【海外ドラマ】ウォーキング・デッド シーズン7 第16話「遺志を継ぐ者たち」最終回レビュー

ウォーキング・デッド シーズン7 第16話

献辞

ラストのクレジットで「バーニー・ライトソンに捧ぐ」の文字が流れました。

バーニー・ライトソン(Bernie Wrightson)

このバーニー・ライトソン(Bernie Wrightson)氏はどうやら、60年台からイラストレーターとして活動されていた方で、DCコミックスマーベル作品などの制作に参加し、アメコミ業界で多大な影響を残した方だそうです。
癌の闘病生活の末、3/18に68歳で他界されたとか。。。

直接「ウォーキング・デッド」シリーズの制作に参加していた方ではないようですが、ホラー作品などを執筆していたことから、アメコミ原作である「ウォーキング・デッド」においては、制作陣に多大な影響を与えた人物なのだそう。

特にプロデューサー陣やウォーカーの特殊メイクを担当しているクリエイター グレゴリー・ニコテロなどはライトソン氏の創作から大きな影響を受けているそうです。

ウォーキング・デッド シーズン8 はどうなる?

いまのところシーズン8の正式な公開日は未定とされていますが、制作は既に始まっている模様。
今年の7月に開催予定の「The Walking Dead’s San Diego Comic Con panel」(サンディエゴ・コミック・コンペ)にて正式な放送日が発表される予定だそうです。

ファンコミュニティの予想では2017年10月14日〜2017年10月21日の放送開始が濃厚そうだ、とのこと。

またスピンオフ作品の「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」の第3シーズンが、本編シーズン8の公開前に放送される予定だそうなのでこちらも楽しみ楽しみ。。。

スコット・M・ギンプル

脚本家でショーランナーも務めるスコット・M・ギンプルは「シーズン8の最初の4エピソードは癒やし破壊の要素があるだろう」と示唆しており、なにやら出だしから衝撃が走りそうな予感も…
本シーズンの出だしのように最悪の悪夢的光景からスタートすることは避けてほしいですが。。。苦笑

感想&あとがき

[rating]

救世主への反旗の狼煙をあげたシーズン7フィナーレ。
さすがにラスト1話だけでは決着はつかなかったものの、ヒルトップやモーガンとキャロルの再合流、王国の正式な共闘など得るものはだいぶ大きかったはず。

代償としてメインキャストであったサシャが命を落としてしまいましたが。。。
ロジータやミショーンも負傷しているもののメインキャストがサシャ以外欠けなかったのは奇跡的かも…?

終始、サシャの回想(記憶?願望?夢?)シーンがフィードバックされたのも印象的。
回想シーンとは言えエイブラハムがカムバック登場したのもちょっとうれしかったり。。。

 

それにしてもニーガン曰くの「ゴミ人間」まじゴミ人間だったわ〜!苦笑
人数と佇まいから強力な戦力になるかと期待してたのに、あっさり手のひら返すなんて…しかもニーガンに気圧されるわ、そそくさと退散するわでマジゴミ人間だった。。。
(アレクサンドリアにやってくるときにチャリンコに乗ってきたのは可愛かったけど。苦笑)

にしても、ジェイディスが「リックと寝る」って言ったのはいったいなんだったのか。。。

チャリで来たジェイディス

ラストでダリルが拾った人形…あれはドワイトからのメッセージだったのかな?
だとすればドワイトは、本気でニーガンを倒すつもりだったけど、ニーガンが上手で計画が失敗、流れに身を任せるしか失くなった…とか?
それならば、次シーズンでも救世主に潜伏するスパイとしてリックたちに協力することを望めるかもしれないですね・・・。

 

決着は次シーズン持ち越し、という続編ありきな展開ではありますが、肝心な点をクリフハンガーにしないで締めてくれたことには感謝ですね。
次シーズンの開始が明確に示されていない状態で、モヤモヤさせられたらたまったもんじゃないですし。笑

リックも第1話のときのようにニーガンに脅されて怯まない、強いリックに変貌を遂げたのは頼もしいかぎり。
まあ何より「王国強ぇな!」「シヴァ強ぇな!」って印象がでかいですが。

 

最後に、サシャが棺の中で聴いていた曲、ダニー・ハサウェイの「いつか自由に」を。

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