【海外ドラマ】クワンティコ FBIアカデミーの真実 第8話 「一大決心」レビュー

海外ドラマ・ クワンティコ FBIアカデミーの真実 第8話 「一大決心」が放送(Dlife見逃し配信でも配信)されたので今回もレビューしてみます。ライアンと逃亡するアレックス。ふたたび登場したアンノウンの助力をうけ新たな情報から「次のテロ」があることを確信したアレックス。ついに彼女はFBI本部へ…。

前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】クワンティコ FBIアカデミーの真実 第7話 「犠牲の精神」レビュー

クワンティコ FBIアカデミーの真実 第8話 あらすじ

原題は “Over”

過去視点

前回、双子であることをあかしたニマとレイナ。ニマはアレックスとクラスメイトに。
サイモンに気のあるレイナはサイモンと距離を近づけようとするが、サイモンとの会話はすれ違い…サイモンの興味はどうやらニマに向いているようだ…。

クワンティコ FBIアカデミーの真実 第8話

前回アカデミーを去ったかと思われたライアンは結局アカデミーに残った模様。
ライアンは去ったように見せかけてFBIからアレックスの父親に関する情報を持ち出してきた。アレックスの父親はリアムの上司であったこと。そしてアレックスの母親がなにかを知っているはずだということ。
アレックスとライアンは二人で真相を突き止めようとする。

ミランダは親子間に溝のある息子・チャーリーを自分の職場に連れて来て訓練生たちの授業を見学させる。
今回の訓練はFBIの本部で多数の事件の関連性をブリーフィングする。訓練の合間を縫ってライアンとアレックスはFBI本部からアレックスの父親に関する情報を盗み出す。そこに記されていた情報ではやはりアレックスの母親がなんらかの関与をしているようだった。。

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訓練が始まり、近くの公園でテロ犯を捕らえる演習が行われる。
その最中、シェルビーとケイレヴだけがなぜか本部の人間に呼び出され訓練を抜けさせられる。本部に呼び出された理由は、シャルビーの携帯。彼女にしきりにかかってくる中東からの電話。それを指摘したケイレヴに対し「間違い電話だ」とごまかすシェルビー。
それを怪しんだケイレヴはFBI本部にシェルビーが何か怪しい、と報告していたのだった。

ケイレヴからの報告を受け本部の人間はシェルビーの口座から毎月大金が中東へ送られていることをつかんでいた。
本部の人間に詰め寄られるシェルビー、そこへミランダが割って入る。シェルビーが送金していたのは腹違いの姉、父親が出張先で作った子供だった。父親の死後それをしったシェルビーは姉妹に援助をおくっていたのだった。
それを知っていたミランダと知らなかったケイレヴ。シェルビーとケイレヴの間にはふたたびミゾが…。

いっぽうの演習、訓練生達がうまく連携しアレックスがみごとテロ犯(役)を捕獲する。
しかしテロ犯役の鞄の中には爆弾はなく、そのかわりにアレックスのかばんのなかに爆弾が…。まんまとテロ犯に仕立てあげられてしまったのだ、今回の演習は失敗。
落胆するアレックス、更にアレックスのかばんからは盗んだはずの資料も消えてしまっていた。。

リアムが資料を取り返したのだと気づいたアレックスはリアムを問いただす。
そこで語られたのは過去のテロ事件、リアムのミスでテロが起き204名が亡くなった。上司だったアレックスの父、そしてFBI上層部は隠蔽するためにアレックスの母親をスパイということに仕立てあげた(?)。。

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シェルビーを疑い傷つけたことを後悔したケイレヴ。自身の隠していた過去を吐露する。
昔、とあるカルト集団に身をおいていたケイレヴ、クレイトンがその集団から救い出し全ての記録を消したのだった。その経験から自分を愛してくれる人間がいるとは信じられなくなったケイレヴ。この告白をうけて二人の仲はまた元サヤに…?

未来視点

シェルビー、サイモン、双子のアミンはFBIに拘束される。
FBIの部長・クレイトンはアレックスを包囲したことをテレビの取材陣の前で宣言するが、その最中FBIのコンピューターが何者かによってハッキングされてしまう。
これによってFBIの内部資料が外に大量に漏れ、アレックスの無実を証明できる可能性が…!

被弾したライアンを連れて逃げるアレックス。包囲された二人はとある民家に身を隠し、ライアンの腹の中に残った銃弾を取り出すためアレックスが素手で弾を取り出す。
FBIに包囲をくぐり抜け潜伏中の民家に現れたのは、以前アレックスを助けたハッカー集団・アンノウンのメンバー。FBIにハッキングしたのは彼らだったのだ。

FBIから漏れでた情報をチェックするアレックス達。
そのなかで爆破犯が残した材料購入のレシートに目をつける。購入されたもののうち爆弾に使ったとおもわれるワイヤー購入の履歴。しかしアレックスは既にワイアット社製のワイヤーを手にしていた。
レシートに記録されたワイヤーとは別物、ではいったいこのワイヤーは何に使われたものなのか?
予行演習の爆弾がつくられたのか?それとも駅で起きた爆破テロこそが「予行演習」だったのではないのか?

FBIからの情報流出はクレイトンのPCから流出させられたため、クレイトンは焦る。
自身とシェルビーの私的なメールの内容もソコに残っていたからだ。ケイレヴに頼みシェルビーの携帯からデータを消すように指示するが既に険悪になってしまった関係故、ケイレヴは渋々受け入れる。

情報流出についてあらっていたケイレヴは重要な情報を見つける。
クレイトンの助手が昨夜おくった報告メール、何者かがアレックスのIDを使いFBI本部に入室した記録が残っていた、と。ケイレヴは重要な情報だ、と訴えるがクレイトンは頑なに「問題はない」と、何かバツが悪そう…。

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クレイトンは部下に命令し、当該のメールを削除していた。
それに気付いたケイレヴはクレイトンに詰め寄る、「アレックスが無実だと証明できる唯一の証拠」だったのに、と。これが証拠に採用されれば、クレイトンはシェルビーとの浮気に関する情報も明るみに出ることをおそれたためだった。

いっぽう、アンノウンの2人の力を借りてアレックスとライアンは民家から逃げ出す。
アンノウンの力添えで国外へ逃げる策を講じるが、アレックスは真犯人と再び起こるかもしれないテロをほっておけない様子。しかしこの状況では何もできないとライアンに説得され、それを受け入れることに…。

しかし、アレックスは最終的に逃げないという決断をくだし、ライアンだけがヘリに乗せられ身を隠すことに。
アレックスは単身、FBI本部に乗り込み「ニューヨークのどこかに別の爆弾がある」と告げに行くのでした。

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ケイレヴとシェルビーのあれこれ

くっついたり離れたりをくりかえしてるシェルビー&ケイレヴ。今回も断裂かとおもいきや結局最後でよりを戻しましたね。
個人的には正直この色恋のくだりは胃もたれするんですけど苦笑

未来視点でもシェルビーにつらくあたるケイレヴですが、クレイトンへの返信メールを削除する際に文面に「まだケイレヴが好き」的な文章をみつけたケイレヴ。まだ心が揺れてしまうのか…。

シェルビーの中東との繋がりについての謎は今回のお話で解消されましたね。
腹違いの姉妹との会話もとくに不審な点はなかったですし。残るは爆弾につかわれたワイヤーがワイアット社製だった点ですね。。

 

過去の秘密が明らかにされたケイレヴですが、彼にはまだ明かされていない秘密が…。
それは偽名「マーク」の謎。今回の終盤では「マーク・レイモンド」と名乗り謎の男と会話する描写が登場しました。

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男「どうもキミがマーク…」
ケイレヴ「レイモンドです。緊張する…。」
男「大丈夫、期待して!これからの2時間でキミの人生が大きく変わるから。」

男の口ぶりからすると自己啓発?なにかのミーティングみたいな感じがしたんだけどいったいなんだろう。。

撃たれたミランダ

過去視点の最後でアレックスとミランダが話しているなか、ミランダが何者かによって銃撃されます。
かけよるアレックスに対しミランダが言い残す言葉は「チャーリー…」

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息子のチャーリーの仕業なのか…?
今回のアカデミー演習を見学したことでなにかやりたいことを見つける希望を見出したかのようにもみえたのですが、過去の過ちが彼をいつまでも放さないのか…。
チャーリーとコンタクトをとっていた過去の仲間の存在も気になるところです。