海外ドラマ・ クワンティコ FBIアカデミーの真実 第9話 「仕込まれた証拠」が放送(Dlife見逃し配信でも配信)されたので今回もレビューしてみます。投降したアレックスは尋問機関によって連れ去られてしまう。ふたたび登場したイライアスらが協力し彼女を取り返そうとするのだが…!
前回のレビューはコチラ。
クワンティコ FBIアカデミーの真実 第9話 あらすじ
原題は “Guilty”
過去視点
今回のアカデミー訓練では実際におこった過去の事件を元にプロファイリングをする訓練生達。
FBI捜査官・ラングドンが自分の担当した案件を訓練生たちに精査させる。その中で各自プロファイリングが合格点に達するが、ただひとりサイモンはその結果に疑問を抱く。なにかがひっかかっているのだ…。
その夜、サイモンはラングドンを問い詰める。
それはラングドンが「事件を解決」にするために証拠を捏造し、虚偽の報告をして事件捜査をおわらせたことを見ぬいたからだ。事実、ラングドンはそれを認め、「あなたを殺せる」と脅しをかける。ライアンがその場に登場しサイモンは九死に一生を得る。
翌日サイモンはラングドンの不正をマスコミに告発。
FBI内部で処理せずに外部に告発したことで、同期生たちに責められる。自分の考える正義と同期達とのそれに違いを感じ感情が高ぶった彼がとった行動は以外なものだった…。
第8話でアレックスによって過去の失態を語らされたリアムは自分の失敗を激しく悔い、酒に溺れることに。みかねたアレックスはリアムとの確執を認識しながらも酒に溺れたリアムを立ち直らせる。
しかしリアムを気にかけるアレックスが面白くないライアンは、ふたたびアカデミーを去ることを決意する。
未来視点
FBI調査本部に投降したアレックス。
アレックスの報告を受けて2つ目の爆弾があるのかないのか、尋問を続けるFBI。ソコへ現れたのはイライアス・ハーパー。今回は尋問中のアレックスの弁護士として再登場してきました。
リアムやクレイトンに啖呵を切った直後、HIG(
彼らは尋問するために手段を選ばないため、イライアスは焦る。
テロ現場で死亡していたダイアン・グッドウィンなる特別捜査官の死体。彼女の携帯がなくなっていることに不信感を覚える。この捜査官こそテロの前にアレックスのIDが不正利用されたことを報告した捜査官だったのだ。。
イライアスとケイレヴはアレックス擁護のために動き出し、サイモンとシェルビー、さらにアミン姉妹にも協力を要請する。
いっぽうアレックスはHIGによって連れ去られる。HIGの指揮官 グリフィン・ウェルズによって尋問をうけることに。
ウェルズは未だにアレックスが犯人と思い込んでいるため尋問の手を緩めない。アレックス自身に圧をかけても効果がないと踏んだウェルズはあらかじめ捉えていたライアンの姿をみせていたぶることに…。
同期生たちの動きに気付いたナタリーはシェルビーを問いただし裏で何をしているのかを問いただす。シェルビーはアレックスを信じるよう説得し、ナタリーも仲間に加わることに。
同期達の働きによって何者かによってアレックスがさらわれハメられた証拠を見つけ出した。これをつきつけられたリアムはアレックス救出のため動く。
ライアンライアンが拷問され、見かねたアレックスは求められるがまま虚偽の自白をしてしまうか?と思われたところで、リアムらFBIが突入。指揮権を取り返したFBIがアレックスとライアンを取り返した。
リアムによって救出されたアレックスはFBIと協力し真犯人究明を誓う。
真犯人を泳がせるために、これまでどおり「アレックスが犯人」ということを装い、裏で捜査を勧めることで合意する。
HIG(重要拘束者尋問グループ)とは?
今回、アレックスの尋問のために登場したHIG(ヒグ?)という集団。
海外ドラマでもあまり聴いたことのない名称なのですが、実際に存在する機関のようでオバマ大統領が組織した尋問部隊のようです。ライアンに対する尋問の仕方から、非人道的な組織であることは明らかですね…。
指揮官のグリフィン・ウェルズを演じたのは、実写版「バイオハザード」でカルロス役を演じた[actor][name]オデッド・フェール[nname]([altname]Oded Fehr[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0004912/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/09/8743cac558fe9e823ac7b08f3a648745.png”][aactor]。
イスラエル出身の役者さんで、みるからに中東系の俳優さん。実際、中東系の役柄が多いのでアメリカの機関に属する人物での登場はなんかちょっと違和感ありましたね。。
イライアスふたたび
第7話で訓練の失態からアカデミーを去ったイライアス。
ちょっとカッコ悪い去り際ではありましたが、サイモンの素性を密告することもなく跡を濁さずに去ったのでもう再登場はないかと思ってました。今回は未来視点で捕まったアレックスの弁護士として登場。
アカデミーを去ったあとは再び法律家に戻ったんですね。
今回は登場時からヒジョーに協力的に動くイライアスですが、会話のくちぶりからクレイトンとの間に確執があるようですね。ケイレヴと早い段階で協力しあっていたのはそのためでしょうか…?
しかし、まあ都合よくアレックスの弁護士がイライアスって。。近しい人で全て揃えちゃえるのがなんともご都合主義的ではありますが。苦笑
女性の視聴者からするとイケメン・イライアスの再登場は嬉しかったり、するんですかね?
「ある真実」を知ってしまったサイモン
今回の過去視点において、訓練教官として登場したラングドンの不正を暴いてしまったサイモン。
面と向かってその事実を突き詰めてしまったがためにラングドンに殺されそうになります。首元に注射器をつきつけられて連れ去られそうになるサイモン。すんでのところでライアンに呼び止められて九死に一生を得ます。
翌日、新聞にグランドンの不正の告発が記事として掲載。これによってグランドンは免職、グランドンによって捕まった犯人も釈放されることになってしまいます。
この事態をうけて、ニマやナタリーら同期たちに責められるサイモン。
自分の考える正義と同期達の考えるそれとに違いを感じ何かが切れてしまったサイモン。
前回から度々登場していた「中東系の男性との電話」シーンが描かれ、何かを画策する様子が…。そしてサイモンが彼から受け取ったものは「ニューヨーク全駅の図面」でした…。
中東系の男は明確に「爆弾」をつくっているシーンが登場しているのですが、ここでサイモンが受け取ったのは爆弾ではなく地図。駅でテロが起きているのでこれも十分関係があるように思えるのですが、では爆弾は誰が…?
これまでサイモンに関してはさまざまなトラブルが起きていますが、いよいよこれがアカデミー退学の理由になるのでしょうか?!
その他の伏線
シェルビーの伏線は解消されていない?
前回、腹違いの姉を支援しているという名目で謎の送金の伏線が解消されたかのように思えたシェルビーでしたが、クレイトンがケイレヴにかけた電話のなかでは「そんな女は実在しないという情報が入った」と。
ん?では前回シェルビーがテレビ電話で話していた中東女性はいったいだれなんだ?どーいうこと?
それに未だワイアット社製のワイヤーの件も解消されてないし…謎。
ナタリーの娘
今回、ナタリーがアカデミーに入った理由として離れて暮らす娘のため、という話が登場した。
過去にも娘の父親と電話で喧嘩し泣き崩れるシーンがあったけど、未だナタリーについては伏線にふれるような描写が登場していない。未来視点で仲間に加わったことでこれから彼女のパーソナリティを紐解くような話が登場してくるのだろうか…?
ミランダが息子を売った理由
第8話で何者かに襲われたミランダは入院、襲った犯人は息子のチャーリーである、と自ら証言する。しかし現場に残された痕跡や、凶器から見つかった指紋はチャーリー以外の人物を指し示すものだった。。
なぜミランダは息子・チャーリーが犯人だとウソをついたのか?
ただの勘違い?それともなにか理由があるのか?どちらにしてもこのチャーリーの件が未来のテロにどう絡んでくるのかが見物です。。。
あとがき
[rating]
ふたたびサイモンの怪しさが高まってきてゾクゾク…。
だけど未来視点では本気でアレックスに協力しているように見えるし、いったいどういうことなんだろう。。イライアスの再登場もなんかちょっと笑っちゃったんですが、同期総出でアレックス協力の体制になるのかな?
いやーそれにしても見事に毎回毎回さいごでどんでん返ししてくれるのはスゴイですね。来週分が早く見たくなっちゃいますもん。。
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