海外ドラマを多く放送している無料チャンネル・Dlifeで海外ドラマ マーベル エージェント・オブ・シールド シーズン3 第5話 「4722時間」が放送されたのでレビューしてみます。モノリスで異星に飛ばされたシモンズの経験が語られる…。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
マーベル エージェント・オブ・シールド シーズン3 第5話 「4722時間」あらすじ
原題は “4,722 Hours”
6ヶ月前ーーー。
シモンズはモノリスに飲み込まれ異星に飛ばされる。
どこかもわからない荒野の星に置き去りにされたシモンズは、パニックになりそうになるのを抑え平静を保つよう務める。シモンズは移動せずにその場にとどまり救出が来るのを待つことにする。
しかしいくら待っても助けは来ず、光の指さない夜の時間が延々と続く。
転送されてから70時間が過ぎた頃、シモンズは耐えきれなくなりパニックを起こし始める。その場にとどまり続けても助けは見込めないと踏んだシモンズは水分を求めて探索に乗り出す。
転送される前、フィッツと食事に行く約束をしていたシモンズは、その約束にかこつけたフィッツとの会話を空想しながら荒野を歩き続けていた。
100時間を超えた頃、シモンズは砂嵐に遭遇、気を失ってしまう。
砂に埋もれたシモンズは目を覚ますと、遠くに水たまりを発見する。なんとか水分補給に至ったシモンズだが池の中には奇っ怪な生物が生息しており、危うく捕まってしまうところだった。
必死にその生物を倒したシモンズは、空腹のあまりその生物の死骸を食べて飢えを凌ぐ。
ほかに食物が見つからないシモンズは、ふたたび件の池に潜りその生物を狩って腹の足しにする。
フィッツが助けに来てくれることを待ち望むシモンズ。転送から700時間が過ぎた頃、何者かが仕掛けた落とし穴に落ちてしまう。
気を失ったシモンズが目を覚ますと謎の男 ウィル・ダニエルズによって檻の中にとらわれてしまっていた。シモンズを捉えた彼は言葉での意思疎通ができる様子、檻の中のシモンズに餌を与えるも何をするでもなく彼女を檻の中に閉じ込め続ける。
シモンズは彼の隙きを突いて攻撃、檻から逃げ出す。
シモンズは荒野に逃げ出し、逃亡を図るもダニエルズに追いつかれてしまう。
怪我をしたシモンズをみてダニエルズは「血が出てる…やつに嗅ぎつけられる」と何かに怯えたようにシモンズを再び根城に連れ帰る。ダニエルズはこの惑星が意思を持って自分たちを襲っている、と話し自分たちを襲うソレを「ヤツ」と呼んでいた。
負傷したシモンズは自分で傷の手当をする。
ウィルは自分のことを語り出す。宇宙飛行士だったウィル、14年前にモノリスを管理していたNASAはモノリスを宇宙開発に利用するために、志願者を募ってこの惑星に送り出した、ウィルはそのひとり。14年間もこの惑星にとどまっていたのだった。
NASAから支給されていた物資が幾分かは残っていたが、14年前の代物ではさして役に立たない。
ウィル以外に3人の科学者が惑星にやって来たが、ウィルが恐れる「ヤツ」に頭を操られて死に至ったという。
シモンズは彼の話を全てうのみにすることは出来ず「ヤツ」なんていない、と否定的。ウィルはシモンズの態度に機嫌を損ねるが、ふたりでなんとか生き延びるために協力していくことを約束する。
転送から3000時間を経過した頃、シモンズは一向に好転しない状況に苛立つ。
ウィルが独自に調査した周辺の地図には「ノーフライゾーン」という危険区域があり、自体打開の糸口を探すためにそこに行きたいと懇願。ウィルはノーフライゾーンに行った直後に科学者達の様子がおかしくなったことから、ノーフライゾーンへの立ち入りを止めようとする。
さらに苛立つシモンズは外に出かける。するとそこでシモンズのものでもウィルのものでもない持ち物(カバンと古い剣)を発見。
星への転送の糸口を掴んだかに思えた直後、ウィルの恐れる「ヤツ」が砂嵐となって襲ってくる。砂嵐にまぎれて現れた黒い服の人物を目撃したシモンズは、とっさに逃げてウィルの隠れ家に帰ってくる。
「ヤツ」が実在していたと確認したシモンズ。
ウィルは「ヤツ」が何世紀も前からこの惑星に滞在し、転送されてくる人間を殺しているのだ、と話す。
いっぽうでシモンズは脱出の糸口について説明。
モノリスが扉を作る場所は一定の場所に決まっており、この惑星の自転によって別の場所に転送されたように見えているのだという。
惑星の自転速度を計算できれば、次にどこに扉が開くのかを予測できる、と希望を見出す。
シモンズはウィルの持っていたNASAのコンピューターを修理し、自身のスマホを電源にコンピューターを起動させる。
その甲斐あって18日後に扉が開く位置を特定したシモンズ。
ウィルの警告していたノーフライゾーンのエリア内に位置するそこへ、彼らは向かう準備をすすめる。目的地に到達するためには深い谷を渡る必要があるらしいが。。。
件の谷にやってきたふたりだが、予想していたよりも谷が大きく開いていた。
地震などによって地殻が大きく変わってしまった様子。谷の向こう側にはモノリスの扉が開くのがちょうど見えていた。
シモンズは万が一扉に入れなかった時にフィッツに宛てて脱出の方法を記載したボトルメールを用意していた。
とてもじゃないが谷を渡れないと判断したふたりは、扉めがけてボトルメールを投げ入れるが、既の所で扉が閉じてしまいボトルメールは無残に割れてしまった。
絶望にくれるふたり。
「この惑星に希望なんてない」と悲嘆にくれるシモンズ、ウィルは「俺もそう思っていた、君が現れるまでは…」と励まし、ふたりはキスしてしまう…
滞在時間が4100時間を越えた頃、ふたりは外に出かける。
すると遠くに発煙弾が打ち上がるのを目撃。フィッツが迎えに来た!と興奮するシモンズは現場にかけよる。
しかしかけよる最中、ふたたび「ヤツ」の嵐が襲う。
宇宙服の人物が突如現れ、シモンズは救出にやってきたのだと思い込むが、それは「ヤツ」の見せた幻だった。錯乱しかけたシモンズをウィルが諌め、発煙弾のほうへ走るように促す。
ウィルは嵐に飲み込まれてしまうが、とおくからフィッツの呼ぶ声が聞こえてくる。
声を頼りに嵐の中を進むシモンズはフィッツと遭遇する。。。
ーーー遠い惑星での話をフィッツに話して聴かせるシモンズ。
ウィルとそうなってしまったことに憤りをみせるフィッツ、ウィルの安否がわからないシモンズは未だに彼のことが気がかり。
フィッツの態度に不安を覚えつつも、シモンズは「何か言って」と問いかける。
フィッツは独自に調べていたモノリスの情報を彼女に見せ、「ウィルを連れ戻そう…」と彼女に語りかける。。。
その頃、惑星にひとり取り残されたウィルはふたたび絶望のなかにいた。。。
客演
[actor][name]ディロン・ケイシー[nname]([altname]Dillon Casey[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm2107055/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/02/52ece0b97c75e03ebb3e60259eb5a40d.png”][aactor]
ウィルを演じているのはディロン・ケイシー。
国内公開作品だとドラマ「NIKITA」でショーン役で準レギュ出演、そのほか映画「君への誓い」やドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」の初期シーズンに客演。
感想&あとがき
[rating]
シモンズが異星に飛ばされている間に、そんなことがあったのね〜…というエピソード。
ウィルとの馴れ初めについては、知らない星に置き去りにされたまあ、そうなっちゃうよねえ…という感じ。むしろウィルが紳士的。フィッツはソレを聴いて憤慨するのかと思いきや、以外にも大人の対応。ウィルを助けたい、というシモンズの意向を汲むかたちに。
図らずも「ヤツ」との応戦で最後の銃弾を使い果たしたウィルは、自殺することもできず、ふたたび星で時を過ごすほかない…彼が他の方法で自殺を図る前にシモンズとフィッツが彼を救い出してくれることを祈るばかり…。
モノリスがなぜこの何もない惑星に扉を開くのか、その理由は本編とどうつながってくるんだろう?
それと「ヤツ」の正体も気になるところ…。
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