CSチャンネル・スーパー!ドラマTVで人気の海外ドラマシリーズ スーパーナチュラル シーズン10 第18話 「“呪われし者”の本」 が放送されたので感想がてらレビューしてみたいとおもいます。ディーンのため刻印を消す方法を探し出したチャーリーは。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
スーパーナチュラル シーズン10 第18話 「“呪われし者”の本」あらすじ
原題は “Book of the Damned”
ディーンの刻印を消す方法を探して世界中を旅していたチャーリーは、各国で謎の男達に追い回され命を狙われるようになっていた。
アメリカに戻ってきたチャーリーは男たちに襲われ深手を負ってしまう。
キャスはメタトロンから恩寵を取り戻すために、メタトロンを恩寵の隠し場所へ案内させていた。
恩寵を失い天使でなくなったメタトロンは相変わらずクチが減らず、キャスをイラツカせていた。
メタトロンは恩寵を隠した場所を執拗に教えず、時間稼ぎをする。
キャスとメタトロンの前には、地上に落とされた天使が現れ、展開を壊したふたりへの恨みをはらそうと襲いかかる。
キャスは天使に襲われ殺されかけるが、その窮地をメタトロンが救う。しかしキャスはそれでもメタトロンに気を許す気にはなれなかった。
ディーンはサムに、クラウリーから聴いた「刻印が呪いであり解く方法がある」ことを明かす。
チャーリーは何とか男たちから逃げ出し、兄弟に連絡してくる。
チャーリーはスペインの教会で「呪われしもの」という古い文献を発見していた。カインの刻印を解く方法が記述されているらしいその本を盗み出したチャーリーは男たちに狙われるようになったらしい。
男たちにはその文献の場所を感知する術があるらしく、チャーリーは逃げ切れる自信がない。ディーンはチャーリーを賢人の隠れ家に誘導し身を隠すように提案する。
ふたりはチャーリーのもとへと車を走らせる。
刻印を解く方法があると知ったディーンはテンション高め、その様子をみたサムは笑う。
チャーリーのいる隠れ家にやってきた兄弟、久々の再会を果たす。
チャーリーの見つけた本には世界中のありとあらゆる呪いとその解除方法が記述されていた。が、ディーンは刻印に影響され、様子がおかしくなりはじめる。。。
サムは本に記述された古代語を翻訳しようと四苦八苦、しかしいっぽうでディーンの様子のおかしさにも気づき始めていた。
いっぽうでディーンは賢人の資料から、チャーリーを追っていた男たちが「スタイン一族」という悪党だと調べをつける。
スタイン一族は呪いを利用して疫病や大恐慌を引き起こし、世界中に混乱をもたらしつづけてきたらしい。
さらに資料によればスタイン一族がつかってきた呪い=文献に残されたもの、を使えば代償として聖書に登場するレベルの大きな災難がふりかかる、と記されていた。
ディーンは「そんな代償は払えない、別の方法を探そう」と提案する。
サムは刻印解除がせまり、ディーンが怖気づいたのだと察する。サムの説得もきこうとせずディーンは「本は燃やせ」と言い放ち出かけてしまう。。
しびれをきらせたキャスはメタトロンを拷問し恩寵の隠し場所を聞き出そうとする。
メタトロンは「別の天使が隠したから場所は知らない」と語る。メタトロンは自身の書庫の本のどこかにその「隠し場所の目も」を忍ばせたらしいのだが。。。
メモを探すいっぽう、メタトロンは密かに術を作動させキャスは苦しみ悶え倒れてしまう。
メタトロンは隠していた「悪魔の石版」を取り出し逃げ出そうとするが、キャスは自力で恩寵を見つけ出すことに成功する。
チカラを取り戻したキャスは怒り、逃げたメタトロンを追う。
ディーンは隠れ家を出た足でマーケットへ買い物に出かけるが、そこにはチャーリーをおってきたジェイコブ・スタインたちが待ちかまえていた。
ディーンの刻印をみたスタインは「本を使えば刻印は消せるが使い方を間違えば百害あって一利なしだ」と警告する。
ディーンは彼らのスキをついて応戦するが、肝心のジェイコブには逃げられてしまった。
ディーンはスタインの男たちが銃弾を浴びても死なないことに驚き、彼らが人外のチカラをもっていると危惧する。
隠れ家に戻ったディーンは本の危険性を考慮し本を燃やすようにサムに指示するが、そこへスタインの男たちが急襲する。
本が暖炉に投げ込まれたことでジェイコブは憤慨しサムに襲いかかるが銃弾を浴びせられ、腹に鉄棒を突き刺されたジェイコブは絶命する。
隠れ家に戻った兄弟とチャーリー、恩寵を取り戻したキャスも合流する。
チャーリーとキャスは初対面を果たす。メタトロンには逃げられてしまったが、そのことはディーンに伏せ、一同は久々に楽しい食事のひとときを過ごすのだった。。。
しかしサムはある隠し事をしていた。
暖炉に投げ込んだ本は偽物…サムは例の本を燃やさずにとっておいたのだ。サムは本をある人物にわたし、呪いを解くよう協力を求める。
その人物とは…ロウィーナだった。
ロウィーナは「いいけど、こっちにも条件がある」と語り始めるが。。。
献辞:ジャープ・ブローカー
ラストのクレジットで「ジャープ・ブローカーに捧ぐ」の文字が流れました。
このジャープ・ブローカー(Jaap Brieker)氏は、元々は俳優として活躍されていた方。
ドラマ「X-ファイル」の過去シーズンにおいてインチキ霊能者「ヤッピー」を演じていました。登場回は少ないのですが個人的には強烈に記憶に残っているキャラです。
スパナチュのシーズン7では「stand-in」(代役)として参加されていたようです。
スタンドイン (stand-in) とは、映画やテレビ番組の撮影前に、配光、立ち位置を確認するといった照明や撮影の準備作業のために俳優の代理をする人物のこと。これらの作業に相当な時間がかかるため、俳優本人に行わせて肉体的、精神的負担が演技に悪影響を及ぼすのを避けるために代理を立てて行う。
(wikipediaより)
2015年の1月に脳卒中で他界されたとのこと。
ボビー役のジム・ビーヴァーやXファイル・スキナー役のミッチ・ピレッジがFacebookで訃報にコメントをよせているようです。
スパナチュに関わったのはこの時だけのようなのですが、長編シリーズだけに関わった人物も大量でしょうに、ちゃんと献辞をクレジットするあたりさすがですね。。。
感想&あとがき
[rating]
キャスが天使に復帰!
しかしメタトロンには逃げられてしまう。ディーンには内緒で行動していただけに、メタトロンが後々問題を引き起こし、ディーンとのトラブルに発展しそうだけど…。
にしても、ラストシーンでの楽しそうな食事のシーンはなんとも平和で微笑ましかった。。
いっぽうサムは「呪われしもの」を燃やさずにとっておいた模様。
しかもそれを使って協力を求めたのは…ロウィーナ!連絡を取る手段があることにびっくりだけど苦笑、クラウリーやディーンの意向を無視してまで彼女にすがるサム。
ロウィーナがサムに求めた条件とはいったいなんなのか。。。
[myphp1 file=”series_supernatural10″]