海外ドラマを多く放送している無料チャンネル・Dlifeで海外ドラマ マーベル エージェント・オブ・シールド シーズン3 第9話 「ヒドラの扉」が放送されたのでレビューしてみます。ヒドラのマリックと手を組んだウォードは、コールソンに攻撃を仕掛けてくるのだが…。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
マーベル エージェント・オブ・シールド シーズン3 第9話 「ヒドラの扉」あらすじ
原題は “Closure”
ロザリンドがヒドラと結託していなかったことを知ったコールソンは、再び彼女との距離を縮める。
ギデオン・マリックはATCUが保護したインヒューマンズ達を、ロザリンドには無断で回収しているらしい。
ロザリンドはマリックに気づかれないよう、ATCUに戻り情報を探ろうと考える。
しかし、コールソンとの食事中にロザリンドは何者かの発砲をうけて亡くなってしまう。
彼女を撃ち殺したのは…ウォードだった。。。
ウォードはコールソンに電話し、自分がロザリンドを殺したことを白状。
更に、コールソンの元へ刺客を送り込む。失意のコールソンだが刺客達をつぎつぎとなぎ倒し、知らせを聞きつけたマックが駆けつけコールソンを回収する。
シールド本部にやってきたコールソン、ロザリンドを失ったことに、彼らしくもなく激しく憤る。
コールソンはウォードを探すために、シールドのメンバーたちから彼についての情報を再確認する。
スカイは、ウォードが自分と同じく孤児だったことから「父親的存在にひきこまれやすい」と証言する。それ故にギデオンに懐柔されたのだろうと推測する。
さらにコールソンは、ハンターがウォードを始末しそこねた(第4話参照)ことで、ロザリンドが死ぬことになった、と怒りの穂先をハンターに向ける。
しかしボビーが仲裁し、コールソンは冷静さを取り戻し謝罪する。
コールソンはボビーとハンターを連れてウォードを探しにでることに。コールソン不在の間、シールドの指揮をマックに任せるのだが、当のマック本人は不安そう。。。
そのころマリックとウォードは合流していた。
マリックはコールソンを殺したくはないようで、ウォードが独断行動したことを叱責する。
マリックは、かつてのヒドラ幹部たちが持っていた「モノリスのかけら」を集めていた。
ロザリンドの部下・バンクスもシールドに招集される。
フィッツとシモンズが調査していた、NASAとヒドラの関係性についてバンクスは「NASA外部から持ち込まれた遠隔惑星探査プロジェクト」だ、と自分が知っている限りの情報を明かす。そしてそのプロジェクトを指導していたのがギデオン・マリックだった。
シモンズとフィッツは、バンクスのチームとともにNASAの施設に調査しに向かう。
フィッツは依然ウィルを助けようと考えるが、ウィルとフィッツとの三角関係に悩まされるシモンズは、「ウィルの救出が、異星に封じられたインヒューマンズを招くことになりかねない」と言い訳を添えて考え直させようとする。
会話の途中、バンクスが急にチームのいっこうを射殺し始める。
警戒するシモンズとフィッツをよそに、バンクスは「おれじゃない」とつぶやき、直後彼の握っていた銃がひとりでにバンクスの方を向き発砲。バンクスは自分の頭に被弾して絶命する。
そこへ現れたのはATCU施設にいた念力能力者(第8話参照)。マリックの部下である彼はフィッツとシモンズをマリックの元へと連れて行く。
マリックとウォードのもとに連れてこられたフィッツ&シモンズ。
ふたりはマリックが「扉の明け方」を知りたがっているのだと考えていたが、マリックが知りたかったのは「惑星への戻り方」だという(…どう違うの?)
ウォードは例の念力能力者を使い、シモンズを拷問にかけて必要な情報を探り出そうとする。
いっぽうでフィッツには、シモンズへの拷問による叫び声を聞かせて「彼女を助けたければ情報を話せ」とせまるウォード。
フィッツ&シモンズが捕まったことを知ったスカイとマックはコールソンに連絡をとる。ふたりがさらわれたことで、コールソンは「失敗できない」と決意を新たにする。
コールソンはボビーとハンターを連れて、強盗を装い、とある宝石店を急襲する。
店の奥にいた人物 トーマス・ウォードを拉致する。この人物の正体は…ウォードの実弟だった。。。
ウォードに連絡を入れたコールソン。
トーマスを人質にとったことを明かし、ハンターに拷問させようとする。コールソンの読み通り、ウォードはトーマスに手出しされたくない様子。
トーマスに会話をさせている間にボビーはウォードの潜伏先を逆探知する。
逆探知の位置からウォードたちがイギリスの古城(第2話参照)にいることを突き止める。
ウォードにとって唯一大切なのは近親者のトーマスのみだったが、彼自身は兄のことを嫌っているらしく、ウォードへ絶縁の言葉を吐き捨てる。
感情的になったウォードは自らシモンズに拷問を加え、シモンズの叫び声がこだまする。。。
マックはコールソンたちが、ヒドラが救う古城に攻め入ると聴くが、応援を送り込むほどの人員の余裕がない。
悩んだ挙句、マックはリンカーンとジョーイを正式なエージェントとして迎え、スカイとメイと共に派遣することを決める。
マリックはモノリスのかけらを使い「扉」を開く準備を進めていた。
シモンズは拷問を受けてなお協力を拒み続けていたが、彼女の悲鳴に心折れたフィッツはシモンズへの拷問を辞める代わりに、惑星へ向かう役を買って出てしまう。
シモンズはフィッツに考え直すよう説得するが、シモンズを失いたくないフィッツの決心は変わらなかった。
マリックはフィッツと共にウォードを異星に送り込み指揮をとらせようとするのだが、ウォードの目的はシールドへの復讐であり、マリックの命令に従うつもりはなかった。
マリックは例のインヒューマンズを連れ帰れば、その後は全て自分たちの思いのままになる、とウォードを説得し彼もそれに従うことを決める。
ボビーはコールソンが感情に押し流されて行動している、と危惧するが彼はその事実を認めようとしなかった。
モノリスの扉が開き、ウォードはフィッツ、傭兵部隊と共に扉の中へ消える。
衛星映像でその様子を監視していたコールソンは、ウォードが向こう側に言ってしまったことを知り焦る。
母船で古城の上に到着すると、ボビーの制止を振り切ってパラシュートで下降、そのままモノリスの扉の中へと飛び込むコールソン。その直後、扉は閉じられてしまった。。。
客演
[actor][name]タイラー・リッター[nname]([altname]Tyler Ritter[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm3749346/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/03/Thomas-Departs.jpg”][aactor]
トーマスを演じていたのはタイラー・リッター。
DCドラマ「ARROW」ではビリー・マローン刑事役で出演。そのほかドラマ「NCIS」シリーズに数話客演。
[actor][name]マーク・ダカスコス[nname]([altname]Mark Dacascos[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0001092/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/03/Marvels-Agents-of-SHIELD-Season-3-Episode-9-27-3403.jpg”][aactor]
ヒドラの念力能力者(役名はギエラ)を演じていたのはマーク・ダカスコス。
ハワイ生まれの俳優さん。ハワイが舞台のドラマ「Hawaii Five-0」にレギュラー出演してます。ほかには映画「リンカーン/秘密の書」などに出演。
日本の特撮ヒーロー作品「仮面ライダー」の米国リメイク「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」などにも準レギュ出演しています。
ちなみにこのギエラ、地味な脇役ですが本シーズンでは後期エピソードまで末永く登場してきます。
感想&あとがき
[rating]
ロザリンド、バンクスとたてつづけにATCUメンバーが殉職。
黒幕のマリオンの存在が明るみに出てきたのでATCUはもうお払い箱ってことでしょうか…ひどい…!
第1話で保護されたジョーイもようやく正式エージェントとして任務に参加、金属を溶かす能力をつかって戦うことになるんでしょうか。。。
ロザリンドとコールソンの会話の中で、コールソンの非礼に対して「あなた、左へスワイプよ」と返す表現がありました。
これ、どういう意味かわからなかったんだけど、どうやら海外の出会い系アプリを指した比喩らしい。
アメリカなどで流行っている出会い系アプリで Tinder というものがあるらしいのだけど、画面に表示された異性に対して「(好意が)アリなら右へスワイプ」「ナシなら左へスワイプ」で好意を示すいう機能操作があり、それを指しているモノらしい。
要は「無礼なことをした男はNG」という意味合いで使ってるみたい。
これ事前に知らないと意味通じないですね。じっさい、その言葉を返されたコールソンは意味がわかっていませんでした(つまりコールソンは出会い系やってない←)笑
よくよく考えると、この手のアプリってケッコー海外ドラマのなかには頻繁に登場してるんですよね。日本だとどうしても「出会い系」ってアングラなイメージが付いて回るけど、向こうだとそうでもないのかな…?
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