海外ドラマ・ エージェント・カーター 第5話 「ベラルーシ行き」が放送(Dlife見逃し配信でも配信)されたのでレビューしてみます。ロシアの秘密施設に潜入することになったカーターたちはキャプテンアメリカとも共闘した特殊作戦チーム・ハウリングコマンドーズと行動をともにすることに。。。
ちなみに前回のレビューはこちら。
エージェント・カーター 第5話 「ベラルーシ行き」あらすじ
原題は “The Iron Ceiling”
SSRが回収したデミドフの通信機(タイプライターみたいなやつ)がロシア語の暗号文を受信します。
SSRや陸軍の暗号分析官はさっぱりお手上げですが、カーターはこれを難なく解読。ロシア(ソ連)の森でハワードスタークとリヴァイアサンが何かの取引をする旨をつかみます。SSRはスターク確保のためロシアに向かうことに、カーターも同行することに。
しかし、ソ連での従軍の知識や第107連隊(ソ連のエリート軍事部隊/日本軍の同名の部隊も存在しますが別物)の協力を取り付けたことで同行させてもらえることに。
ロシアに向かうことになったSSRエージェントはトンプソン、カーター、マイク・リー(東洋系)、リック・ラミレス(ラテン系?)の4人。
ロシアの森で第107連帯と合流。森のなかで見つけた怪しい建物に潜入する一行。中でには教室や寄宿舎のような施設、設置されていた映写機からながれる映像にはサブリミナルによる暗示のような言葉が…。
とある部屋ですすりなく女の子を発見。
女の子に近づいたデューガンは隙をつかれて刺され、ハウリングコマンドーズのひとりも銃撃され死亡。少女は闘争。
施設内部へ進む一行。そこで見つけたのは檻の中に幽閉されたエンジニアのニコライと精神科医のイフチェンコ。
リヴァイアサンによって捉えられ、ブラックマーケットに流れたスタークの発明品の爆弾をニコライに組み立てさせようとしているらしい。彼らの話しによればスタークはここにはいない。
彼らを逃すことにしたと同時に、リオヴァイアサンの追ってが迫り銃撃戦に。さらに先ほど逃げた少女も銃撃戦に加わり、リーが死亡。
追いつめられたことでパニックになったニコライはハウリングコマンドーズのひとりを人質に勝手にリヴァイアサンとの交渉をはじめる。カーターが牽制するも聞き入れず、イフチェンコが渋々ニコライを銃殺。
追手は減らず絶体絶命かと思われたところで、デューガンが壁を突き破って登場。脱出経路を確保する。
無事脱出できた一行は、イフチェンコをつれてニューヨークへ帰還する。
ハウリング・コマンドーズ
ロシアでの作戦に協力することとなった第107連隊(エリート軍事部隊/日本軍の同名の部隊も存在しますが別物)。
彼らは別名・ハウリング・コマンドーズ。彼らの協力をとりつけることなど不可能だ、とトンプソンは冷やかしていましたがカーターの電話一本で協力要請がすんなり通ってしまい、カーターも作戦に同行することになりました。
ハウリングコマンドーズは映画版「キャプテンアメリカ」などでも登場している第二次世界大戦時に集められた特殊ユニットである。
このハウリングコマンドーズ、マーベル設定では大戦下においてキャプテンアメリカやカーターと共闘したチームです。なので今話においてもスティーブ(キャプテンアメリカ)について知り合いのようなセリフが登場していたのでしょう。
リーダーは山高帽が印象的なダムダム・デューガン。
彼は本シリーズのスピンオフ元である「エージェントオブシールド」にも一瞬登場してします。
トンプソンの過去
ハウリングコマンドーズと時を共にする間に、カーターに嫌味ばかり言うトンプソンが少しだけ心を開くシーンが。
大戦下において、(おそらく)日本の沖縄で従軍していたトンプソン。野営地の見張り番をしていた際に、侵入してきた敵軍を倒したことで味方を守った、と勲章をもらったトンプソン。
しかし、実際には野営地に現れたのは白旗をもって降伏してきた現地(おそらく日本軍?)であり、降伏の意図を解する前に彼らを殺してしまったため、トンプソンはこのことがバレないよう白旗を埋めてことをやりすごしたのでした。
このことをずっと後悔していたトンプソン。
リヴァイアサンとの銃撃戦で従軍時の記憶がフィードバックしたのか、帰国の途につく際にカーターに弱みをみせたのでした。その後、SSR本部に戻ったトンプソンはいつもより少しだけカーターに味方する発言を…。少しずつカーターを認め始めたのかもしれません。。