CSチャンネル・AXNで 海外ドラマ ザ・フォロイング シーズン3 第9話 「闇の配達人」が放送されたのでさっそくレビューしてみたいと思います。ジョーの死刑執行が近づくなか、逃亡をつづけるテオはジョーに接触を図る。。。
ちなみに前回のレビューはこちら。
ザ・フォロイング シーズン3 第9話 「闇の配達人」あらすじ
原題は “Kill the Messenger”
ライアンはふたたびジョーの夢を見る、しかも今度はジョーに教えを請うてグウェンを殺そうとする、というひどい夢。
ジョーの死刑執行が近づき、ライアンにも少なからず影響を及ぼしている様子。
FBIに追われる身となったテオは、ストラウスに協力していた女性弁護士・ジュリアナ（マークに殺された）の事務所に押し入り手帳らしきものを盗み出す。
ライアンはグウェンを乗せて車を運転中、パトカーに止められる。
銃を向けられ社外に出るよう命令されるライアン、地面にふせさせられ、FBIバッジを確認させるとようやく開放される。警官たちの話しによれば、ライアンの車が盗難車として登録されていたという。
グウェンは不安そうにライアンを見つめるが。。。
マックスの現恋人・トムは未だにマイクとのわだかまりを抱えていた。
マイクは消えたマークの足取りを追っていたが、彼の部屋からパソコンが亡くなっていることが捜査上に浮上する。そのパソコンの接続元を終えれば、マークの居場所につながるかもしれない、と考えるマイク。（しかしそのパソコンはトムが隠し持っているのだった）
テオの足取りを追う、FBIの面々。
そこでライアンの携帯にクレジットカード会社から電話。ライアンのカードでボートが購入されたという。
今朝、車が盗難車扱いになってたことといい、テオが情報を操作してライアンに揺さぶりをかけてきているのだと直感。
さらに、ジュリアナの事務所に強盗が押し入り、守衛が殺された（テオが殺した）と連絡が入る。
ライアン、マイク、マックスは車でジュリアナの事務所に向かうが、青信号で進もうとしたところ、横から車にぶつかられる。
テオが信号機と監視カメラを操作し、自己を誘発したのだ。ライアンにはテオから電話がかかってくる。ライアンのメールをハッキングし、身内に手をだすことを示唆するテオ。ライアンに宣戦布告する。
ジュリアナの事務所にやってきたライアン達。
ストラウスとデイジーたちの橋渡し役だったジュリアナになぜテオが関係してきたのか？ジョーの話ではストラウスの弟子同士は関わりを持たないはず。テオは独自に他の弟子の連絡先を探しているのでは…？と考え至る。
刑務所のジョーのもとには死刑執行の手順を説明しに弁護士がやってくる。
弁護士の持ち物の中に新聞をみつけたジョー、新聞の一面にはテオの事件が顔写真付きで掲載されていたその写真を見て、過去のことを思い出すジョー。
大学講師をしていた時代、ある学生が「死生観」についてジョーに問いかけてきたことがあった。
ジョーは彼の事が印象に残っていたが、その男こそテオだった。ジョーは弁護士にライアンへの伝言を託す「ライアンの追っている男（テオ）の情報がある」と。
グウェンはライアンの元を訪れる。
心配そうな表情の彼女に事情を聴くと、グウェンの診察記録（彼女は医者）が改ざんされ、薬物の過剰投与を疑われているという。
これもテオが情報を操作した結果。グウェンはキャリアが台無しになる、と心配する。
ライアンにはジョーから電話がかかってくるが、グウェンのことでそれどころじゃないライアンは電話を断ってしまう。
ニュージャージーのストリップクラブではひとりの客が、踊らずにウェイターをこなす女性に声をかける。
女性はウィッグで変装していたが、デイジーだ。ストラウスの死後、テオに見逃されたデイジーはウェイターをして生計をたてていた。
男はデイジーに金を払い自宅に招く。
仕事としてベッドを供にしようとする彼女は男のことを「カイル」（死んだ恋人）と呼ぶ。カイルとのことを思い出して行為に及ぼうとするが、男の態度がカイルと違うことに嫌気が差したデイジーは男を刺し殺してしまう。
呆然とするデイジー、窓の外をみるとそこにはマークの姿が。
驚いたデイジーは叫んで逃げ、マークは窓を割って侵入、彼女を追う。デイジーはクローゼットに隠れやり過ごそうとするが、マークに見つかってしまう。
「殺さないでマーク」と命乞いするデイジー、マークは「マークは死んだ、俺はルークだ」と告げる。
利用され憤慨するマークはデイジーを殺そうとするが、デイジーは「マイクの情報をあげる」と取引を持ちかける。
そのころテオは、ゲイリー・ベンソンという男に接触する。射撃場にやって来たテオは、退役軍人であるゲイリーに同じく軍人を装って近づく。
ゲイリーは上官 ロバート・タブスのせいで職を負われ、相手を恨んでいた。
テオはゲイリーをそそのかし、タブスの家に押し入る。タブスを拘束し、ゲイリーに思いの丈をぶつけさせボコボコにさせる。そしてテオは仕上げにタブスの頭を撃ち抜く。
テオはゲイリーに「お前は特別だ」と信じこませ、従わせる。
ゲイリーはその言葉に高揚し、昔の女に自慢したがるがテオは止める。しかしテオの隙を見計らってゲイリーはテオの携帯を拝借、女に電話をかけてしまう。
デイジーは、マックスの部屋を監視するために使っていたパソコンをマークの家に置いてきていた。
今もなお、カメラは外されておらず、毎日誰かがログインしている形跡があった（トムが隠し持っているため）。その情報をマークに渡すデイジー。
マークはあくまで「自分はルークだ」と言い張り、ナイフで脅してデイジーの服を脱がせる。
しかし意を決したデイジーが服を脱ぎ、いざ上にのっかられるとマークはデイジーを拒否する。その様子をみてデイジーは「マークは死んでない」と嘲笑。悔しそうなマーク。
ゲイリーが携帯を使ったことによって、FBIはテオの居場所を特定する。
警官がタブスの家に向かうとタブスの死体を発見。しかしテオがなぜふたたび携帯を使って居場所をバラすような真似をしたのか不思議がるFBI一同。
ゲイリーは刑務所の看守に変装、テオが遠隔で刑務所のデータを操作し、ゲイリーを潜入させる。
ゲイリーがやってきたのはジョーの監房。ジョーの姿を見つけると、テオは自分の名前を伝えるようにゲイリーに命令する。
ゲイリーは無線機を通してテオの代弁をしジョーと会話する。ゲイリーを使ってここまで来たことを素直に称えるジョー。ジョーはテオが入り込んできた理由を「俺の助けが欲しいんだな？」と言い当てる。
テオはストラウスの残した何らかの情報に関するパスワードを欲していた。それをジョーが知っているらしい。
それと引き換えにテオは、ジョーの死刑執行後も彼の名を引き継いで殺人を続けることを約束する。
マックスとマイクは、マークのパソコンの件を捜査。
パソコンの通信データを元に現在のパソコンの在り処を割り出そうとする。その会話を目の当たりにしたトムは焦る。自分がそのパソコンを持っているからだ。
マックスが情報を追跡、トムはロッカーに隠したパソコンを処分しに向かう。
FBI署内にパソコンがあることを突き止めるが、トムがパソコンを破壊し、途中でデータ探索が途切れる。マックスとマイクはFBI署内に内通者がいるのでは？と疑う。
いっぽうでテオの携帯からかけられた相手の女性が判明。さらに女性を聴取すると元夫から連絡があったという。
その夫（ゲイリー）を調査すると、ジョーの刑務所の看守になっている（テオが潜入のため情報を書き換えた）。ライアンはテオがジョーと接触しようとしていることに気づく。
テオの提案では満足しないジョーは、ライアンの恋人について訪ねる。
テオはグウェンの情報をジョーに伝えると、ジョーは「自分の居場所はもうない」と感じ失意の表情をみせる。テオはジョーに協力を求めるがジョーは拒む。
更にFBIにゲイリーの事がバレ、警報が鳴り始める。
動揺したゲイリーの隙をついたジョーは鉄格子越しにゲイリーの首を絞め殺してしまう。計画が失敗し悔しそうなテオ。
ジョーは拘束され監房から移される。
ライアンはジョーの元をおとずれ「テオのことを知っているな？」と訪ねる。ジョーは「電話したのに君は出なかった」と。
テオの情報を聞き出そうとするライアンと自分への態度を改めるよう求めるジョー。
会話の中で突如、ジョーはグウェンの名前を出す。彼が知るはずのないグウェンの名前が出たことでライアンは激昂、ジョーにとびかかり、警護に取り押さえられる。
ライアンの素直な感情を目の当たりにして嬉しそうなジョー。ライアンはそのままその場を去る。
自宅に帰ったライアンは、長い間やめていた酒に手を出そうとする。
グウェンを失いたくないライアンはバスルームのグウェンに語りかける。グウェンも愛している、と返すがどうやら彼女は妊娠した様子…この不安な状況のなか、心配を拭い切れないグウェンは泣き出してしまい。。。
いっぽう、監房のジョーはライアンが跳びかかった際に彼のサングラスをこっそりとくすねていた。
サングラスを分解し、フレームを折り曲げて凶器を作る。その目的は。。。
