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【海外ドラマ】マーベル エージェント・カーター 第4話「ハワードの帰還」レビュー

海外ドラマ・ エージェント・カーター 第4話 「ハワードの帰還」が放送(Dlife見逃し配信でも配信)されたのでレビューしてみます。アメリカに戻ったスターク、カーターに依頼し盗み出された発明品の中から「あるもの」を盗み出すように依頼する。その「あるもの」とは…

ちなみに前回のレビューはこちら。

【海外ドラマ】マーベル エージェント・カーター 第3話「執事の過去」レビュー

エージェント・カーター 第4話 「ハワードの帰還」あらすじ

原題は “The Blitzkrieg Button”

カーターとジャービスはとある運び屋の組織に潜入する、ある目的のために。
組織に潜入した二人が探し当てたのはハワード・スターク。逃亡中のスタークが運び者を利用して帰国したのだった。

依然追われる身のスタークは一時的にカーターの部屋に匿われることに。
部屋は男性禁制の女子寮マンションのため、カーターは細心の注意を払って彼をかくまうが、プレイボーイなスタークは隣部屋の女性をとっかえひっかえ…。

スタークは盗み出された自分の発明品のうちなにが回収されていないかをカーターに調べさせる。
SSRが回収した発明品を調べるカーター。結果、スターク邸から盗み出された発明品はすべてSSRが回収していた。そのことを知ったスタークはカーターに依頼する「盗み出してほしいものがある…」と。

カーターはSSRの研究室からスターク指定の発明品を盗み出す。
その装置の中には赤い液体のようなものが…。これが何か気にかかったカーター、スタークに「これは何か?」と問い詰める。スタークから出た答えは以外なもので「スティーブ・ロジャースの血だ」と。

国はキャプテン・アメリカであるスティーブの血液瓶を保管していた。そのうちのひとつをスタークが保有していたのだ。
超人であるキャプテン・アメリカの血には様々な科学的な利益を生み出すカギが隠されていると考えた国やスタークは彼の血を大事に保管していたというわけだ。
その事実をしったカーターは激怒、金のために自分とスティーブを利用されたと感じスタークと決裂してしまうのだった。。

スタークと決裂したカーターは盗みだしたスティーブの血液をスタークには渡さず、自分の部屋の壁に穴を開けて隠すのだった…。

キャプテン・アメリカの血

マーベルの原作において、キャプテン・アメリカは第2次大戦中にアメリカがナチスの脅威に対抗するために米国で秘密裏に遂行された超人兵士製造計画「スーパーソルジャー計画」により誕生したとされる。

特殊な血清を投与することで超人兵士を作り出す実験であり、実験の末いきのこったのはスティーブ・ロジャースただひとりであった。
原作中においては超人化した彼の肉体は規則的に超人兵士血清を生成している、とされている。

つまりスタークやアメリカ政府がスティーブの死後も、彼の血を保管するのはこの超人血清の利用法を研究するためなんじゃないだろうか。

スタークが他のどの発明品よりもこれを取り戻したかったのもうなずける。
第1話においてジャービスとの怪しげな会話の内容も、ここにつながる。今話の終盤ではジャービスはカーターを騙したことを悔いているようで、そのことでスタークをなじる描写もあった。

フィノーの闘い

フィノーとはスイスとフランスの国境付近にある山岳地帯である。

リヴァイアサンの一味であったデミドフとブラニスが死に、その身元を調べる過程でSSRはナチスの戦犯 エルンスト・ミューラー大佐に行き当たる。彼を尋問する中でおかしな話を耳にすることに。

大戦下においてフィノーの村で殺戮が起きた。ナチス軍がしたものだとされているが、ミューラーによれば実際には「ナチス軍が現地についた時には既に殺戮が終わっていた」と。襲った犯人もすでに姿を消していた。
「フィノーでドイツ軍の手にかかったものはひとりもいない」と。

この話をきいたSSRのドゥリーとトンプソンは頭を悩ませるが、記録によればこの大虐殺が起きた翌日、フィノーの飛行場に現れた人物名簿の中には「ハワード・スターク」の文字が…。

スタークが何らかのかたちで関与しているのか…?

謎の女・ドッティ

いっぽうスタークに利用された運び屋のボス・ミンクは怒り心頭。自らジャービスを追跡し、カーターとスタークを見つけ出そうと躍起になる。カーターの部屋を探しだし彼女を急襲しようと潜りこむが、そこで隣部屋の隣人ドッティと鉢合わせしてしまう。

銃を向けられて脅されるも、まったく動じないドッティ。それどころかミンクの向ける珍しい拳銃に興味津々。「その銃、わたしにちょうだい?」と囁くとものすごい身のこなしで一瞬にしてミンクを倒してしまうのだった。。。

 

前回、女子寮に引っ越してきたドッティ。名前のクレジット表記もあったのですが、アンジー同様脇役かな〜?と思っていたので完全にノーマークでした。ただならぬ身のこなし、彼女もどこかの刺客?エージェント?なのでしょうか?
カーターの隣部屋ってのもなかなかに怪しいポイント。。今後の彼女の動向にも要チェックですね。

あとがき

[rating]

スターク再登場で彼の目的とシリーズ冒頭のジャービスとの会話の部分のナゾがうっすら見えてきた感じですね。
スタークと決裂してしまったカーター、今後ジャービスとの関係性はどうなってしまうんでしょうか?また影で地味に捜査を続けるスーザ、カーターが裏で動いていることの真相に徐々に近づいています。SSRで唯一カーターに優しい彼ですが、カーターの裏の姿を掴んだらどう出てくるのか、見ものですね。

そして、なによりドッティの存在がきになるところ。敵にしろ味方にしろあっさり退場しないで欲しいですね〜。。

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