CSチャンネル・AXNで 海外ドラマ ザ・フォロイング シーズン3 第8話 「葬られた顔」が放送されたのでさっそくレビューしてみたいと思います。ストラウスの一番弟子・テオを追うライアンはいよいよ彼の正体をつきとめるが…。
ちなみに前回のレビューはこちら。
ザ・フォロイング シーズン3 第8話 「葬られた顔」あらすじ
原題は “Flesh & Blood”
ストラウスの一番弟子の男・テオは上司・タッカーを殺害。
その死体をバラバラにし、スーパーマーケットに忍び込んで食肉加工機にかけて証拠隠滅を図る。
いっぽうFBIでは「姿を消したタッカーが犯人だ」とドノヴァン、しかしライアンはタッカーは既に殺されており、犯人に偽装されている、と警告する。
会話の過程で、ライアンはドノヴァンの前任で上司のジーナが退職に追い込まれたことを知る。
ライアンは殺人犯たちを野放しにしておいていいのか?と彼女を鼓舞し、退職を考えなおすように諭すのだが。。。
ジーナは死刑執行を目の前にしたジョーに面会に来る。
州の決まりで死刑囚の精神鑑定を行わなければならない。しかしジョーは針金で手錠をはずし、ジーナと警備員を襲う。警備員の服を奪って変装したジョーは刑務所の外へ…そこで彼を待っていたのはーーーーライアン。
…というのはジョーの妄想。
実際に精神鑑定を受けるジョーは、遠い目をして考えにふける。ライアンと行動をともにすることを夢にみているのか…?
ライアンは一番弟子の男・テオがITに精通し、タッカーや殺された社員(第7話参照)とも親しかった人物である可能性が高いと考える。従業員の中に犯人がいるはず、と調査をすすめる。
テオは妻と買い物へ。
最近のテオの様子がオカシイと感じている妻のシンディはご近所さんのナンシーに「浮気をしているのかも?」と相談していた。何かを隠しているはず、とシンディを炊きつけるナンシーだが。。。
シンディとナンシーのおかしな様子を見たテオは警戒、シンディの疑いをはらすために「子供をもうひとり作ろう」と提案、案の定シンディの機嫌は治るのだが。。。
マックスは社員のひとりサム・ルイスに目をつける。
怪しい点がひとつもなく、完璧すぎる履歴が逆に怪しいと考えたのだ。ライアンはドノヴァンに内緒でサムのことを調べようとする。
ライアンとマイクは会社の資料にあったサムの自宅を訪問する、がそこは蛻の殻。
彼らがやってきたことを遠隔カメラで監視していたテオはとっさに「サム・ルイス」のすべての情報(IDやパスポートなど)の顔写真を偽物の情報に差し替える。ライアンは隠しカメラを発見し、不安にかられる。
同時に隠して設置されていた爆弾にマイクが触れてしまい起爆、とっさにライアンがマイクをかばってバスタブに飛び込みふたりは一命を取り留めた。
ドノヴァンも現場に現れ、ようやくタッカーが犯人ではに事を認める。サムの全ての情報から顔写真が消えた今、直に相対しているマックスの記憶をたよりに似顔絵をつくるほか手がない。
ジョーは死刑執行を前に、自分の処刑に立ち会うようライアンに招待状を出したが彼は立会を断る。それを知ったジョーは動揺し始め。。。
帰宅したライアン、家には恋人・グウェンの上司の医師たちが招かれていた。
前々から来訪と会食を知らせていたグウェンだが、ライアンはそのことをすっかり忘れていた模様。呆れるグウェンとバツのわるそうなライアン。
医師のひとりが「ジョーを処刑するのは横暴だ」といいはじめる。
「我々は日々人間の命を救っているのに、身勝手に処刑するのか」と。それを聴いたライアンは激昂、見解の違いから口論になりライアンは医師たちを追い返してしまう。グウェンは憤慨、ライアンも言い返すが、その過程でライアンは「マイク」のことを「ジョー」と言い間違える。
こともあろうに相棒のマイクと大敵・ジョーを言い間違えたことに「どうかしてる」とグウェンに言い放たれてしまう。
テオの家では友人らを呼び、シンディのサプライズバースデーパーティーが開かれる。
そこでナンシーはテオに詰め寄る、出張で忙しいのによくパーティーを準備する時間があったわね、と。ナンシーはテオが出張先であったとされる取引先企業に知り合いがいる、と語る。未だにテオの浮気を疑っているナンシーは得意顔で彼のウソを暴かんと立ちまわるが。。。
その夜、テオはナンシーの家を急襲。ナンシーと夫を殺し、口封じしてしまう。
翌朝、夫妻の遺体が発見される。警察は夫がナンシーを殺した後に自殺した、とみているようだが。。。
ライアンに諭されたジーナは、彼の元を訪れ復職を決意する。
復帰したジーナとともに捜査するライアン一行、サム・ルイスが就職する際に保証人となった人物 ウィックを特定し遭いに向かう。
ウィックの家にやってきた一行だが、またしても家は蛻の殻。しかしライアンは床の下に隠し扉があるのを発見する、そこを開けると立ち込める異臭。地下室に降りるとそこには、部位ごとに吊るされたバラバラ遺体が飾られていた。
更に地下室を捜査するライアンは、ジョーの幻覚を見てあわてて転んでしまう。マイクに言い繕うライアン。その先の部屋でマイクは無残な状態の遺体を発見する。
同時にウィック本人が帰宅、ジーナを突き飛ばし逃亡しようとするがライアンが取り押さえ逮捕する。
ウィックは悪びれることなく、ジョー・キャロルような凶悪な殺人犯としての名声を欲していた。
ライアンは「ジョー・キャロル以来の凶悪な連続殺人犯、として報道してやる」とウィックを釣り、情報を引き出す。彼によればルイスはIT技術を使いウィックの素性を調べ、それを脅しのネタに履歴の偽造を手伝わせたのだという。ウィックはその際に預かったハードディスクを隠し持っている、とライアンに明かす。
その証拠からはナンシー夫妻の夫が使用していたのと同じIPアドレスが検出される。
ナンシー夫妻が殺されたことを掴んだ一行は、ルイス(テオ)が必要にせまられ夫妻も殺したのでは、と考え現場に向かう。
ナンシーのSNSの写真からルイス(テオ)とシンディの写真を発見したマックス。
彼らがその写真にアクセスしたことをプログラムの通知でしったテオは愕然とする。ついに正体がバレたと知ったテオはシンディと子供たちを拘束し薬を打つテオ。
シンディとの夫婦生活を「ままごと」と形容しつつも、その生活は楽しかったと語るテオ。
ライアン達がシンディの家に駆けつけると既に死んでぃは殺されていた。
子供たちは薬を打たれれはいたがかろうじて息はあった。陰惨な現場を再び目の当たりにしたジーナは「限界だ」と告げ、改めてFBIを辞める覚悟をしたのだった。。。
テオはライアンに電話してくる。
ライアンは必ず捕まえる、と宣戦布告するがテオも「お前の未来を奪ってやる」と警告するのだった。。。