当該記事は削除。しかし…
書類郵送から10日ぐらい過ぎた頃に、ふたたびアメーバから連絡をもらいました。
それによれば、「件のブログ主が自主的に該当記事を削除した」とのこと。
つまり、危惧していたとおり、アメーバ側では削除作業はせず、ブログ主に個人情報を提示したうえで、意見を聞こうとしたところ、相手側が「やべ!」と自主的に記事を削除した、ということでしょう。
情報提示されたのはやっぱり解せないけど、まあ記事が消えたので目的は達しました…
…と、おもいきや!
そのブログ主、こともあろうか、翌日にはすぐに同じ内容の記事を投稿していたのです!
削除申請は記事のURL(http://ameblo.jp/◯◯◯/entry-◯◯◯.html とか)単位で申請するため、該当記事を削除してもまったく同じ内容の記事をURL違いで投稿したら意味ないんです。
なんじゃこのクソボケカスっっっっ…!
確信犯だなコイツ、と思いすぐにアメーバに連絡。
するとふたたび削除申請をするように促されます。こちらとしては、書類取得と書類作成で半日ぐらいの時間と1500円近くかけてるのに、これを申請ごとに毎回せなならんのか?とちょっとお怒りモード。向こうがその度に記事上げ直したら無限ループや!
で、どうにかならんのか?とお伺いたてたところ、「書類はすでに受け付けているのでこれを元に、メールで削除申請お受けします」とのこと。
ほっ、よかった。。。
しかし、その返信に気になる一文を添えられてしまいました。
なお、本件に関しましては弊社において現時点では違反投稿であるとの判断には至っておりません。
(先の回答の通り、意見照会を経て発信者による自主的な削除がなされております。意見照会は申立人の権利が不当に侵害されていると信じるに足りる相当の理由の存否が明らかでない場合に行っております。)
予測していたとおり、アメーバ側ではこの件が「違法投稿」とは判断していない(少なくともこの段階では)らしい。
具体的なことを書いてしまうと、このブログは先述したように、所謂「ダビング交換」の情報交流所のように使用されているようなのです。
投稿されている記事すべてが、ダビ交にまつわる情報(所持データのリストや交換希望のデータリストなど)で、それはもう見て明らかなんです。それをもってしても違法性を判断できないのだとしたら、アメーバの法務およびカスタマーにまともな倫理感はないと言わざるおえないでしょうね。いいすぎました。
繰り返す再投稿
で、メールに寄る再削除申請を経て、ふたたび記事は削除されますが、また数日後には同じ内容の記事がアップされます。
もうほんとにループです。
以後、この流れを何回か繰り返します。そのたびにアメーバにメール連絡し、過去の経緯を添えて、メールでの削除申請を受け付けてもらいます。
むこうさんももう、なんとなく理解してるみたい。
ご依頼の件ですが、大変恐縮ながら先のお手続きについても発信者への意見照会をし自主的な削除が行われた経緯がございます。
本件についても、同様の削除請求をいただいた上で所定の手続きをとらせていただければと存じます。
なお、直近で必要書面・添付書面一式をいただいておりますので、今回のご依頼に関しては、本メールのご返信に請求内容を記載いただだき、その内容をもとに手続きをとらせていただきます。
相手も違法なことやってるのはもちろん承知のうえでしょうが、それにしても節操がねえな、という感じ。
これ、埒が明かないやと思い、ブログそのものの削除はできないのか?と打診しましたが、相手が「自主的に削除」したら「ブログの削除」までには至らない、というニュアンスの返信をされてしまいました。。。
や く に た た ね え っ !
顛末
この間、約2ヶ月をまたいでこの件に対処してましたが上記の通り繰り返すループなのでずっと対処し続けるのも難しくしばらくして放置。
どの段階でそうなったのかは確認していませんが、事の発端(昨年夏ごろ)から半年以上たった現時点では、該当の記事が削除されているようです。
ちなみにそのブログ自体は現在も健在。堂々と違法ダビング交換の内容を掲載しています。
依頼されたアーティストさんには、逐一報告をしてとりあえず現状でよしとしよう、という流れになったのでボクからの対処は終えました。
(かかった手数料分ということではないですが、手続き云々のお礼にお酒をおごってもらっいました♪)
んー、実質的な解決にはなっていないのですが、結局こういうケースの場合は後手後手の対処しか方法はないですよね。。。
相手が節操なしにやれば、やりたい放題だと思います。アメーバのコンプライアンス的にはこういうのありなんでしょうか…?