収録全曲レビューしてみる(後半)
7、明日を鳴らせ
ボク的に大本命の曲。
アニメ「フェアリーテイル」のOP曲になっていた楽曲で先行配信リリースもされています。
アニメクールの切り替わりでOP曲が切り替わった時に、前情報なしで聴いたのですが「あれ?このイントロアニメっぽくなくてかっこいい…あれ?この声なんか聞き覚えあるぞ…あっ!」って感じで、クレジットをみてシシドカフカさんの楽曲であることを知りました。
こちらもシシドカフカ王道のアッパーソング、イントロのがとにかくカッコいいです。
アニメタイアップの印象が彼女になかったので、意外でした。
さすがエイベックス、移籍の底力をみせてくれますね←
8、Spider trap
強めのトレモロ(ビブラート?)がかかったギターから始まる妖艶な楽曲。
マイナー調進行ですが、暗いというより「妖艶」。全体的にアラビアっぽいとうかラテンぽいっと言うか異国感が前面にだされたアレンジです。
間奏のバイオリンかな?の主旋律がすごくキレイ。こういう曲もやるんだあ〜!って感じで意外性をみせてくれた楽曲でした。
9、ROLLING ROLLING
こちらも軽快なナンバー。
シシドカフカファンなら何となくわかるかもしれませんが、ビール&焼き肉ソングの系譜を受け継ぐ呑ん兵衛ナンバー(笑)
過去にも「100年ビール」や「焼き肉プリンセス」という歌詞がおもしろい楽曲が存在するのですが、その路線の楽曲。決してネタ曲というわけではなく楽曲のサウンドはカッコいいんです。
じっさいに効かなきゃなかなかわかりづらいとは思いますが。。
13曲入りというアルバム構成の中で、いい息抜きになっていると思います。
10、特別な人
タイトルからバラード曲かな?とおもったらこれも割りとアッパーソング。
楽曲を手がけたK.MASAKIさんを存じあげなかったのだけど、調べたらmoumoonというユニットをされてる方?のよう。
moumoonは名前聞いたことあります。
素人耳なので見当違いかもしれませんが、この曲だけドラムの金物がキンキンいってる気がしてちょっと気が散りましたね。。
11、バネのうた feat. 甲本ヒロト
作詞作曲、さらにコーラスにザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトが参加しています。
説明なしに聴いても甲本ヒロトっぽい曲だな!て感じますねコレ。
こちらも昨年出したミニアルバム「K⁵」(Kの累乗)にも収録されていました。
シシドカフカっぽさ、とはちょっと違いますがアッパーな感じはやはり彼女に合いますね。
良い意味でアルバムのアクセントになってる気がします。
12、最低な夜のあと
バラード曲。
「アノヒトの笑顔が正解になる」という一節があるので恋愛的な側面もあるのでしょうが、完全な恋愛詩というよりは日々の生活、人間関係、悩みなどの様々な要素を内包して指している歌詞なのかなあ、と感じました。
ポジティブとはいいきれない、けどネガティブで終わってもいない印象ですが、曲自体はマイナーな感じではなくて先に希望が見える闇、といった印象を受ける曲です。
楽曲を手がけているのは大西省吾さん。
シシドカフカさんのツアーのバンマスも努めていらっしゃるようですね。
13、春の約束
アルバムの締めはふたたび亀田誠治氏の楽曲。
タイトルもあいまってすごく春っぽい爽やかさのある疾走ソング。個人的にはじゃっかん「閃光少女」や「透明人間」などの東京事変の亀田曲を彷彿とさせる感じがしました。
それこそ青春系のアニメか清涼飲料水のタイアップとれそうな仕上がり。
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【亀田誠治 FM KAMEDA】シシドカフカさん @shishido_kavka 迎えてココロオドル音楽との出会い<後半>https://t.co/eOUCSXyVB2#jwave #beatplanet pic.twitter.com/sRnx6apqO0— J-WAVE BEAT PLANET (@beatplanet813) April 20, 2016
バラードでしっとりと締めくくるよりは、ちょうどいいアッパー系で締めてくれたほうが好みなので、この曲がエンディングでよかったなと思います。
あとがき
[rating]
Youtubeを漁っていたら、シシドカフカのライブ行きたい欲がつよまってきてしまった。。でも今回のツアーも住んでる近くに来ないんだよなあ…。
ぐあああああ、もうちょっと細かくツアーまわってくれよおお〜…!!
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