CSチャンネル・FOXで海外ドラマ ウォーキング・デッド シーズン7 第8話 「生きる意義」が放送されました。アレクサンドリアに帰り着いたリックを待っていたのは、まさかの悪夢の再演だった…。
ちなみに前回のレビューはこちら。
ウォーキング・デッド シーズン7 第8話 「生きる意義」あらすじ
原題は “Hearts Still Beating”
リックの家で彼の帰りをまつニーガン。
トレードマークの髭を剃り、カールと食卓の準備をととのえる。オリヴィアは前回命令されたとおりにニーガンにレモネードをつくり、コップに注ぐ。
リックとアーロンは湖面に浮かぶクルーザーを発見する。(前回は館かと思っていましたが船でしたね)
船の中に物資があるとふんだ二人はウォーカーが蠢く湖を穴だらけのイカダで渡ることに。穴だらけのイカダには水が入り込み沈没寸前。湖面にうかぶ別のボートに乗り移ろうとするがウォーカーに引きずり落とされたアーロンは湖で水中でウォーカーに囲まれてしまう。
水の中に沈んだアーロン、もうダメかと思いきや別の場所から浮かび上がり生還。なんとかクルーザーにたどり着いた二人は船を対岸につけて物資を運び出す。
しかしその様子を遠巻きに監視する謎の人物の影が…。
救世主に捕まっているダリルは、何者かの助けをうけて(第7話参照)独房から脱走。服と食料をうばい外へ出る。
救世主のメンバー ファット・ジョーイに見つかってしまう。彼は命乞いするのだがダリルは聞く耳を持たず鉄パイプを何度もふりおろす(このシーン、ニーガンのアレを彷彿とさせます…)
一足違いで現場に現れたジーザスは唖然。ダリルはジョーイの拳銃を拾い、ふたりでアジトを脱出する。
ミショーンは救世主の女性メンバーを拉致し車で救世主のアジトへ向かう。
戦う意思を伝えるミショーンと一向に口を聞かないその女性。やがて救世主のアジトが見えるところまで到達するとミショーンはその規模に愕然とする。女性は立ち向かっても無駄よ、といわん表情。
ミショーンに銃と車を託し、自分を殺して帰れと諭す。そのとおりにするミショーン。
いっぽう、王国から離れひとりで生活し始めたキャロルのもとにモーガンが食物を届けに来る。
エゼキエルも個人的に食品を届けているらしく、キャロルの家には充分すぎるほどの食料が。モーガンが帰ろうとしたところに王国の一員・リチャードが訪れ、ふたりに話がある、と語り出す。
リチャードは救世主と戦うようエゼキエルを説得してくれ、とキャロルに依頼する。
エゼキエルは救世主と物資供給の契約を交わし、契約のおかげで王国は平和を保てているがリチャードはそれがいつ終わるかわからない、と不安を語る。多くの王国民は救世主の存在すらしらない様子。
しかし、王国とも救世主とも関わりたくないキャロルはその依頼を拒否。非戦闘思想をもつモーガンもそれに従わない。
リックたちよりも先にアレクサンドリアに帰還したスペンサーたち。せっかく見つけた武器や食料もその場で救世主たちに奪われてしまう。
ロジータはユージーンの作った弾丸を手に、ニーガンを襲う意志があることをゲイブリエルに相談する。しかし「時期をまつべきだ」と諭され、納得してみせる。
スペンサーはリックがいないのを見計らって、酒を手にニーガンに取り入ろうとする。
ニーガンのご機嫌をとり、リックの代わりに自分をアレクサンドリアのリーダーとして認めてくれ、と頼むスペンサー。しかしニーガンは「お前にはガッツがない」と、自分をリック殺しの駒にしようとしたスペンサーにつっかかり、彼の腹をナイフで裂く。
内臓が飛び出し絶命するスペンサー。
それをみていたロジータは怒りのあまり銃を取り出しニーガンにむけて発砲する。
そのころリックとアーロンはアレクサンドリアに帰還。
救世主たちがいることに、いっきに不安を覚えるリック。物資をあらためられる最中、いちゃもんを付けられたアーロンはボコボコにされてしまう。ボコボコアーロンをつれてリックが町中に向かうと銃声が聞こえてくる。
現場に向かうと、ロジータの撃った弾はルシール(ニーガンの鉄格子バット)にめり込んだだけでニーガンには届かなかった。
「俺を殺そうとしやがった」と憤慨するニーガン、部下のアラットがロジータを取り押さえ顔にナイフを当てる。弾丸を自作したことに驚いたニーガンは誰が作ったのかを問う。ロジータは頑なにユージーンの名を明かさないが、しびれを切らしたニーガンはアラットに「誰かひとり殺せ」と命じる。
アラットは近くにいたオリヴィアを射殺。
そこにリックがかけつける。契約と違う!と憤慨するリックだが、カールを送り届け、裏切り者のスペンサーと大食漢のオリヴィアを始末してやったぞ、と得意げなニーガン。
依然、弾丸の作り主をさがそうとするニーガンに、タラが「(弾丸を作ったのは)自分だ」とウソをつこうとするが、それを制止するように怯えたユージーンが自分だと告白する。
ニーガンは物資とユージーンを連れてアジトに帰っていった。
呆然とするリック。
その背後では絶命したスペンサーが転化しウォーカーに。一思いに頭を突くリック。
ミショーンも帰還し事の成り行きを察する。
救世主のアジトを発見したと告げる彼女は、人を集める必要がある、とリックと戦う意志を確認する。
翌朝、ヒルトップの見張り台にたつマギーは笑みをこぼす。
ミショーン、カール、ロジータ、タラを連れてヒルトップを訪れたリック。マギーと再会し戦う決意を伝えるリック。ジーザスとともにヒルトップへ帰還していたダリルとも再開。
ダリルはファット・ジョーイから奪った拳銃をリックにわたし、一行は意を決したようにヒルトップの中へ…。
場面はかわり、夜間アレクサンドリアの見張りをするゲイブリエル。
それを遠くから双眼鏡で監視する謎の人影が…どうやら船から物資を運び出すリックを監視していたのと同じ人物のようだが。。。
コミュニティ同士の結託展開くるか…?
スペンサー、オリヴィアの死、ミショーンの説得を受けてリックは救世主と戦うことを決意した模様。
ヒルトップの不安要素としては、現リーダーのグレゴリー。
マギーに対しても否定的な態度で、救世主のサイモンが訪れた時はマギーを売ろうとしていましたし。。。ヒルトップでの自身の地位が脅かされつつある今、彼がどんな行動に出るのか…一抹の不安が残ります。
さらに予想してしまうのは、やはり「王国」との結託。
王国の一員であるリチャードはキャロル経由で国王・エゼキエルの鼓舞させようとするのですが、キャロルに拒まれてしまい。打つ手なし状態…?アレクサンドリアがヒルトップと王国を味方につけることができれば戦力の増強はかなり心強いものになるはず…。
第6話でタラが遭遇した浜辺の集落なんかもどうにか取り込むことができれば…!
もしかしたら、もしかするかもしれないですよねぇ…。
新シーズンの制作もひっそりと決定
本国テレビ局のAMCはウォーキング・デッドの第8シーズンの制作を発表したようです。
具体的な公開時期はまだ未定とされていますが、過去シーズンの慣例を参考にするならばだいたい10月ごろから放送が開始されるのでは?と予想されているようです。
また、スピンオフシリーズである「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」の続編、第3シーズンの制作も発表された模様。
こちらは既に制作が開始されており、2017年の4月より本国で放送開始予定だそうです。
シーズン7は中休みへ
そしてそして、エピソード8の放送をもって本国では放送の中休みに入ってしまわれました。日本での放送も本国に合わせて休止、再会は来年2017年の2月からだそう…。
せっかく盛り上がってきたところなので、残念。。待ちきれないぞ〜。。
それにしても、海外ドラマで中休みってシステムあるんですね…。
個人的には大好きなマンガ「ハンターハンター」が年単位の休載中なので、再開時期のお知らせがあるだけすごく良心的に感じてしまいますが。苦笑
感想&あとがき
[rating]
うおーまたも被害者が…!スペンサーは自業自得感ありありですが、なぜオリヴィアまでーー!!
バカ女・ロジータの暴走と失敗の犠牲者になってしまったオリヴィア。。。まあこれがきっかけとなってリックの闘志に再度火がついたわけでもあるのですが。。。
転化したスペンサーはサクッとやられちゃって何か哀れ。苦笑
湖のシーンでは「アーロン逝ったああああああっ!」と思いきや生きてた!よくぞ生きてたな、という感じ。ボコボコにされるシーンで死んじゃうのかとも思ったけどなんとか持ちこたえました。よかった。。
無事生還したダリルとリックの再会。男泣きで抱き合うシーンちょっとウルっとしてしまったよ。。。
そしてリックとアレクサンドリアを監視する謎の人物。
あのクルーザーの持ち主、ではないのかな?この人物がどういう立ち位置で登場してくるのか…明らかになるのは来年2月。。。待ち遠しいなあ…。
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