CSチャンネル・スーパー！ドラマTVで人気の海外ドラマシリーズ スーパーナチュラル シーズン10 第17話 「天国の協力者」 が放送されたので感想がてらレビューしてみたいとおもいます。刻印解除の術を探るため、メタトロンの助言を得ようとしたサムは…。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
スーパーナチュラル シーズン10 第17話 「天国の協力者」あらすじ
原題は “Inside Man”
刻印の影響で夜な夜なうなされ、苦しむディーン。
見かねたサムはカスティエルと落合い、「最終手段」に打って出ることに。
キャスは天国に通じる門へやってきて門番に交渉、ある人物を地上に呼び出そうとする。しかし、キャスは天国から締め出しを食らっているらしかった。
門番はある天使を呼び寄せ、器にしていた人間と入れ変わる。
召喚され器に入った天使はハンナだった。再会を喜んだのも束の間、ハンナはキャスたちが刻印の情報のために「メタトロン」を監獄から出そうとしているのだと察していた。
情報がほしいだけだと訴えるキャスとサムだがハンナはふたりがメタトロンを脱獄させようとしていると危惧し、仲間の天使を呼び寄せ威嚇する。
天使に取り囲まれ勝ち目がないと察したサムは大人しく身を引くが、「メタトロンを脱獄させよう…」と密かに意を決していた。
サムは賢人たちに認められていた本物の超能力者 オリバー・プライスの元を訪ねる。
サム達の顔を見るなり超能力で名前を言い当ててしまうオリバー。キャスの正体が天使だと知るとさほど驚いた様子もなく、ふたりを家に招き入れる。
他人の頭の中の内容が流れ込んでくる、と語るオリバー。天界に投獄されているメタトロンを脱獄させたいとサムが伝える。
「断ればどうなるか、ボクの心を読め…」と伝えたサム、半ば脅し文句だったのか、サムの心を読んだオリバーは血相を変えて協力を承諾する。
オリバーのチカラで降霊術をはじめる一同。
サムは天界から呼び出す人物の遺品を求められ、「ボビーの帽子」を取り出した。
降霊術は本物、サムが語りかける声は天界で暮らしていたボビーの元へと届く。
サムはボビーに刻印のいきさつを説明し、メタトロンを脱獄させる計画に協力を仰ぐ。ボビーは渋々承諾する。
ロウィーナはクラウリーの目を盗み身体に血文字のような模様を刻む。何かの魔法のようなのだが…。
ロウィーナはクラウリーの携帯履歴を部下に調べさせディーンの居所を特定させた。
ディーンはひとりバーに繰り出すが、そこでビリヤードをして大騒ぎしていた若者たちと賭けビリヤードを始める。
ディーンは生意気な若者たちに一泡吹かせようとこずるい手で賭けに勝ち、大金を巻き上げてしまう。
肉肉しい目でディーンを見送った若者たち、そこへロウィーナが現れる。
ディーンかがトイレから戻るとロウィーナが魔法で若者たちを暴徒へと変貌させていた。
襲いかかる男たちにディーンは応戦するが、とどめを刺そうとした瞬間に過去の「殺しのシーン」がフィードバックし、ディーンを踏みとどまらせる。
ロウィーナは服を脱ぎ捨て呪文を唱えると、身体に刻まれた血文字が光だしディーンを攻撃する。
しかしロウィーナの目論見はハズれ何故かディーンには魔法が効かなかった。
驚くロウィーナを取り押さえたディーンは「なぜ自分を襲うのか？」を問う。
ロウィーナは自身がクラウリーの母親であることを明かし、クラウリーが兄弟から「善の影響」を受けていると嘆く。
ロウィーナはディーンが暴徒たちにとどめを刺さなかった様子から、彼が普通の人間を見殺しにはできないのだと察する。
彼らにかけた魔法は自分にしか解けない、放っておけばエルのように（第7話参照）死んでしまう、と脅す。
ロウィーナの思惑通りディーンは彼女を殺さずに解放する。
地獄に戻ったロウィーナは、クラウリーを焚き付けるため自らの身体を傷つける。
そして「ディーンにやられた」と語りクラウリーに協力を求めるが、クラウリーはロウィーナのあさはかな行動が招いた結果だ、と嘲笑する。
ロウィーナの魔法がディーンに通用しなかったのは「カインの刻印」によって身体が守られているからだ、と說明するクラウリー。
ロウィーナは「あれ（刻印）は呪いの類、解く方法はある」と断言する。をれを聴いたクラウリーはロウィーナに刻印解除の方法を探らせようとする。
いっぽうでロウィーナはクラウリーが兄弟の言いなりになって戦おうとしないことに激昂。「王の威厳を示せ」と叱咤する。
キャスの先導で天界の「個室」を抜け出したボビー。天界で暮らしていた魂達を勝手に解放し、天使たちを撹乱する。
天使たちの目を盗み、地上に通じる扉の前にやってきたボビー。
扉が開くと、サムが門番を取り押さえている間にキャスが天界へと滑り込む。
キャスとボビーはメタトロンを探すために天界を歩き回る。
ロウィーナに焚き付けられたクラウリーはディーンの元に現れる。
ディーンは「ロウィーナを傷つけてはいない」と正直にあかし、クラウリーもそれがロウィーナの嘘だったのだと察する。
酒を酌み交わすふたり、クラウリーは「母によれば刻印はただの呪いだから消せるはずだ」「方法はいま探している」と告げる。
ディーンは「このままでいい」と強がるが、クラウリーにはそれが嘘だとお見通しだった。
ロウィーナに「丸くなった」と罵られた、と語るクラウリー。
ディーンはその通りだ、と語りお互いに穏やかに会話をしている現状に笑ってみせる。
クラウリーが母親に悩まされている様を見てディーンは悩み相談に興じるのだが。。。
メタトロンの監房にやってきたキャスとボビー。
しかしメタトロンはディーンに拷問をうけたことから（第10話参照）、協力を拒む。
しかしディーン本人がやってこずに、キャスたちが現れたことに「ディーン本人は知らない」ことだと察したメタトロンは、何かを企むような笑みを浮かべて、キャスに同行。地上にやってくる。
メタトロンは主導権を握ろうと強がるが、キャスは彼の首を切り裂いて恩寵をを奪う。
不死身で亡くなったメタトロンの足をすかさずサムが撃ち抜く。悶えるメタトロン。
焦ったメタトロンは「刻印を特には神レベルの術が必要だ」と明かし、刻印を解く術をメタトロンが知らないのだと悟るふたり。
キャスは「撃ち殺せ」とサムを焚き付けるが、メタトロンはキャスから奪った恩寵を返す、と申し出て命乞いする。
地獄に戻ってきたクラウリー。
ディーンのアドバイスを受け「家族ってのは見返りなく何かをしてあげたいと思える相手だ」と諭さられたクラウリーは、ロウィーナが自分を利用しているだけだと悟り、彼女を地獄から追い出すことを決める。
ロウィーナに地獄から出て行け、と罵り追い出してしまった。
キャスはメタトロンの言葉を信じ、恩寵を取り返すために彼を連れて去る。
去り際、キャスはボビーから預かってきた手紙をサムに渡す。
ボビーは「ディーンに隠したまま行動しないほうがいい」と助言する。
ボビーは天界に混乱を招いた罪で天使たちから懲罰をうけることになってしまうのだが、サムに協力できたことに悔いはない、と伝えるのだった。。。
