CSチャンネル・FOXで海外ドラマ ウォーキング・デッド シーズン7 第9話 「戦いの礎」が放送されました。シーズン中休みからいよいよ再開したシーズン7後半戦!ダリルと再開したリックたちは妥当「救世主」のために立ち上がるのだが。。。
ちなみに前回のレビューはこちら。
シーズン7 前半戦のおさらい
第8話からだいぶインターバルが空いてしまったので、シーズン7の前半戦をかるくおさらい。
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シーズン6ラストで救世主に捕まってしまったリックたち。
救世主のニーガンが現れ、ひざまずかせたリックたちの中から独りを殺す、と宣言。選ばれたエイブラハム、さらに不意打ちでグレンもニーガンの格子バット・ルシールによって殴り殺されてしまう。
目の前で仲間を殺され悲嘆にくれる一同、さらにリックは息子・カールも餌食にされそうになり、救世主への献上契約を承諾してしまう。
ダリルは救世主に人質として連れて行かれ、残った一同は解放される。
そのころアレクサンドリアから離脱したキャロルは負傷、彼女をおってきたモーガンと共に「王国」に救われる。
手当を受け、豊かな暮らしを送る王国に迎え入れてもらえることになるも、キャロルは独りで生きていくことを貫き王国をあとにする。しかしモーガンや王国のリーダー・エゼキエルは、キャロルを気にかけ、その後も彼女の面倒を見ようとする。。。
救世主のアジトに監禁されたダリル。
脱出を試みるも成功せず、ダリルの一本気な根性を気に入ったニーガンは彼を屈服させようとする。ダリルの世話役を任されていたドワイトは自らがニーガンに屈服するしかなかった状況とダリルを重ねながら、ダリルもドワイトの苦渋を理解しつつあった。。。
解放された一同はアレクサンドリアに帰還していた。
そこへニーガンが来訪する。アレクサンドリアからいっさいの銃を取り上げ服従させる。住人たちの中にはニーガンのいいなりになるリックをよく思わない者もいるようだが。。。
いっぽう、マギーとサシャは解放後アレクサンドリアには戻らずヒルトップで暮らしていた。
ヒルトップのリーダー・グレゴリーは彼女たちを追い出そうとするが、ジーザスがそれを止める。ヒルトップもアレクサンドリアと同じく救世主たちの搾取をうけており、救世主のサイモンが来訪する。
グレゴリーはマギーをサイモンに売ろうとするが、事前にそれを察知したジーザスが阻止する。
その頃、アレクサンドリアから離脱したイーニッドはヒルトップを目指していた。
彼女を気にかけていたカールも後を追う。サイモンたちが来訪しているのを見て、カールは救世主のトラックに潜り込みアジトを目指す。しかしそのトラックにはジーザスも相乗りしていた。。。
救世主のアジトへ向かう途中、ジーザスは少し手前で降りたほうがいい、と進言。
そうするのだが、カールは従わずにそのままトラックに乗って救世主のアジトへと潜入する。銃を乱射し救世主のメンバーを2人殺すも、ドワイトたちによって取り押さえられてしまう。
ひとりで乗り込んできた度胸をたたえたニーガンはカールをつれてアジトの中を案内する。
ちょうどアジトの中では命令にさからったメンバーの見せしめ処刑が行われていた。それはまさにドワイトが受けた拷問(顔を焼かれる)と同じで、ドワイトやダリルは複雑な表情でそれを見つめる。カールもニーガンの恐ろしさをまじまじと見せつけられ恐怖を感じてしまう。
そのころ、ヒースとタラは物資調達に出かけていたが封鎖された橋で大量のウォーカーと遭遇、タラはひとり川におちて流されてしまう。
流された後、とある海岸に打ち上げられたタラは近くで暮らす少女に食料をめぐんでもらう。こっそりと少女のあとをつけるとそこには、女性だけで暮らす謎の集落があった。
不審者と間違われ拘束されるも、自身の境遇を話しアレクサンドリアと共生することを提案するタラ。
しかし、すでに救世主の牙にかかった経験のある、その集落の住人は自分たちの情報がもれないようにタラを殺そうとする。逃亡するタラは、件の少女の助けを借りて、なんとかひとり脱出、アレクサンドリアに帰還する。
同じ頃、リックとアーロンは、献上品の調達のため、とある沼に浮かんだ船に目をつける。途中ウォーカーたちに囲まれ九死に一生を得ながら、船に残された物資を調達。
そのころニーガンはカールを連れてアレクサンドリアを来訪。
物資調達で留守のカールを待つ、と称しアレクサンドリアで我が物顔に居座る。
リックのいない間にアーロンはリックにとって変わろうとニーガンに擦り寄るが、その下心を見透かされニーガンに殺されてしまう。その惨劇を目撃したロジータは、こっそりとユージーンに作らせていた弾丸と隠し持っていた銃でニーガンを襲う。
しかし弾はルシールに当たってニーガンは無傷。
ロジータの不始末をオリビアがかぶり、オリビアも殺されてしまう。さらに弾丸を作れる技術をもったユージーンが人質として連れて行かれてしまう。
ちょうど帰還したリックは唖然。
救世主の好きにさせてはいけない、と思い立ったリックは戦いの仲間をあつめるためにヒルトップへ向かう。そこでマギー、サシャと再開。さらに救世主のアジトを脱出してきたダリルとも合流し、ヒルトップとの交渉の席につく。
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と、ここまでが前半戦です。
ウォーキング・デッド シーズン7 第9話 「戦いの礎」あらすじ
原題は “Rock in the Road”
アレクサンドリアの見張り番をしていたゲイブリエルは突如思いたったように、倉庫から食料や武器(工具類)を持ち出し、車に積みこみ、誰にも告げずに独りでアレクサンドリアを立つ。
ヒルトップを訪れたリック一行はダリルやマギーらと合流。
救世主たちと戦うために共同体同士で協力すべきだと、ヒルトップのリーダー・グレゴリーを説得しようとする。しかし騒ぎを起こしたくないグレゴリーはその申し出をはねのけリックたちに帰るよう告げる。
腰抜けめ、と悪態をつくダリル。
しかしジーザスをはじめ、マギーらに何度も窮地を救われたヒルトップの住人の中にはリックたちの申し出に賛同するものも。彼らを連れてヒルトップをあとにするリック。
ジーザスはさらなる仲間を集めるために、「王国」へとリックを案内する。
王国の領土にやってきたリック。
見回りのリチャードは怪訝そうに様子を伺うが、顔見知りのジーザスの姿をみとめて矛を収める。エゼキエルへの謁見を求めるリックたち。
ダリルやミショーン、リックも「王国」と称するまるでごっこ遊びのような呼称を嘲笑していたが、実際の王国内での人々の豊かな暮らしぶりをみて唖然とする。
王国に滞在していたモーガンと再開したリックたち、キャロルは既に王国を去ったことを聞かされる。
エゼキエルに謁見したリックたち。
ジーザスからの紹介を口切りにリックはアレクサンドリア、ヒルトップ、王国の連合で救世主と戦うべきだと要請する。エゼキエルは王国民には「救世主との取引」のことを明かしていないのだが、一目置いていたジーザスにはそのことを明かしていた。
それを勝手にリックにばらしたことに怒りを露わにするエゼキエル。
モーガンはそこでグレンとエイブラハム、さらにオリビアやスペンサーがニーガンに殺されたことを知りショックを受ける。
予てから救世主と戦うべきだ、と考えていた護衛のリチャードは、リックの案にのるようにエゼキエルに進言。エゼキエルは明朝に答えを出す、と告げる。
王国の若者・ベンは、エゼキエルが気にかけながらも王国外での暮らしを選んだキャロルのもとにやってくる。
彼女と協力して生きることを諭そうとするが、孤独を貫くキャロルの意思は強くベンを追い返してしまう。
翌朝、エゼキエルは「リックの案には協力しない」という答えを出す。
失望する一同。しかし支援はすると前置きし、救世主たちに追われる身となっているダリルをかくまうことを提案する。(救世主は協定を交わしていたため王国内には踏み入ってこないから)
護衛のリチャードも内心失望を隠せず、リックに協力しようと声をかける。
リックはエゼキエルの提案のとおり、ダリルを王国に残し、「脅してでも協力させろ」と伝える。ひとり残されたダリルは複雑そうな表情をうかべるが。。。
一行は各地にある救世主の拠点を探している道中、廃車で塞がれたハイウェイにさしかかる。
そこには救世主によって仕掛けられた爆薬が…少しでも武器になるものを集めたいリックは爆弾を解除して持ち帰ることを提案。ロジータは爆弾を解除し、全員で爆薬を回収する。
ジーザスは救世主たちから無線のレシーバーを盗み出していたが、そこから流れてきた情報では、逃亡したダリルを追って救世主がアレクサンドリアを来訪するらしい会話がかわされていた。それを聞き、急いで帰らなければ、と焦る一同。
火薬を回収するもハイウェイの向こうから大量のウォーカーたちが押し寄せてくるのが見える。
すべての火薬を回収せんとするリックだが乗ってきた車はウォーカーたちに囲まれてしまう。リックとミショーンは廃車のエンジンをなんとか動かし車を走らせてウォーカーをなぎ倒す。
車外でウォーカーたちに囲まれながらも、なんとか車に乗り込み、一行はアレクサンドリアへの帰路につく。
リックたちがアレクサンドリアへ帰還してすぐ、救世主のサイモンが来訪する。
ダリルをかくまっているのではと疑うサイモンはアレクサンドリアのなかを手荒に物色する。結局ダリルはみつからずサイモンたちは帰っていった。
しかし粗探しの中で、食料庫がカラになっていることに気づいたリック。
彼らがヒルトップや王国に出かけている間に、ゲイブリエルが食料を持ち逃げしたのだ、という。
現場にはゲイブリエルが大切にしていた聖書が残され、さらに「BOAT」というなぞのメモ書きが残されていた。リックはゲイブリエルがそんなことをするはずがない、と信じられない様子。
「BOAT」の文字から、リックとアーロンは以前、みつけた沼の船(第8話参照)のことを彷彿とする。
リック一行は件の沼に行くことを決意、アーロンのパートナー・エリックはリックに賛同し危険を犯すアーロンを危惧するが、彼の制止を聞かずリックと行くことを選ぶ。
沼にやってきたリックたち。
そこで発見した足跡を追って廃車置場のようなところへやってくるが、そこで突如武装した集団に取り囲まれてしまう。
その人数は多く、みな銃や武器を手にしている。絶体絶命のピンチのはずだが、リックの顔には笑顔が浮かんでいるのだが。。。