じ始めたローズは証言台に上がることを拒み始めてしまう。
アナリーズは妥協案として別室の証言で顔は出さず、声も加工する、ことを条件として提示する。
裁判が始まると検察側は、チャールズと父親が経営する会社 マホーニー投信の不正を指摘。その内情をしったビッキーを口止めするためにチャールズが殺害した、と訴える。
アナリーズはそれがでっち上げだと反論する。
裁判がすすみローズの証言の時がやってくる。しかし、別室から中継された証言席にはローズが姿を表すことはなかった。。。
土壇場でローズに逃げられてしまったことでアナリーズの面目は丸つぶれ。チャールズの親には「黒人女性で身重の姿の弁護士なら陪審の同情をひけるとおもったのに」「仲間(黒人女性)の評判を汚すなよ」と揶揄されてしまう始末。。。
ローズの元にやってきたアナリーズ。
アナリーズはローズが約束をやぶったことで、マホーニーの親が「許さない」と警告をするのだが。。。
現在
フィリップらしき人物から、ハプストール邸での事件の動画が送られてきたコナー。
アドレス名が「アルゴス」(ギリシャ神話の何でも見通す巨人の名前)であったことから、「フィリップには全てお見通しなのだ」と怖気づくコナー。
アナリーズは「アドレス名で脅してくるなんてオシャレじゃない」と皮肉。
学生たちと決裂した(第11話参照)ばかりのアナリーズは、助けを乞うコナーを嘲笑する。
さらに動画に映っていたのがウェス、ローレル、ミカエラの3人のみだったことからコナーの自作自演ではないか?とまで勘ぐる。
するとコナーは当夜、被弾したアナリーズを心配して屋敷に戻り止血処置をしたのだ(そのため動画に映っていない)、と訴える。
そのうえで、謝罪し、改めて助けを乞う。するとアナリーズは「やれやれ」といった感じで策を練り始める。
フランクの「ライラ殺し」の自白を聞かされたローレルは取り乱す。フランクがやったと信じられないローレルは彼の自白すらウソだろうと疑うが、フランクは「俺が殺した」とつぶやくばかり。
そこにアナリーズから電話がかかってくる。
大事な話の最中に電話に出ようとするフランク、ローレルは「ライラ殺しもアナリーズのためだったのか?」と勘ぐる。
電話に出たフランク、動画の件を聴かされローレルとともに事務所に向かおうとするが。。。
事務所にはウェスとローレル以外全員が集まる。
動揺する一同を諌めたアナリーズは、フランクにメールの発信元を調べさせる。
するとふたたびコナーのもとに「アルゴス」からメールが届く。
「36時間以内に100万ドル振り込まなければ、警察に通報する」というメッセージとともに、新たな動画ファイルが送られてきた。
今度は屋敷から逃げ出すコナーの姿もしっかりと映し出されていた。。。
いっぽう、ローレルはウェスの部屋にやってくる。
ウェスはアナリーズが残していった「マホーニー事件」の資料を読み漁っていたことに気づいたローレルは興味を示す。
するとウェスはその事件が、ウェスの母親に関わることなのだ、とローレルに明かす。
事情を聞かされたローレルは、マホーニー裁判について調べるためオハイオへ行こう、とウェスを誘う。
ウェスは「航空運賃もないし」反対するが、金持ちの令嬢であるローレルは父親のカードを使って、いそいそと航空券を手配してしまう。
オハイオにやってきたウェスとローレルは図書館で「チャールズ・マホーニー裁判」についての資料をさがす。
取り寄せた裁判の資料は膨大。そうとう長期化した裁判だったらしい。
資料の中に裁判の証言者リストを認めるローレル、その中には匿名の証言者も名を連ねていた。それが自分の母親だろうと直感するウェス。
母親が証言席に現れなかったことで、圧力をかけられ殺されたのだろうと考えたウェス。
さらに自分が大学に補欠合格したのもキーティングファイブに選ばれたのも、アナリーズの贖罪のつもりなのだろう、と勘ぐる。サムの事件から必死に守ってくれたのもそれが理由だろう、と。
アッシャーはフィリップのメールから不安を募らせ、自身が自供して逮捕されれば他の皆は罪を免れる、と考え始める。
ボニーは「今はまだ早い」とアッシャーを諭す。
アナリーズはフィリップからの脅迫への金策として、ミカエラを引き連れてケイレヴの元へやってくる。
ケイレヴは急に手のひらを返したアナリーズに怪訝な表情。
しかしミカエラが「キャサリンから証言を引き出せるのは兄のあなただけ」と諭されケイレヴも承諾する。
ウソの自白で刑務所に収監されたキャサリンは、アナリーズが手のひらを返してきたことに怒りをあらわにする。
涙ながらに口を開くキャサリンだが「フィリップのために私が殺したのかもしれない」「フィリップは兄さん(ケイレヴ)と違って私を見捨てなかった」とケイレヴへの協力を拒み、房へともどっていってしまった。
ケイレヴの説得が失敗に終わったことを聴いたアナリーズは肩を落とす。
ボニーは「全部自供して皆で牢獄に入るのも、今の状況とくらべたらマシかも…」とアナリーズを諭す。
アナリーズは一同を家に返し、明日また集まるようにと招集をかける。
ケイレヴはミカエラに、キャサリンが心を閉ざしたことを伝え、苦悩を吐露する。
アナリーズの存在がふたりの関係に壁をつくっていたが、お互い惹かれ合っていることを再確認し結ばれる。
アッシャーはボニーにすがろうとするが、ボニーはアッシャーへの想いをすでに断ち切っていた。
それを聞かされたアッシャーは肩を落とし家へと帰っていった。
アナリーズはネイトを食事に招く。以来、関係は良好な様子のふたりだが。。。
アナリーズの様子のおかしさに気づいたネイトは理由を訪ねるが、途端にアナリーズは激昂し席を立ってしまう。
帰ろうとしたネイトに、アナリーズは本音をぶつける。
サムの件でハメたことや、ニアの件で、ネイトが未だに恨みをもっており自分に近づいて復讐の機会を狙っているのでは?と勘ぐっていたアナリーズ。
それを聴いたネイトも怒りをあらわにするが、自分は「アナリーズを許した」と語り彼女を抱きしめ励ます。
コナーはオリバーが帰宅すると、別の大学に転入しようとしていることを明かす。
フィリップに家を知られていることを心配したコナーは、オリバーと共に大陸の反対側に移ることを考え始めていた。
ウェスとローレルは図書館をでる。
フランクからしきりにローレルへ連絡が入っていることに気づいていたウェスは、ローレルに何があったのかを尋ねる。
ローレルは自分がフランクを好きになったのは父親に似ていたからだ、と語りだす。
アナリーズよりも「酷い人間」だという彼女の父親、それに慣れていたからこそローレルは一連の事件を目の当たりにしても、他の皆より取り乱すことはなかったのだという。
父親のようにならないため家を出たのに、父親に似たフランクと付き合い、悪事に手を染めた自分を嘆いていた。
ウェスは自分のことを気にかけてくれるローレルに感謝をつたえ「君は悪人じゃない」と告げる。
優しくされたローレルは気の迷いから、ウェスとキスしてしまう。
正気に戻ったふたりは「私達疲れてるのね」と、気まずそう…。
翌朝、ローズの検死報告書をさがしにやってきたウェスとローレル。
資料によればローズは自殺と断定されていた。
予想はしていたものの他殺の可能性が否定され肩を落とすウェス。ローレルも焚き付けたことを反省し、帰路につこうとする。
アナリーズはネイトと一晩を明かす。
動画の件をネイトに明かし助言を求める。
ネイトはアナリーズの考えていたことに同調、動画について何も行動は起こさないほうがいい、と助言する。
アナリーズはそれを学生たちに伝えるが、コナーとミカエラ、アッシャーは反発するが、金は払わないまま期限の36時間を迎える。
するとふたたびメールが送られてくる。
そこには昨夜、ネイトとアナリーズが一緒にいるところを撮影された動画が添えられていた。
常に監視されているのだ、と戦慄する一同。
直後、ローレルが血相を変えて事務所にやってくる。
アナリーズとふたりで話すことを要求し、持ち帰ったローズの検死報告書をアナリーズに突きつける。
ローレルはウェスが閲覧する前に、検死報告書から1枚だけ資料を盗み取っていた。そこには「第一容疑者 被害者の12歳の息子」の文字が。
ウェスには事件当時の記憶がないようだったが、それによればウェスがローズを殺したようなのだが。。。