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【海外ドラマ】クワンティコ FBIアカデミーの真実 第6話 「監視の任務」レビュー

海外ドラマ・ クワンティコ FBIアカデミーの真実 第6話 「監視の任務」が放送(Dlife見逃し配信でも配信)されたので今回もレビューしてみます。シェルビーを味方につけ、ケイレヴの言動をさぐるアレックス。しかし意外な理由で彼の嫌疑は晴れることとなる。そして代わりに浮上した新たな容疑者は…。

前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】クワンティコ FBIアカデミーの真実 第5話 「無実の訴え」レビュー

クワンティコ FBIアカデミーの真実 第6話 あらすじ

原題は “God”

過去視点

訓練生たちはそれぞれの親交が深まりつつあります。
アレックスとライアン、シェルビーとケイレヴ、サイモンとニマ。この時点ではナタリーはライアンとはあまり近しい関係にはなっていません。イライアスにゲイでないことを見ぬかれたサイモンはニマへ直接的なアプローチが増えてきます。
(見ていてニマとレイナの区別がなんかあやふやになってしまっているのですが、サイモンのことを好きなのがレイナ?攻撃的なのがニマ?)

いっぽうミランダの息子は仮釈放され、同じ家で暮らしている模様。二人の距離は依然開いたままでミランダはアカデミーを休んでいる。
リアムが心配になりミランダの家を訪れるとヒステリックになっているミランダ。リアムに諭されて職場へ向かいます。

訓練生達への今回の課題はミランダ自身を調査すること。
ライアンとアレックスはミランダの自宅を訪れ盗聴を試みる、そこへ現れたリアムはミランダの出した課題を知らずライアンが自分を探っていると誤解。アレックスが聴いている前でアレックスを監視していたことをペラペラと話してしまいます。
それを聴いたアレックスは動揺、それと同時にミランダの家からこっそりと抜けだそうとするチャーリー(ミランダの息子)を目撃。ライアンとリアムをそこに残してチャーリーを追跡します。

チャーリーは学校を襲撃するテロを計画し、ミランダはその証拠を隠蔽、別の容疑で収監することでチャーリーは早期釈放。その事情を聴いてしまったアレックス。そこへ追ってきたライアンが登場。アレックスは自分を監視していたライアンを問い詰め拒絶する。
いったんは近づいた二人の距離は再び開いてしまうのか…?

サイモンはニマと授業を抜け出し、自身がゲイでないことを告白。ここでサイモンとニマもそういう関係に…。
イライアスが登場しなかった今話でサイモンとニマの距離もぐっと近づいたかのように見えたのだが。。。

未来視点

シェルビーの元にかくまわれているアレックス。前回でラマダンの中から逃げおおせたシーンから急に飛んでいるのでちょっと混乱しましたが、前回シェルビーの信頼を得たことで行動をともにしているのでしょうか?

FBIはSNSや監視カメラの情報の洗い出しをはじめますが、その責任者として現れたのは前回第5話で疑惑の的に浮上したケイレヴ・ハースでした。ケイレヴを怪しんでいるアレックスは「証拠が消されてしまう!」と焦ります。

そして衝撃の事実がもうひとつ、サイモンを潜りこませていたFBIの上官 クレイトン・ハースはケイレブの父親でした!
(しかしどうやらケイレヴとクレイトンの仲は思わしくない模様…)

アレックスはサイモンの技術力を借りて、ケイレヴのPCをハッキング。彼が調査するカメラ映像をチェックし、ケイレヴが証拠隠滅を図らないよう監視します。
シェルビーと2人で監視している最中、ケイレブが何かの動画を削除するのを目撃。ふたたびサイモンの助力を得て削除したデータをさぐろうとするアレックスと心なしか落ち着きのなくなるシェルビー。

削除した動画はクレイトンとケイレヴが映っている動画。
彼は自分の父親・クレイトンを追っていたのか?そしてそこにはシェルビーと密通しキスするシェルビーの姿も…。ケイレヴはアレックスの調査をしにきたのではなく、シェルビーがクレイトンと浮気していることを調べにきたのだった。

ケイレヴの疑惑は晴れたのか?

前回の終盤でいっきに要注意人物の空気が濃厚になったケイレヴでしたが、今回のお話の顛末だと単にシェルビーの浮気調査に来ただけ?めちゃめちゃ肩透かしやん。。
ケイレヴの父親が上官のクレイトンだったことは驚きでしたが、確かに一族全員捜査官って言ってましたしね。

過去視点ではシェルビーもケイレヴもお互いに本気で好きになってしまった感じが出ていましたが、未来視点の段階に至るまでにシェルビーに魔が差したということでしょうか。
真実をしったケイレヴが打ちひしがれているところをみるとケイレヴは未だに本気でシェルビーが好きだったんでしょうね。

ケイレヴが捜査本部に潜り込んできた理由がこの浮気調査のためなら本筋にはあまり関係のない要素だと感じるのですが、ただ一点。
ケイレヴがしきりに使っている偽名「マーク」はいったい何のための偽名だったのか?まだそのナゾが払拭されていません…。

ナタリーがライアンの裏切りに気付いた?!

未来視点ではライアンと男女の仲になっている捜査官 ナタリー・ヴァスケス。
ライアンの携帯にかかってくる電話に不信感を覚え携帯の着歴を確認するとそこには「リアム・オコナー」の文字。上司からの電話ということに一旦不信感を解きますが、ふたたびライアンのもとにリアムからの電話が…!

実はライアンはアレックスからの電話の着信表示を「リアム」と登録して周りにバレないようにしていました。
しかし、リアムからの着信に出ているライアンを横目に、リアムがべつの部屋で会議している様子を目視。じゃあ、いったい電話の相手はダレなのか…?

ナタリーの推測は奇しくも正解、彼女は上司リアムに告げます「ライアンはアレックスと連絡をとっている」と。

双子がバレた?ニマとサイモンの間も急展開!

今話でサイモンはゲイでないことをニマ(正しくはレイナ)に告白。いっきに距離が近づきふたりは男女の仲に?(明確に性的な描写はでてきてないので行為に及んだかまではわかりませんが…)

サイモンはニマ(レイナ)を誘い散歩に出かけることに。嬉しそうなふたり。
しかしサイモンが彼女の部屋を訪れるとそこには、ふたりのニマ!これまで宗教上の理由から部屋への立ち入りを許さなかった彼女ですが、サイモンと親しくなったことと一瞬の気の緩みから彼の入室を許し、双子で潜入していることが彼にバレてしまいます。

焦る双子。困惑するサイモン。混乱からか騒ぎ立てるサイモンを止めようとすると彼は足を滑らせて頭をぶつけ気を失ってしまいます。
焦ってミランダを呼びに行くレイナ。サイモンの脈をはかり死んでいないことを確認するニマ。
気がついたサイモンは双子の部屋に監禁されることに…。

 

イライアスという弊害を乗り越え、ようやくニマといい雰囲気になれたサイモンに突然の悲劇。
う〜んちょっとかわいそうかも。。

6話の登場のあたらな布石たち

今回の終盤の伏線描写で登場したシーンたち。

リアムを監視するアレックス

リアムの差金でライアンに監視されていたことを知ったアレックス。
ライアンに対しては激昂してみせましたが、リアムに対しては平静を装った対応。リアムはその様子に感心してみせますが、じつはリアムの部屋に監視カメラを仕込んでいたようです。

ナタリーと部屋を変わり、堂々とリアムの監視をするアレックス…。

ライアンと近づくナタリー

アレックスと部屋を変わったナタリーはライアンとの距離が近づいた?模様。

ライアンはサイモンと同部屋でアレックスはシェルビーと同部屋だったはずですが、風呂の共用はライアンとナタリーという組み合わせらしい。。。どゆこと?
ちょっとここがよくわかりませんでしたが、なんにせよここからナタリーとライアンが距離を縮めていくことになりそうです。アレックスと再断絶もあったことですし。

チャーリーは未だテロリストと繋がりが?

母子の思いの丈をぶつけたことでお互いに少し距離が近づいたかのように見えたミランダとチャーリー。
しかし彼のもとには未だに怪しい人物から接触をはかる連絡がきているようです。

爆破犯は双子?

今回最大の目玉はやはりコレ。
爆破犯は双子のニマ&レイナだったのか?

過去視点ではサイモンに正体がバレ、未来視点ではケイレヴの監視する映像に写り込んでいた双子の片割れ。テロの現場に現れた様子がしっかりと録画されていました。
これに気付いた傷心のケイレブ、そして画面をハッキングしているアレックスとサイモン。犯人は双子?画面を見つめるサイモンの表情は驚きと困惑いりまじる複雑な表情。いったいどういうことなのか…。

あとがき

[rating]

訓練生同士の色恋沙汰がおおく描かれるようになってきました。個人的にはこういうのあんまり興味のない展開(色恋物)なのですが、今回は終盤でエラい展開をぶっこんできましたね。

ニマ&レイナの身バレ、サイモンを監禁、そしてもしかしてテロの真犯人?
ケイレヴも登場したことですし、未来視点で登場してきていないのがあとはイライアスだけなのですが、もともと主要キャラとして取り扱われていなかった彼ですので、もしかして双子がほんとに「黒」なのか…?

ただここで双子が犯人というオチだと人種的にもあまりに凡庸な展開だし、けっきょく中東系敵視のアメリカナイズなストーリーになってしまうので、もうひとつふたつどんでん返しがあるかな〜?と期待しておきたいところ。

更には、サイモンの退学の理由は双子関連で決まりか?イライアスはこのままフェードアウト?シェルビーがアレックスを恨む理由も未だに明らかになっておらず。ケイレヴの偽名も気になるし。。まだまだナゾが多く残っていますね。

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