CSチャンネル・スーパー!ドラマTVで人気の海外ドラマシリーズ スーパーナチュラル シーズン10 第13話 「呪われたデバイス」 が放送されたので感想がてらレビューしてみたいとおもいます。ディーンとサムは幽霊による連続変死事件の捜査にのりだすのだが…。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
スーパーナチュラル シーズン10 第13話 「呪われたデバイス」あらすじ
原題は “Halt & Catch Fire”
ディーンとサムは大学生の変死事件の捜査に乗り出す。
変死事件で生き残った女性・ジャネットによれば、車のナビゲーションアプリ「トリニ」が暴走し、車を勝手に操作して運転手・ビリーを乗せたまま崖下に突っ込んだという。
ビリーの兄・ジョーイは従軍中に戦士していたが、兄弟はジョーイの霊が悪さをしたのでは?と考え調査に乗り出す。
事故で大破した車を調べると、エクトプラズムにまみれ、EMF(電磁場)装置が異常に反応を示す。幽霊の仕業であることは明白だった。
ふたりは車を浄化し、車に火をつけて始末をつける。
そのころ同じ大学の寮ではひとりの女学生・ジュリィーが変死をとげる。施錠された部屋の中でパソコンのコードを首に巻き付けられ死んでいた。
捜査にやってきたウィンチェスター兄弟は、現場でもEMFの反応があったことから、コチラの事件も幽霊の仕業によるものだと推測する。
ディーンは同じ寮生だったデライラ・マリアンに聞き込み調査すると、彼女の様子がおかしいことに気づく。
サムは被害者女性のパソコン履歴に不審なチャット履歴が残されているのを発見。「810」という数字が何度も送られてきていた。
さらに大学では過去に教師が強盗事件で死んだことが明らかになる。兄弟はその教師の霊が悪さをしているのだと推測する。
その夜、ふたたび大学寮で男子学生・カイルがいたいとなって発見される。
事件を受けて動揺したデライラは兄弟に隠していた真実を語りだす。
過去に教師が死んだ事件は実は強盗事件ではなく、デライラたち学生が引き起こした交通事故だった。
ビリー、カイル、ジュリィー、デライラの4人はドライブの最中、不注意から対向車に事故を起こさせてしまう。その車に乗っていたのが死んだ大学教師シルバーだった。
4人は責任を問われることを恐れ通報もせずに現場である「810大通り」を立ち去る。罪悪感に駆られたデライラは通報しようとするが、他の3人に止められてしまう。
そのことを隠し続けてきた学生だったが、シルバーの霊が恨みを晴らすために学生を襲っているらしいのだ。
兄弟はデライラを守るため彼女を塩の円陣のなかに入らせる。
ディーンはデライラが犯した罪を償うためにはきちんと真実を話すべきだ、と諭す。
幽霊は何かに取り付いて移動するが、シルバーの霊は何を媒介にしているのかが定かではない。サムが調査した結果、シルバーの霊はどうやら「Wi-Fi」の電波に乗っかってIT機器のなかを移動しているらしかった。サムは通信網の中に潜んでいるシルバーを捕らえるため通信ルーターを破壊しようとするのだが…。
同じ頃、シルバーの霊はデライラの部屋に現れる。
部屋の中にあるテレビやパソコン、スマートフォンなどWi-FI接続された機器に次々と乗り移るシルバー。ディーンはそれをことごとく破壊していく。
ふたりは電波が届かない地下室に逃げ込む。
しかし地下室に誰かが置き忘れた携帯電話に電波が届いてしまい、シルバーの霊が姿をあらわす。
ディーンはシルバーの霊を諌めようとしながらサムに応援を要請する。
サムはシルバーの妻の元を訪れる。すると妻はシルバーの霊からチャットが飛ばされてきていることを明かす。
妻はシルバーが復讐のために学生たちを殺しているのだと察していた。
ディーンからの応援を要請されたサムは、妻にシルバーを説得するように依頼する。
シルバーの霊はディーンに襲いかかろうとするが、携帯電話越しに妻が語りかけシルバーの暴走を止めようと説得する。
妻の必死の説得の末、シルバーの霊は復讐を辞め成仏する。
事件が解決するとデライラはシルバーの妻の元を訪れ、自分たちが犯した過ちを正直に白状し謝罪することを決める。
兄弟はそれを見届ける、ディーンは彼女の犯した過ちに自分の「刻印」を重ね「自身の過ち」を受け入れるしかない、と結論を出す。
サムは「刻印を消す方法」を探し続けるべきだと諭すが、「刻印を受け入れる」と決めたディーンの決意は揺るがなかった。。。