CSチャンネル・FOXで海外ドラマ ウォーキング・デッド シーズン7 第14話 「密かな断行」が放送されたので感想がてらレビュー。サシャとロジータはニーガンを殺すため、独断で救世主のアジトへと向かう。。。
ちなみに前回のレビューはこちら。
ウォーキング・デッド シーズン7 第14話 「密かな断行」あらすじ
原題は “The Other Side”
身重のマギーは、ジーザス、イーニッドらの協力もあり、ヒルトップで順調な産前を過ごしていた。
住民たちにウォーカーとの戦い方を教えるマギーとサシャ。
ヒルトップのリーダー・グレゴリーはマギーやさし屋がヒルトップに滞在していること、住民の多くが彼女たちを指示しはじめていることをよく思っていない様子。
そんなある日、アレクサンドリアから単身やってきたロジータがサシャに独断でニーガンを打ち取りに行く案を持ちかける(第12話ラスト)
サシャはリックたちが救世主と戦うために準備をしていることも承知していたが、ロジータからの誘いを受けて先んじてニーガンを倒しに行こうと考える。
彼女の考えを知ったジーサスとイーニッドは止めるが、サシャの決意は変わらなかった。
マギーのために残るように諭すのだが、聞く耳を持たないサシャ。その様子に諦めたジーザスは「マギーにも伝えてから行け」と告げる。
サシャは尚もマギーには伝えないで行こうとするが、それならとイーニッドは10分後に自分が話す、とサシャに追い打ちをかける。
救世主から追われる身となったダリルはヒルトップに身を隠していたが、そんななか救世主のサイモンが来訪する。
マギーとダリルは地下倉庫に隠れ、サシャとロジータは裏門からヒルトップを脱出する。
ヒルトップを出たサシャとロジータは移動用の車を探して放浪する。
道中、エイブラハムのことで言い合いになるふたり。感情的になるのを抑えたサシャがニーガン急襲の計画について語る。
アジトに侵入したことのなるジーザスから情報を得たサシャは外部から狙撃する案を提示するが、ロジータはアジトに潜入して至近距離で確実に殺したい、と意見が分かれてしまう。
ヒルトップでは、マギーとダリルのふたりを隠した地下倉庫に救世主のメンバーが近づく、イーニッドは話しかけて気をそらせようとするが大した時間稼ぎにはならなかった。
地下倉庫に救世主が入ってくるとマギーとダリルは戦々恐々。息を潜める。
ダリルは見つかる前に相手を殺そうとナイフを握るが、既の所でマギーがそれを止める。救世主メンバーはそのまま地下室を出ていき難を逃れた。
マギーはダリルの様子がおかしいことを問う。
ヒルトップに来てからと言うものマギーと話すことのないダリルだったが、マギーに問われると「(グレンのことは)俺が悪い」と涙を流しながら謝罪する。
マギーは「あなたのせいではない」「あなたは希望よ」と励まし志は同じであることを告げる。
サイモンはヒルトップの医者・カーソンを訪ねる。
サイモンが探しにやってきたのはダリルではなくカーソン。救世主アジトの医者・エメットが死んでしまった(第11話参照)ため、代わりとなる人材を補充しにやってきたのだった。
実のところ、エメットとカーソンは兄弟医師であったが、自分が招集されるということは即ち兄・エメットが死んだだためだ、と察するカーソン。抵抗できないカーソンはニーガンの元へ移ることに。
グレゴリーもサイモンには逆らうことができないが、カーソンがいなくなっては住民の不安が募り統率が難しくなる。
それを告げてカーソンを引き留めようとサイモンにもちかけるが、当然のごとく取り合ってはもらえない。「何か問題が起きたらアジトに伝えに来い」とだけ言い渡す。
サイモンはカーソンを連れてヒルトップを去る。
グレゴリーの危惧していたとおり住民たちには動揺が広がる。身重なマギーにはカーソンの診療が必要だったためイーニッドも憎々しげな表情。。。
サシャとロジータは道すがら、ウォーカーたちが隔離されたフェンスエリアを発見。火をおこしウォーカーたちの気をそらしつつ、エリア内に乗り捨てられた車を調達する。
車に乗ってアジトにやってきた二人は、サシャの発案どおり遠目にアジトを監視する。外敵対策のため指示を出すユージーンの姿も目撃。
冷静になった二人はひととき談笑にふける。ロジータは生き残る術を体得するため、これまで様々な人達に取り入ってきたと語る。そんな中で出会ったエイブラハムだけは自分のことを認めてくれていた、と語り彼とサシャとの関係を憎んだと明かす。
ロジータの正直な本音を聴いてサシャは感謝を告げ、ロジータは涙を流す。
意気投合した二人の心情は自ずとニーガンへの復讐へと向いていく。
話し終えたサシャがふたたびアジトの方に目をやると、カーソンが連れてこられたところだった。
彼が拘束されたことにショックをうけるサシャ(マギーのために必要な人物だったから)。
するとその直後、アジトの中からニーガンが姿をあらわす。サシャは銃のスコープを覗き込みニーガンを狙うも、すぐそばにユージーンがいて撃つことができない。
情報を得ようと、ロジータは救世主から奪った彼らの無線機をオンにする。
そこから流れてきたのは、ユージーンが「主任技術者」として救世主メンバーたちに指示を出している様子。そしてニーガンが今夜「婦人の間」で就寝するという情報だった。
ふたりは作戦を変更、ロジータの提案した潜入作戦を決意する。
ヒルトップでは、グレゴリーがジーザスを呼びつける。
新入り(イーニッドやダリル)に仕事をさせろ、と命令し、彼らの滞在を救世主にバラすかのごとく脅しをかける。
グレゴリーの脅しを受けたジーザスは発奮。さらに「私は友人は守る、君は友人ではないようだ」とジーザスに半ば絶縁ともとれる言葉を叩きつける。
憤慨して部屋を出るジーザス。そこへダリルが現れサシャとロジータの姿がないことを伝えにやってくる。
その夜、見回りにやってきたユージーンと救世主メンバーの男。
唐突に男の頭が縦断に撃ち抜かれる。驚いてしゃがみこむユージーン。フェンス越しにロジータとサシャが駆け寄る。
ロジータはフェンスをこじ開けてユージーンを助け出そうとするが、彼は一緒にいくことを拒み、アジトの中へ戻っていってしまう。
ユージーンが裏切ったことを知り激昂するロジータ。
サシャがフェンスをやぶり中に入る。「見張っていて」とロジータの気を反らしている間にサシャは再びフェンスを閉じてロジータを締め出してしまう。
困惑するロジータに「あなたの時はまだよ」と笑顔で告げるサシャ。彼女はひとり武器を手にアジトの中へと走っていってしまった。。。
見張りがやってきて逃げるしかなかったロジータ。
物陰で泣き崩れる彼女の前に、ボウガンを背負った男が現れる。。。