【海外ドラマ】クワンティコ FBIアカデミーの真実 第16話「黒幕の狙い」レビュー

クワンティコ FBIアカデミーの真実 第16話

海外ドラマ・ クワンティコ FBIアカデミーの真実 第16話 「黒幕の狙い」が放送(Dlife見逃し配信でも配信)されたので今回もレビューしてみます。ハンナを味方につけたアレックス、真犯人・ボイス打倒に向けて動きだすのだが…。

前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】クワンティコ FBIアカデミーの真実 第15話「憎悪と偏見」レビュー

クワンティコ FBIアカデミーの真実 第16話 あらすじ

原題は “Clue”

過去視点

前回、アカデミーが襲撃されたことによってその影響を調べるため訓練生達はカウンセリングを受けることになった。
概ね問題なしと判断されたが、犯人たちと直接接触しているアミン姉妹には別途査察が入ることに。リアムは直近の訓練で訓練生達の状況を見極める、と語る。

クワンティコ FBIアカデミーの真実 第16話

ミランダによって潜入させられていたのならミランダが責任を問われ、自分の意思だと言えば退学になる。というジレンマを抱えたレイナ。
ニマの元にも査察の連絡がはいり、彼女は「ミランダの指示だった」と言うべきだと考える。レイナはそれに反対するのだが…。

襲撃時に、犯人を射殺しリアムを助けたドリュー。そのことでアカデミーに在留することになった彼だが、事件以来、犯人射殺の事実をひけらかして行動するドリューに対しアレックスは嫌悪感を示す。
忠告をするアレックスだが、彼は「テロリストを殺しただけだ」と開き直る。ドリューとアレックスの間に不穏な空気が生まれてしまう。

シェルビーはサマルの一件以来、空元気を通しているがその不自然さに気付いているケイレヴは彼女を心配する。シェルビーを思うケイレヴだが、その思いは彼女には伝わらずこの二人の間にも不和が生まれてしまう。

航空機ハイジャックを模した訓練中、訓練の成果もうまく出ないなか奮起したシェルビーとアレックス。
なんとか訓練を成功に導こうとするも失敗。自身の両親を航空機テロで失くしたと思っていたシェルビーには想うところもあったようだが、どうやっても訓練はうまくいかない。
それはこの訓練がどう転んでも失敗するように仕組まれている、「絶望的な状況での行動」をみるためのテストであったため。
これを作中でウィルが「コバヤシマル」と表現する。海外ドラマ「スタートレック」に登場するもので、同じく絶望的な状況下の対応を見極めるため訓練を描いたモノ。

クワンティコ FBIアカデミーの真実 第16話

シェルビーがショックを受けたことでアレックスはリアムを責めるが彼は取り合わない。
シェルビーの情緒不安定な態度に疑問をもったアレックスはケイレヴ、ウィル、アイリスを問いただすと、シェルビーの両親についての一件を聴かされる。
テロ被害を装ってまで両親が自分から離れたことを、「自分が捨てられた」と感じているシェルビーは悲観し泣き叫ぶが、アレックスは彼女を慰め、どうせなら徹底的に調べるべきだと薦める。

レイナはミランダを切り捨てようとするニマに怒りをぶつけ、自分の失敗でチャーリーが撃たれる顛末を招いたことを悔いる。
さらに、サイモンと密会していることをニマに明かす。ニマは別の男と密会(第13話参照)していると思っていたので、ビックリ。

アミン姉妹の査察がはじまるが、事前にミランダは真相を明かしていた。それを受けたレイナはミランダの指示で動いていたことを査察官に話すのだった。
ミランダは責任をとり教官を辞することに。

リアムは、ミランダが去ったことで空いた席にライアンを誘う

クワンティコ FBIアカデミーの真実 第16話 クワンティコ FBIアカデミーの真実 第16話

未来視点

アレックスとサイモンが追う真犯人・ボイス(電話の声しか手がかりがないためそう呼んでいる)の存在を信じることにしたハンナ。
しかし、ハンナは事態をFBI上層部に報告し、自分が指揮をとると宣言する。

ハンナがアレックスと接触していることが気がかりなライアン、彼は急遽オハイオに移動することになったクレア・ハース議員の警護にあたることに。ハンナ、クレアが移動することとなり、ハンナがすり替えた薬のストック分が足りないことに気付く。つまり真犯人の持ち時間が減った、何かが起きるなら今日起きるはずだ。。。

クワンティコ FBIアカデミーの真実 第16話

警護に過敏になったハンナは、演説中のクレアの近くにいた人間を取り押さえるが、結果はシロ。
犯人拘束どころか、クレアの選挙活動を邪魔したと捉えられクレアから煙たがられてしまう。ミスしたことで焦ったハンナは、アレックスの制止をふりきって自らボイスに連絡してしまう。
アレックスが他人に話したことの代償として、ボイスはクレアの演説集会の座席にとある封筒を置くよう指示。ハンナとアレックスはそれに従い、ひそかに封筒を置くが、其の様子をライアンに目撃されてしまう。

ハンナがなんとかライアンを誤魔化すが、同じ頃サイモンが封筒の中身が特殊チップであることをつきとめる。
狭い範囲でだが停電を起こすことも可能なら装置らしく、それを聴いたアレックスは慌てて置いたはずの封筒を探すが既に封筒は消えていた。次の瞬間、会場が停電し発砲音がこだまする。。。

クワンティコ FBIアカデミーの真実 第16話

発砲したのはハンナ
暗闇で目の聞かない会場で犯人を牽制するための発砲だったようだが、警護たちに警戒されたハンナは拘束され、停職にされてしまう。
ハンナは上層部のだれかが真犯人であるかもしれない、と疑い真相は明かさないまま停職を受け入れた。後のことをアレックスに託し「ライアンを巻き込まないでくれ」とだけ言い残して去った。

しかし、封筒の疑念に次いでハンナの停職が重なり、アレックスへの不信感がつのったライアンは彼女の企みだろうと考える。「どんなことをしてでも捕まえる」とアレックスに宣言するが、彼女はハンナとの約束もあって何も言えず…。

クワンティコ FBIアカデミーの真実 第16話

ボイスから新たに連絡がくる、次の指示を待て、と。
クレア襲撃に失敗したのにボイスが怒らないのは何故?と困惑するアレックス。しかしサイモンがつきとめた情報によれば、停電中に会場の下の階にあるラボに何者かの侵入があったらしい。
ボイスの目的は他にあり、アレックスとハンナはそのカモフラージュに利用されたのでは…?