海外ドラマを多く放送している無料チャンネル・Dlifeで海外ドラマ 見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第9話 「狙われた子供」が放送されたのでレビューしてみようと思います。「ドリルの殺し方」を知るトーマスは重症を追って病院に担ぎ込まれるのだが。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第9話 「狙われた子供」 あらすじ
原題は “Broken Child”
レナに撃たれたトーマスは病院に運ばれる。
運ばれた病院はショーンが入院した病院、担当医は偶然にもマリアだった。
マリアはショーンの姿を見て警戒するが、クレアが「彼は記憶を取り戻した」と説明し、トーマスの治療に専念するよう促す。
ウェスはレナのために事態を隠蔽しようとしたが、銃声を聞きつけた付近の住民が通報済み。
レナは地元警察の手に委ねられることになってしまう。
レナは「ミンクスを守るためにトーマスを撃った」と動揺。
警察が病院に現れるとレナは覚悟をきめるが、ウェスは「自分が撃った」とウソの証言をして警察に同行する。
マリアの治療の甲斐もありトーマスはなんとか一命をとりとめる。
クレアとショーンは、トーマスの監視をロリンズに任せて手がかりを探しに行こうとする。
しかし、病院を出た途端、車に囲まれ拘束されてしまう。
同じ頃、警察に連行されるはずのウェスと同行したレナも黒ずくめの車に拘束されていた。
ロリンズはドリルの接触を危惧し、トーマスの病室から全ての電子機器を排除しろ、とマリアに要求する。
事態の説明を求めるマリア、ロリンズは「原子力発電所での出来事で、君にはわかっているはずだ」と告げる。
もちろん心当たりのあったマリアはロリンズの指示に従うことにする。
さらにロリンズは「小児病棟を見たい」と要求をだすのだが。。。
クレアとショーン、ウェスは国防長官のフロマーに拘束されていた。
フロマーは3人を施設送りにした上で、この件から手を引かせようとするが、クレアは「解決できるのは自分たちだけだ」と持ちかけ「自分たちを利用して事態解決にあたれ」とフロマーを説得する。
1日だけ猶予期間をもらった3人は解放される。
ウェスはレナを家に帰らせようとするが、レナはミンクスのために「自分も手伝わせて」と聞かない。
ロリンズは小児病棟にやってきて子どもたちをよく監視するように伝える。ドリルが接触することを危惧したのだ。
ロリンズはそこで紙のお面をつけた怪しげな少女に目を止めるが。。。
ショーンは病院にもどってくる。
病院を出た途端フロマーに拘束されたことで、ロリンズが密告したのでは?と考えたショーンはロリンズを問いただすが、自分は裏切っていないと告げる。
ショーンはトーマスの病室で様子を見ていたが、そこにマリアがやってくる。記憶をなくしていた間に彼女にしたことを謝罪する。
ロリンズは病院のなかを見て回る。
エレベーターにのると、件の仮面の少女がのってくる。ロリンズは警戒しながらも、病気の兄が入院しているというその少女と会話する。
すると突然エレベーターが停止してしまう。
助けを呼ぼうとするロリンズだが、エレベーター内の証明が激しく点滅しはじめる。すると少女はおもむろに注射器を取り出しロリンズに近づく。。。
ウェスとクレア、レナはトーマスの家に戻り、何か情報がないかと探していた。
クレアはトーマスが幼少期に収容されていた施設時代の写真を発見。
そこに添えられた施設職員のものらしきメッセージが、トーマスを親身に思っていたらしいことから、その人物に当たれば何かわかるかもしれない、と考える。
施設にやってきた3人は該当スタッフを探すが、スタッフの記録も患者の記録も残っていなかった。
施設内を捜索する一行はトーマスの写真がとられたらしい部屋を探す。
レナは件の発砲で気を落としていたが、クレアは励まそうとするがレナは彼女の好意を受け入れることができなかった。。。
病院では電気が戻り、エレベーターも復旧。
ロリンズはエレベーター内で倒れていたところを発見される。「麻酔薬を撃たれたらしい」とマリア。
ショーンは注射の傷口が太もも辺りにあったことから、「子供が注射」したのだと推測、そこから「ドリルが病院にやってきている」と連想する。
ドリルが来ているならトーマスを狙うはず、と考えたショーンはトーマスを安全な場所に移そうとする。
ショーンは病院内の改築エリアにトーマスを運び、ブレーカーを切って電気が通わないエリアを作り出そうとする。
レナは病院内の礼拝堂の前に足をとめる。
牧師に声をかけられたレナは自分のした過ちを懺悔するが、牧師は「許しを得るためには責任をとらなければならない」と諭す。
牧師の話を聴いていたレナは、トーマスの写真にメッセージを添えた人物がこの牧師であることに気づく。
クレアはとある女性患者の入居している部屋が、探している部屋だと察知する。
ウェスとクレアは部屋の壁紙をはがすと、そこには「少年に怪物がのしかかった」様な絵が描かれていた。。。
レナと牧師も部屋にやってきて、その絵に描かれた怪物は「ディルク」という人の魂にとりつく悪霊だ、と說明する。
牧師の話によれば、トーマスは「ディルク」について聴いてきたことがあったという。
クレアはその絵に描かれた少年が「トーマス」ではなく「エリオット」だと考える。
トーマスの話によれば、彼はドリルの指示に従って信号を送ることを拒んだ。そのためドリルはトーマスからエリオットに鞍替えした。そのためトーマスはドリルを消すためにしかたなくエリオットを殺したのだ、と。。。
ロリンズに注射した少女は、兄の病室に戻ってくる。
「おにいちゃん、ドリルがもう治ったって」と告げると、病床に伏していた少年は目をさます。
すると少女はお面を少年に渡し、「つぎはお兄ちゃんの番…」と告げる。
病院内では再び電気系統の以上が発生する。スタッフたちが混乱し行き交う中、少年はまっすぐにトーマスの元へ向かっていた。
ショーンはブレーカーを切って、ドリルの侵入を防ごうとしたが、少年が再びブレーカーをオンにする。
マリアは電気が戻ったことを不審に思い辺りの様子を見にトーマスのそばを離れてしまうが、その隙をついて少年がトーマスの元に忍び寄る。
少年はトーマスに話しかけ、「ドリルが聴きたいことがある」と語りだす。怯えるトーマスに「どうやって一番目を殺したの?」と問う少年。
トーマスは少年に応えることを拒む。
すると少年はトーマスの体につながっている蘇生装置に電源を入れようとする。
電源が入れば大量の電流が流れトーマスは死に至る。少年は問いに応えるように脅すが、トーマスは「自分と同じ過ちをするな」と諭す。
しかし少年にその思いは通じず電源を入れてしまう。感電するトーマス。
駆けつけたショーンがドアを蹴破りトーマスを蘇生させようとするが、トーマスが息を吹き返すことはなかった。。。
1982年の嵐の夜、トーマスは森の大木のふもとに仕掛けをほどこした。
ドリルが乗り移ったエリオットを騙して仕掛けに近寄らせたトーマス。嵐は雷雲を呼び、トーマスの仕掛けた電線を伝ってエリオットの体に雷がおち、ドリルは死んだ。
クレアとウェスは、トーマスの家に残されていた模型にまったく同じ仕掛けが再現されていることを突き止める。
そこから推測されたのは、ドリルは一度子供に取り付くと体を離れることができなくなる。
そのため、今回は取り付く相手を慎重に選んでいる。子供に取り付いた後でなければドリルを殺すことはできない。
つまり子供を犠牲にしなければドリルを倒すことはできない。その事実に憤るクレア。
フロマーにこのことが知れれば、ミンクスやヘンリーの命が危険にさらされると危惧したクレアはこのことを隠蔽しようとするが、フロマーはウェスたちに監視をつけており、既にその事実はフロマーに伝わってしまっていた。。。
フロマー自身も事実を知り憤っていたが、「子供ひとり犠牲にすればドリルを殺せる」と大統領に報告する。
子供一人を犠牲にすれば大勢を救える、と打診された大統領は決断を迫られるが。。。