【海外ドラマ】マーベル エージェント・カーター 第6話「取り返せない過ち」レビュー

海外ドラマ・ エージェント・カーター 第6話 「取り返せない過ち」が放送(Dlife見逃し配信でも配信)されたのでレビューしてみます。ソ連から連れだしたイフチェンコの怪しい行動、そして女性スパイ・ドッティが本性を現す…?!

ちなみに前回のレビューはこちら。

【海外ドラマ】マーベル エージェント・カーター 第5話「ベラルーシ行き」レビュー

エージェント・カーター 第6話 「取り返せない過ち」あらすじ

原題は “A Sin to Err”

前回、ロシアの施設から救出してきたイフチェンコから事情聴取した末、リヴァイアサンが女性工作員を養成しているらしいことにめをつけたカーター。ジャービスと二人で過去半年にわたってハワードが関わった女性をかたっぱしから調査することに。
女たらしのハワード、関わった女性の数もさることながらどの女性からも恨まれていて、溜飲の下がらない女性にジャービスが殴られるシーンも…。

エージェント・カーター 第6話

いっぽう、その女性工作員のひとりであろうドッティ。
SSR本部と向かいのビルにある歯科院の求人面接をうけることに。しかしこれは SSR本部 を監視できる位置にあるこの歯科院に潜り込むための口実。早々に院内の視界を殺害したドッティはスコープ付きの銃を取り出し SSR本部 の窓を狙います…。
窓から顔を出したのは SSR で事情聴取されていたイフチェンコ。もしやイフチェンコを殺す気か?と思われたなかイフチェンコが謎のハンドサインを送ります。それをスコープからのぞきメモに取るドッティ。「品物の入手には時間が必要」「新しい司令 カーターを殺せ」
そう、イフチェンコ もまた リヴァイアサンが送り込んだスパイ だったのです。。

イフチェンコのハンドサイン ドッティ

カーターの肩の銃槍を目撃したことで、カーターを怪しみ裏で捜査をはじめたスーザ。
刑務所に収監されているシェルドン・マクフィー(第2話でニトラミンを運んだミルクトラックの持ち主)に聞き込み。そこで乗り込んできた女性がカーターだという証言を得る。これによってスーザはカーターが裏で暗躍していることを確信する。

そのころカーターとジャービスはハワードが関わった女性のなかから工作員と思わしき1名の女性を特定。自宅はすでにもぬけの殻。ドッティと同じくベッドに手錠で腕を繋いだ跡が…。2人で手分けして情報を集め、後でダイナーで集合することに。
2人がダイナーに集合すると店の様子がおかしい…。エージェントらしき男達にかこまれる2人。
スーザがつきとめた情報をもとに SSR はカーターを捕まえることにしたのだった。。。見事な体術でエージェントたちをいなし店の裏口から逃げ出すカーター、しかしそこにはトンプソン、そしてスーザの姿が。。
銃を向けられるもスーザは彼女を撃つことはできず、カーターは逃亡。はれて追われる身に。

トンプソン

すぐにでも逃げなければいけない最中、カーターは自宅へあるものを取りに帰る。
あるものとは壁面に隠した「スティーブの血」。部屋につくやいなやSSRも捜査にやってくる。窓から逃げ出し隣部屋のアンジーに助けをこうカーター。女優志望のアンジーの名演技でなんとかその場をしのぐ。「いつか事情をおしえてね」と挨拶を交わし二人は別れる。

廊下に出たカーターはタイミング悪くドッティと鉢合わせ。
カーターの催眠薬いりの口紅を盗んでいたドッティは、それを使ってカーターの気を失わせ、指示通りカーターを殺そうとする。が、ギリギリのところで館内を捜査していたSSRがやってくる。ドッティはその場をやり過ごしカーターはSSRに連行。聴取されることに。。。

ドッティ 連行されるカーター

スパイだったイフチェンコ

前回、ロシアの施設からカーターたちによって救い出されたイフチェンコ。しかしどうやら彼もリヴァイアサンのスパイだったようです。
「救い出されたてい」で SSR に見事もぐりこんだ彼。ドッティとの情報交換だけでなく、精神科医という特殊技能を利用してなにやら「催眠」のようなことをしています。

「集中して」というフレーズを会話のなかに織り交ぜながら、指輪をこする動作を繰り返しそれを相手に見せる。
最初は支局長・ドゥーリーに対して使おうとしましたが邪魔が入り失敗。次に標的にしたのは SSR のしたっぱエージェント。彼はみごと術中にはまり、イフチェンコに出口を教え、自殺するように暗示をかけられてしまいました。ということはイフチェンコは SSR から脱出し、口封じも完了した形ですね。

ドッティとのやりとりの中から察するに、本当はスタークの発明品を盗み出したかったようですが、それは叶わず終いでしょうか。。。

イフチェンコ したっぱエージェント

もしかしたら、リヴァイアサンの施設で技術者・ニコライを殺したのも意図的だったのでしょうか…?

あとがき

[rating]

ドッティの活躍が露になってきた今回。クレジット表記もはっきりと「女性スパイ」に変更されましたし。

ドッティ(女性スパイ)

トンプソン や ドゥーリー の信頼を少しずつ得だしたかな?というところで SSR 全体を敵に回してしまったカーター。唯一友好的だったスーザとの仲も決裂でしょうか。。

カーターが囚われたことによってジャービスがどう動くのか?さらにカーターを殺し損ねたドッティが次にどういう手に出てくるのか?
リヴァイアサンの目的のひとつに 「スタークの発明品を手に入れる」 ということが含まれているならば、 イフチェンコ はこのまま発明品を手にせずに姿を消すことはないのかな?それともド ッティ が代わりに SSR に侵入するとか?

カーターと一緒に「スティーブの血」も SSR に回収されてしまったけど、これ元々は SSR からカーターが盗みだしたものだからカーターにとっては何重にも分が悪い事態ですね。いったいどうやって切り抜けるのだろうか。。。

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