【海外ドラマ】ウォーキング・デッド シーズン7 第15話「余地なき選択」レビュー

ウォーキング・デッド シーズン7 第15話

CSチャンネル・FOXで海外ドラマ ウォーキング・デッド シーズン7 第15話 「余地なき選択」が放送されたので感想がてらレビュー。タラの証言をうけてリックたちはオーシャンサイドに向かうことになるのだが。。。

ちなみに前回のレビューはこちら。

【海外ドラマ】ウォーキング・デッド シーズン7 第14話「密かな断行」レビュー

ウォーキング・デッド シーズン7 第15話 「余地なき選択」あらすじ

原題は “Something They Need”

タラはオーシャンサイドの存在(第6話参照)とそこに大量の銃があることをリックに明かす。
シンディーとの約束でオーシャンサイドの存在は誰にも話さないと誓っていたため、タラはリックに話しつつ自分を責めていた。

リックたち一同はオーシャンサイドの集落近くに罠を仕掛け待機する。

アーロンのパートナー・エリックはリックに付き従うことに以前は反対していたが、救世主と戦う決意をしていた。アーロンはエリックの心変わりに感謝の意を伝える。

ヒルトップにいたジーザスとダリルもリックたちに同行していた。ジーザスはサシャとロジータの独行(第14話参照)を止めるべきだった、と後悔していた。

ウォーキング・デッド シーズン7 第15話 ウォーキング・デッド シーズン7 第15話

そのころ、救世主のアジト。

ひとりでアジトに潜入したサシャは捕まり独房に入れられていた。
救世主のひとり・デイヴィッドはサシャの独房にやってきて彼女の体をなでまわす。飲水と引き換えに「やらせてくれ」と言いよるがサシャはヘッドバッドを喰らわせ拒絶する。
デイヴィッドは尚もサシャを陵辱しようとするが、そこにニーガンが現れ「お前は一線を越えた」と彼のクビにナイフを突き刺し殺してしまう。

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ニーガンはデイヴィッドに引き裂かれたTシャツの代わりをサシャに与え、彼女に語りかける。
ニーガンはエイブラハムとグレンを殺した際(第1話参照)にサシャも現場にいたことを思い出す。彼女が復讐にやってきたのだと感づき、ひとりで乗り込んできたことに称賛を送るニーガン。

「リックの差し金か?」確認するとサシャは「リック?あんたの愛人?」と悪態をついてみせる。

デイヴィッドを殺したナイフを床に置き「君にやる」とニーガン。
そのナイフをもって、ニーガンを殺しに来てもいいし、自殺してもいい、転化して蘇ったデイヴィッドにトドメをさしてもいい、と。
さらにデイヴィッドが減った代わりに「仲間になれ」と懐柔を試みるニーガン。「誰にでも過去はある」「俺達は怪物じゃない」とサシャを本気で救世主に迎え入れようとするニーガン。
サシャはそれを黙って聴いているのみだった。。。

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しばらくするとユージーンがサシャのために寝具をもって独房へやってくる。

サシャはユージーンが何かされたのか心配するが、彼は「救世主に守られている」と告げる。
ニーガンがサシャを懐柔しようとしたことを聞かされたユージーンは、自分と同じように受け入れるようサシャを諭す。

一時はエイブラハムに憧れ、強い者を目指したユージーンだが第1話の処刑を目の当たりにして、それが幻想だったと実感する。
恐怖に怯えるよりも救世主に同化することで恐怖を感じなくなったことに安堵していた。

ユージーンの弁を黙って聴いていたサシャは彼に立ち去るように伝え、ユージーンは独房を去る。

しばらくするとデイヴィッドの遺体が転化し、目を開く。

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マギーはヒルトップの住民に作物の栽培指導をしていた。
手際の良さに住民は彼女の手腕をかっていたが、ヒルトップのリーダー・グレゴリーはそれが面白くない様子。

マギーはヒルトップの門外に自生していた植物を掘り起こし、集落の畑に移そうと外へ出る。
グレゴリーもその後をおって外へやってきた。「マギーと話したい」と語りかけるグレゴリー。

ダリルとジーザスは出かけ、医者のカーソンも連れ去られたのに、「なぜヒルトップに残る?」と問うグレゴリー。
「カーソンを連れ戻す気がないの?」と嘲笑ぎみのマギー。口論になりかけるとグレゴリーは「もっと柔軟になろう」と提案する。
マギーもその意見に同意し「あとで話しましょう」と告げる。

マギーの仕事が終わるまで「見張っててくれない?」と頼まれたグレゴリー。
ナイフを取り出し辺りを警戒するが、ナイフを手にしたままマギーが視界に入り、一瞬不穏な事を感がてしまう。
すぐに頭を降って払拭するが、そのとき遠くにウォーカーの姿を認める。

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ウォーカーの姿にうろたえつつも「妊婦に守られる気はない」と強がるグレゴリー。
しかし、土壇場でやはり怖気づき、マギーがウォーカーを始末する。しかし死角からもう一体のウォーカーが現れグレゴリーに襲いかかる。「マギー助けてくれ!」と叫ぶグレゴリー。既の所でマギーが駆け寄りもう一体のウォーカーも始末する。

そこに通りかかったヒルトップの物資調達部隊の面々。
グレゴリーのみっともない姿に呆れつつ、マギーは「練習中なの」とフォローを入れる。

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そのころ、タラは銃を持ってオーシャンサイドの長・ナターニャの家に忍び込む。
彼女の背後をとり椅子に座らせるタラ、そこへシンディもやってくる。タラが約束をやぶったのだと察知するシンディ、彼女も椅子に座らせられる。

救世主と戦うことを明かすタラ。
「協力して戦おう、そうでなければここを占拠する」と脅す。ナターニャは頑なに反対するが、シンディは「戦うべきだ」とリックとの話し合いに応じるようナターニャを諭す。

しかし、タラが説得のためにリックから与えられていた時間はわずか。その時間を過ぎてしまった。。。

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オーシャンサイドはリックたちによって襲撃される。
爆薬を仕掛け住民たちを追いやり、戦闘要員のビアトリスやキャシーをリックたちが拘束する。

タラはナターニャとシンディを話し合いの場に連れて行こうとするが隙を疲れて逆に拘束されてしまう。
銃を奪われるも、タラの銃には元々弾は込められていなかった。「傷つける気はない」と明かすタラ。

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リックは住民たちを一箇所に集め「誰も傷つく必要はない」と説得する。

しかしタラを人質にしたナターニャがやってきて「今すぐ帰らないとタラを殺す」と脅す。
それでもリックは「武器をよこせ」と引き下がらない。

ミショーンは木の上からナターニャの頭を狙っていたが、それに気づいたタラが「ミショーンやめて」と止める。

シンディは集められた住民たちに「リックが救世主と戦おうとしている」ことを話す。
ざわつく住民たち。ナターニャは尚も協力を拒むが、話を聴いたビアトリスたちは「協力すべきでは?」とつぶやく。ナターニャは「ひどい目にあったのに忘れてしまったの?」と住民たちに語りかける。

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一行の問答を木の上から監視していたミショーンは近寄ってくるウォーカーを発見する。
「ウォーカーよ!」と警告するミショーン。シンディはその隙きにナターニャを殴り倒すが、集落襲撃の音を聞きつけて付近のウォーカーたちが大量に集まってきてしまっていた…!

リックたちとオーシャンサイドの戦闘要員が協力し、ウォーカーたちを一掃していく。
事が終わると、リックとビアトリスは握手。ナターニャは尚もリックの提案を拒み続け、「銃を持って消えて」と立ち去る。

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翌朝、ニーガンがサシャの独房にやってくると、デイヴィッドの頭にはナイフが突き立てられていた。

にやけるニーガン。サシャは涙を浮かべながら「アナタの勝ちよ」とつぶやき、救世主に加わる姿勢をみせる。
ニーガンはリックたちが何か企んでいる、とにらみ阻止しようと考える。

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サシャが決意したことを知ったユージーンは彼女の独房にやってくるが、サシャは考え直し「今も仲間が傷めつけられている」とやはり救世主の軍門には下らないことを告げる。

「ニーガンを殺せなかったらそこで終わり」と語るサシャは自殺を決意する。
「自分が生きている限り、自分を利用してリックたちが苦しめられる」と危惧したサシャはユージーンに「ナイフでもカミソリでも何でもいいから自殺できるものを持ってきて」と伝える。

ユージーンは彼女を止めようとするが、サシャは涙ながらに「私を利用させないで」と懇願する。
ユージーンは「よく考えてみるよ」と返事を返すが、独房の扉の向こう側ではその返事を聴いてニヤリと微笑むサシャの姿があった。。。

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リックたちはオーシャンサイドから銃火器を押収する。
タラは「終わったら返す」と説明、シンディは自分たちも協力したい旨を伝えるが、集落はバラバラになることはできずナターニャが反対している以上加勢できないことを伝える。

タラは改めてシンディにお礼を言い、シンディも「戦ってくれてありがとう」と別れを告げる。

ウォーキング・デッド シーズン7 第15話

ユージーンはサシャの要求に答え自殺のための道具をもってくる。
それはアンバーのために作った毒薬(第11話参照)。それを見たサシャは落胆する。彼女には自殺するつもりは毛頭なく、ユージーンが凶器を持ってきてくれれば、それをつかってニーガンを襲うつもりだったからだ。毒薬ではニーガンを急襲することはできない。

そうとは知る由もないユージーンは、彼女との別れを惜しむ言葉を残し去る。

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アレクサンドリアに帰還したリックたち。そこには同じく独りで戻ってきたロジータの姿があった。

ロジータは「客が来ている」と彼らを監房に案内する。
檻の中にいたのはドワイト。彼の姿を認めたダリルは興奮し襲いかかろうとするが、リックがそれを止める。

ドワイトはリックたちに協力を申し出る。
彼の言葉をにわかには信じられないリック。ドワイトに銃を向け「ひざまずけ」と言い放つ。。。

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