CSチャンネル・FOXで海外ドラマ ウォーキング・デッド シーズン7 第12話 「覚悟」が放送されたので感想がてらレビュー。リックとミショーンはジェイディスに献上する銃を探しに出かけるが。。。
ちなみに前回のレビューはこちら。
ウォーキング・デッド シーズン7 第12話 「覚悟」あらすじ
原題は “Say Yes”
リックとミショーンはジェイディスの要求(第10話参照)に答えるため、物資と銃の調達に明け暮れていた。
道すがら救世主のメンバーの車を見つけた二人はそこからこっそりと食料をくすねる。リックは思うように銃が見つからないことに焦りを感じていたが、ミショーンは焦らず探そう、となだめる。
そのころアレクサンドリアに残されたロジータも焦りをつのらせていた。救世主に立ち向かう人員を用意しても肝心の銃が見つからないのでは戦えない、と。
タラはロジータをなだめようとするが、復讐に焦るロジータは聞き入れず、ひとりで銃を探しに行ってしまう。
とある屋敷にやってきたロジータは銃らしきものを発見、ウォーカーを倒して銃を拾い上げるもそれはおもちゃの水鉄砲だった。。。「クソッ…」と漏らし悔しそうなロジータ。
リックとミショーンは壊滅したとある集落を発見する。
ライフル銃を背負ったウォーカーを倒し、銃と弾薬を拝借。本格的な武装品がありそうだ、とリックは俄然心を躍らせる。
集落が見渡せる建物に登ったふたり、どうやらその集落は囲われたサーカスの様な場所らしい。
大勢の人間と武器を持った兵士たちが滞在していたようだったが、いまはその全てがウォーカーと化していた。ここになら探していた武器がきっとある、と喜ぶ二人。するとふたりが登った建物の天井が重みで崩落、ふたりは建物の中へと落ちてしまう。
しかし、探していたものを見つけ上機嫌ふたりは落ちたことも何のその、笑い転げる。
さらに建物の中には大量の非常食が保管されているのを発見する。
1日中、銃を探しても収穫のなかったロジータはアレクサンドリアに帰還する。
ゲイブリエルの元にやってきたロジータは、彼に諭されてニーガンを撃つことをためらった(第8話参照)ことを後悔している様子。ゲイブリエルのことを責めるロジータだが、彼はこれからすべきことを考えろ、と諭す。
タラはジュディスの子守をしながら、自分が出会った海岸の集落・オーシャンサイドのこと(第6話参照)を思い出していた。
リックには集落のことは黙っていたが、これを話せばきっとリックは銃を奪いに向かう。当然向こうも応戦し戦いになってしまうだろう、と。
自分たちと共に戦ってくれれば良いのに、としつつもリックにはやはり黙っておくべきか…と悩む。
ミショーンは、銃を回収しジェイディスと共闘し、ニーガンを倒した後のことを考えていた。
救世主を壊滅させた後、それぞれのコミュニティーを先導する者が必要と考えるミショーンはその役をリックに担って欲しいと考えていた。
リックは自分がリーダーになることには難色を示したが、ミショーンとふたりでなら、それもいいと答える。
翌朝、二人は集落の囲いの穴を車で塞ぎ、外部からのウォーカー侵入を阻もうとする。
しかし車が故障しており、更に運悪く銃を持ったウォーカーが銃を乱射(引き金を引いたわけではなくトリガーがひっかかっていた)し事態は一変。ふたりは車に乗り込み何を逃れるが、車ごとウォーカーの群れに囲まれてしまう。
なんとか車から這い出し集落の中を逃げるふたり。
大量のウォーカーに追われながらもふた手に分散させ少しづつ削り倒していく。
もう少し、といったところでリックは観覧車によじ登り、遠くに野生のシカを発見。
(食料にしようとしたのか)シカに銃を向ける。しかしシカの背後からウォーカーが迫るのを見つけ、シカを撃つのをためらう(撃ってもウォーカーに食べられてしまうから?)
その一瞬の隙きにリックは不注意で観覧車から落ちてしまう。
ウォーカーに囲まれ銃で応戦するも、球切れ。ミショーンが駆け寄ったときには既にウォーカーたちが覆いかぶさり彼らのクチには鮮血したたる臓物がぶら下がっていた。
リックが死んだ…と衝撃をうけるミショーン。手から刀を落とし激しく動揺する。
そんなミショーンに気づいたウォーカーが彼女に迫るが、既の所でリックが現れる。リックはウォーカーに襲われてはおらず、件のシカを殺し、ウォーカーたちはそれに群がっていた。
リックはミショーンの刀を拾い彼女に投げる、とっさに気持ちを切り替えたミショーンは刀を受取り応戦。
リックが死んだかと思ったミショーンは涙を浮かべてリックに抱きつく。
ウォーカーを一掃したふたりは集落から武器を回収しアレクサンドリアへの帰路につく。
ミショーンは先の衝撃で憔悴していた。
リックは彼女を慰め、そして救世主との戦いの末に自分が死ぬことも想定すべきだ、と諭す。ミショーンはその言葉をうまく受け入れられないが、リックは「自分が死んだら君がみんなを導け」と伝える。
リックは回収した銃63丁をもってジェイディスの元にやってくるが、彼女は「これじゃ足りない」と一蹴。
リックは「銃はもっと探すから、戦え」とジェイディスに迫り、彼女は「イエス」と答える。ミショーンはリックをはげますが、ロジータはジェイディスのふるまいに納得がいかない様子。
銃が足りないことを鑑みたタラは、オーシャンサイドのことをリックに話す決意をする。
そのころ、ロジータは単身、ヒルトップへとやってくる。
リックが回収した銃からライフルをくすねたロジータは、サシャに協力を要請し、ふたりでニーガンを殺しに行こうと誘う。
サシャは協力する条件として「私に撃たせて」と告げロジータもそれを承諾。
生きて捕まれば救世主が優位になる、つまり捕まりそうになったら死ぬことも考慮しなくてはならない。そう決心した二人は独断で救世主の元へと向かうことに。。。
第13話「決壊した良心」は どうなる?
本国公式では第13話のトレーラーと画像が公開されています(日本からのアクセスではトレーラーを観ることはできません)
Youtubeで有志の方が公開しているものによれば、どうやらキャロルが王国に戻ってくる様子…。
さらに救世主との敵対は執拗に避けてきたエゼキエルが彼らに銃を向ける姿が描かれています。
第13話の原題「Bury me here」は「ここに埋葬してくれ」という意味。
トレーラーの中でも「Bury me here」と示された墓穴を前にエゼキエルがそれを見つめるシーンが描かれています…これは誰かが死ぬフラグなのか。。。?
感想&あとがき
[rating]
気丈なミショーンがリックの死を目の当たりにして(死んでなかったけど)珍しく凹んだ表情を見せたのが印象的。
まあここまで何度も死線を超えてきたリックがそう簡単に死ぬとは思えないんですがね。。。
ロジータの身勝手ぷりに拍車がかかっていってますが、彼女の独断行動にサシャが協力するとは、ちょっと驚き…!
エイブラハムの件もあったから彼女も黙ってはいられない、ってことでしょうか。ここで危惧してしまうのは、ヒルトップにいるはずのマギーが彼女たちに触発されないかどうか。
身重なマギーがグレンの復讐に燃えてしまったら…その先は悲劇しか待っていないでしょう。。。
タラはオーシャンサイドのことをリックに明かす模様…このままあのコミュニティが無関係のままストーリーが進むとも思えなかったので、やはり、という感じですね〜。
第13話ではエゼキエルがついに重い腰を上げるのか?
そのためにキャロルが一役かうのだろうか?
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