CSチャンネル・スーパー!ドラマTVで人気の海外ドラマシリーズ スーパーナチュラル シーズン10 第23話 「呪いが解かれる時」 が放送されたので感想がてらレビューしてみたいとおもいます。ついにシーズン10最終回!ディーンを呪うカインの刻印は解くことができるのか…?!
ちなみに前回のレビューはコチラ。
スーパーナチュラル シーズン10 第23話 「呪いが解かれる時」あらすじ
原題は “Brother’s Keeper”
サムは無理矢理にでも「呪われし者」で刻印を解除しようと考える。
しかしカインですら解除できなかった刻印を解除するには「それなりの代償が伴うはずだ」とキャスは危惧していた。
サムは魔女殺しの銃弾を込めてロウィーナに銃を向ける、早く暗号解読をしろ、と。しかしロウィーナは自分以外に暗号解読は不可能だと知っておりサムの脅しには屈しない。ロウィーナはクラウリー殺しに失敗したサムに新たな条件として「自由になりたい」と要求を出す。キャスの忠告を聴かずサムはロウィーナとの取引を承諾する。
サム達のもとを去ったディーンは独りで借りをするようになる。
ハンター仲間のルディはディーンに狩りの協力を打診するが、ディーンはルディから借りを奪い「独りで狩りをする」と宣言する。妙に突っかかってくるディーンにルディも愛想を尽かし、彼に狩りを預けることにする。
とある街で少女が遺体で発見されたがどうやらそれが「狩り」絡みの事件らしいのだ。
ディーンは刻印の影響なのか人間味のある発言ができなくなっており、被害者家族を侮辱するような発言を繰り返す。そんななか、被害者の弟から有力な手がかりを聞き出すことに成功する。ディーンはその情報を頼りに山小屋へ向かう、そこはヴァンパイアの根城になっていた。
ディーンとは別に捜査を進めていたルディはヴァンパイアたちに人質にされていたがディーンはルディの命など気にもとめず彼を犠牲にしてヴァンパイアを皆殺しにする。
その夜からディーンはボコボコにしたキャスや犠牲にしたルディの幻覚を目にするようになる。罪悪感に苛まれ情緒不安定になるディーン。
サムは事前にルディから知らせを受けていたため現場にやってくるが、その時既にルディは殺されディーンは立ち去った後だった。
サムはディーンの寝泊まりしていたモーテルを突き止め訪ねるが、部屋は荒れ放題で彼の姿は何処にもなかった。さらにそこには愛車のインパラの鍵とともに「インパラはお前に」と書き置きが残されていた。
ロウィーナがコーデックスを使って暗号を解除すると、刻印解除に必要なのは「禁断の果実」「黄金の仔牛」「術者の愛する者の命」だという。
ロウィーナには「愛するものなどいない」らしいのだが、キャスが彼女の精神を読み取ると、彼女の古い記憶の中に300年程前に良くしてもらった農家の息子「オスカー」という人物の名前が浮かび上がる。
キャスは呪い解除に必要な3つの物をクラウリーに集めさせようと依頼する。ディーンのためなのか、クラウリーは悪態をつきつつも協力することになる。「ロウィーナの愛する者の命」は手に入れるのが難しいかと思われたが、実はそうではなかった。
オスカーに恩義を感じたロウィーナは魔法で彼に「不老不死」を与えていた。彼は今も生きておりコーヒーショップの店員として働いていた。クラウリーはそれを突き止めたのだ。
そのころディーンは儀式で「死の騎士」を呼び出し、自分を殺してくれるように依頼する。
しかし彼によれば刻印がついている者はたとえ死神でも殺すことはできないらしい。死の騎士は創世記の話を始め、神が光を作る以前から存在した「闇」を封じ込めておくための鍵が「刻印」なのだという。刻印は当時神の腹心であったルシファーに管理され、その後堕落したルシファーからカインに受け継がれた。
刻印を「解き放つこと」は許されないため、誰か別のものに刻印を移すしか手立てはないという。
しかしディーンは「他人に押し付けたくない」といつもの「ディーンらしさ」を出す。
それを聴いた死の騎士は「では、刻印を消すのではなく人間が存在しない別の世界で孤独に生きていくのはどうだ?」と提案する。ただし他の場所にディーンを移しただけではサムが決して諦めずディーンを救おうとあがくはず、死の騎士はそれを危惧して「サムの命も差し出せ」と提案。ディーンはそれを承諾する。
サムを呼びつけて事情を話すディーン、当然サムは承諾できない。ディーンは兄弟が共にいなくなれば世界をこれ以上悪くしないで済む、と語る。
口論の挙句、ディーンとサムは殴り合いを始める。
サムは殴られつつもディーンが苦しんでいることを察し「僕が命をかけて受け止める」と命を差し出す決意をする。
死の騎士は大鎌をとりだしディーンに手渡し、サムにトドメをささせようとする。サムは「正気になったらコレを見ろ」と古い家族写真をディーンに渡す。
鎌を振りかぶったディーンは「許してくれ」とつぶやくと、サムではなく死の騎士に鎌を突き立てる。
彼は瞬時に砂のように崩れ落ち姿を消してしまった。
クラウリーは「禁断の果実」「黄金の仔牛」そして「オスカー」を引き連れてロウィーナとキャスの元へとやってくる。
ロウィーナはクラウリーがオスカーの存在をつきとめたことに驚き「いくらお前でも最低の仕打ちよ」と憤慨する。ロウィーナは術のためにオスカーに手をかけなくてはいけないからだ。
ロウィーナは涙ながらにオスカーの首をナイフで突き刺し、儀式をはじめる。儀式は成功し、まばゆい光がディーンの元へと飛んでいく。
ロウィーナは儀式の対価として自由を得るとクラウリーを足止めし、キャスにまじないを欠ける。まじないで凶暴化したキャスはクラウリーに襲いかかる。
ディーンが死の騎士を殺した直後、ロウィーナの儀式が成功しディーンから刻印が取り払われる。
兄弟は何が起きたのかと呆然とするが、刻印が消えたことを喜び帰路につこうとする。しかし突如点から雷が落ち、黒い煙の塊が出現する。刻印が消えたことで「闇」が解き放たれたのだ。
闇は辺り一帯ごと兄弟の乗ったインパラを飲み込んでしまう。。。
客演
[actor][name]ジュリアン・リッチングス[nname]([altname]Julian Richings[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0724995/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/08/1503217486.jpg”][aactor]
死の天使を演じていたのはジュリアン・リッチングス(Julian Richings)。
見た目のインパクト故なのか、「キューブ」「ウィッチ」「ソウ」「クライモリ」などホラーやミステリーなどのおどろおどろしいモチーフが登場する作品に数多く客演しています。
近年の出演作だとカナダ制作のドラマ「オーファンブラック」などに出演。
死の騎士はこの後のシーズンに登場していないことから、本当にディーンが殺してしまったようです…。
なんかディーンが勝手に呼び出したのにとばっちり感すごい…苦笑。
感想&あとがき
[rating]
最後の最後でディーンは闇落ちを免れるも、事情を知らないロウィーナが刻印を解き放ってしまい、死の騎士が恐れていた「闇」が解き放たれてしまった模様。
これが次シーズンの新たな問題の種になりそうですね…。
というか、死の騎士は勝手に巻き込まれた挙句、あっさり殺されてしまってなんだか可愛そうな気も…苦笑
それにしてもロウィーナは涙を流してはいましたが、自分の自由のためにあっさりオリバー殺しちゃうし、
キャスを操れるほどの魔力を持っていて、意外とあなどれないのか…?
当然次シーズンも登場するでしょうし、相変わらず問題が山積していますねえこのシリーズは。。。
次シーズンのシーズン11は国内VODでも配信が始まっているところもチラホラ。
DVDなどは秋口からレンタル開始だそうです。だとするとCS系で放送が始まるのは早くても年末とか、もしくは年明けぐらいかな…?
(毎度×2 フルエピソードのボリュームなので、放送開始は早いほうが嬉しいんだけどな…)
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