CSチャンネル・スーパー！ドラマTVで人気の海外ドラマシリーズ スーパーナチュラル シーズン10 第14話 「死刑執行人の呪歌」 が放送されたので感想がてらレビューしてみたいとおもいます。刻印に苦しめられるディーンはついにその元凶・カインを殺す決意を固めるのだが…。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
スーパーナチュラル シーズン10 第14話 「死刑執行人の呪歌」あらすじ
原題は “The Executioner’s Song”
とある刑務所で、独房に収監されていた連続殺人犯 トミー・トリバーが姿を消す。
独房にはトリバーの血痕が残され、監視カメラには謎の男が独房棟に侵入する映像が残されていた。
事件を捜査しにやってきたウィンチェスター兄弟、ディーンは監視カメラに映し出された男がカインであることに気づく。
そのころキャスは下っ端の悪魔を捕らえ、カインの居場所を吐かせようと尋問していた。その悪魔によればカインは手当たり次第に悪魔を捕らえて殺して回っているらしかった。
キャスはその情報を兄妹に伝え、カインが潜伏しているらしいイリノイへと向かう。
カインが殺したらしい人物たちが埋葬されているらしい、無数の墓標をみつけるキャス。彼の前にカインが姿をあらわす。
カインは自身が「殺人の始祖」として自分の悪を受け継いだ殺人犯たちを殺して周っているらしい。悪魔や人間に区別なく。
ディーンを逃した際にアバドンの軍勢に襲われたカインは長年抑えてきた殺人衝動に目覚めてしまったらしいのだ。人間の10分の1の数を殺す、と目標をかかげたカイン。
キャスは刻印を消す方法を聞き出そうとするが、カインは「方法はない」と語り、ディーンもそのうち始末してやる、と語り姿を消してしまった。
地獄ではクラウリーは部下の悪魔からの昇格要求を受けるが、それを聴いていたロウィーナは嘲笑しその悪魔を裏切り者よばわりする。
クラウリーは徐々にロウィーナの助言を受け入れるようになっており、彼女の進言に従って部下の悪魔に処罰を下す決定をしてしまう。
ロウィーナは自分を追放した魔女のコミュニティ・コヴェンに復讐すること語り、クラウリーに協力を求める。
地獄を出てふたりで行動をともにしようと誘うのだが、クラウリーは彼女の狡猾さを見抜くのだが。。。
キャスは兄妹にカインのことを報告する。
カインはどうやら殺人を犯した人間の家族、悪意を受け継ぎそうな物を根絶やしにするために皆殺しにしているらしかった。
ディーンは自分が刻印を受け継ぐ際に、アバドンの軍勢が押し寄せたことが、カインが殺人に目覚めるきっかけになってしまったと責任を感じていた。
兄妹はトリバーに12歳の息子がいたことをしり、カインが彼を狙うことを危惧して保護しに向かう。さらに原始の剣でカインを殺そうと。
ディーンはカインを殺すために原始の剣を渡すようクラウリーに連絡を入れる。
カインの殺人予定リストにはクラウリーの名前もあがっていたため、クラウリーは協力することを承諾するがロウィーナはクラウリーが兄妹とつるむことを快く思っていなかった。
クラウリーは兄妹のもとへやってくるが、自身を殺すことも可能な原始の剣をそうやすやすと手渡す訳にはいかない。
兄妹がカインを捕らえたなら、そのあとで剣を渡す、と告げるクラウリー。
兄妹はトリバーの息子をおとりにカインをおびきだそうとする。
ディーンはカインを殺した痕は自分も死ぬ覚悟を決めたと語るが、その機会がおもったより早く訪れたことに少なからず動揺していた。
カインが現れキャスが応戦しようとするが、カインのチカラはキャスのそれを遥かに上回り手が出せない。
カインはトリバーの息子の胸にナイフを突き刺すが、子供の姿は煙のように経ち消えてしまう。
クラウリーはロウィーナの魔術道具の中から幻覚を見せる「アマランスの石」を持ち出し、カインを騙してみせたのだった。
クラウリーの協力を得て、納屋の中の悪魔封じの中にカインを閉じ込めた一行。
ディーンは自分ひとりでカインにとどめを刺しに行こうとする。そして納屋から出てくるのがどちらであれ始末するようにサムやキャスに告げる。
ふたりはソレには答えないが、ディーンの決意を察したクラウリーが「承知した」と応じる。
クラウリーから原始の剣を受け取ったディーンはひとりでカインの元へと向かう。
カインは世間にはびこる全ての殺人者は自分がかつて犯した過ちだと考え、その責任を取るために殺戮を始めたと語る。
ディーンは原始の剣を手にカインに襲いかかるが、カインのチカラは遥かに上、ディーンはまったく歯が立たない。
カインはディーンが刻印の衝動を押さえ込み「本気になっていない」と指摘、ディーンを激しく罵る。
カインはディーンから原始の剣を奪うと更なる殺人衝動を手に入れてしまう。
「弟を殺すこと」から始めったカインの運命を、ディーンは逆からたどり、最終的には「弟を殺す」ハメになる、と語るカイン。その宿命から救ってやる、カインはディーンにとどめを刺そうとする。
しかしディーンはスキをついてキャスの天使の剣を抜きカインの腕を切り落とす。
ディーンは「刻印に抗える」ことを期待してカインの改心を願うが、カインは「殺しは絶対に辞めない」とつぶやく。
それを聴いたディーンは憤りつつもカインにとどめを刺してしまった。。。
サムたちの前に姿を現したディーン。
3人は恐る恐る彼に話しかける。クラウリーは剣を返すよう要求するがディーンは剣を渡さずキャスに手渡す。
自分がディーンに担がれたのだと悟ったクラウリーはショックを受けた表情でその場を後にする。
サムはその様子を見てディーンが刻印に打ち勝ったのだと感じるのだが。。。
地獄に戻ったクラウリーは、兄妹に裏切られたことをロウィーナになじられてしまう。
ロウィーナは兄妹に良いようにあしらわれるクラウリーを「連中の犬」だとこき下ろし、地獄から去ってしまう。
サムは「刻印を消す」ことを諦めず、キャスは原始の剣をディーンにはわからない場所へと隠す。
ディーンは平静を装うとするのだが、サムは彼が苦しんでいることが痛いほど理解できた。。。
客演
[actor][name]ティモシー・オマンソン[nname]（[altname]Timothy Omundson[aaltname]）[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0648486/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/06/1497732990.jpg”][aactor]
カインを演じていたのはティモシー・オマンソン。
ドラマ「24」への客演のほか近年では「ギャラヴァント」などにレギュラー出演中。
感想＆あとがき
[rating]
ディーンの表情がどんどん憔悴して病んでいってるのがツラいなあ…悪魔になりかけたときとは別のベクトルで病んでる感じ。
カインが今際の時まで「殺人を辞めない」と語ったのは、それがイコール「ディーンも殺人を辞めることは出来ない」ことを示しているわけで、ディーンにとってはもはや救いのない絶望の言葉だったことでしょう。。。
サムやキャスの心痛もさることながら、ディーンの気持ちを汲んでやったクラウリーだけハメられた形になったのはちょっとかわいそうだったけど。苦笑
ロウィーナはクラウリーを丸め込むためになじったのかと思いきや、あんがいあっさりと地獄を出ていってしまったな、と。
これも彼女の作戦のうちなのかな…？
みんな、もうちょっとクラウリーに優しくしてあげて〜…笑
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