CSチャンネル・スーパー!ドラマTVで人気の海外ドラマシリーズ スーパーナチュラル シーズン10 第4話 「まやかしの月」 が放送されたので感想がてらレビューしてみたいとおもいます。悪魔から人間に戻ったディーンは肩慣らしに狩りに出るのだが。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
スーパーナチュラル シーズン10 第4話 「まやかしの月」あらすじ
原題は “Paper Moon”
正気に戻ったディーンはキャスに言われたとおり、狩りを休んで休暇をとっていたが、新聞で変死事件が連発していることを知り狩りに出たがる。
サムはディーンを心配し止めようとするが、ディーンに押し切られるカタチで付き合うことに。
捜査のために警察にやってきたふたり。
被害者は切り裂かれ心臓を抜き取られていた。
唯一の目撃者・トミーは被害者が「女」と一緒にいたところを目撃したというのだが。。。
トミーに聴取するふたり。
トミーは事件の後、近くの農場で血まみれの姿になった件の女を目撃したという。怖くなったトミーが目をそらした一瞬に彼女は姿を消していた。
トミーは女が幽霊で、被害者の心臓を食ったのだ、と結論付ける。
話を聴いたふたりは件の農場へとやってくる。
そこには無残に殺されたニワトリたちが転がっていた。納屋に入ったふたりはそこで、誰かに電話をかけている女性を発見する。
ふたりの気配に気づいた女性は逃亡を図るがサムが彼女を捕まえる。
その女性はケイト(シーズン8に登場した狼人間)だった。。。
ふたりはケイトを拘束。
「人間を殺さないこと」を条件に彼女を生かして逃した兄弟だったが、ケイト曰く「狼の事情が変わった」と語りだす。
狼の本能から飢えに耐えられなくなったケイトは人を襲うようになっていた。
ディーンはケイトを始末しようとするが、サムが止める。
そこへ警察から電話がかかってくる、また別の変死事件が起きたらしい。ケイトを拘束しているため、どうやら犯人は別にいる…。
そう考え始めたふたりだったが、そこでケイトは自力で拘束を解き逃亡する。
犯人じゃないのになぜ自分が殺したフリをしたのか不思議がるディーン。サムはケイトに仲間がいて群れで行動しているのでは?と推測し始める。
ふたりはケイトが残していった携帯から、彼女が寝泊まりしているらしいモーテルを突き止める。
サムはディーンが本調子に戻ったのかを心配するが、いっぽうでディーンはサムが「悪魔を呼び出すために他人を利用した」(第2話参照)を持ち出し、「話し合うべきだ」と諭す。
ディーンはサムを責め、サムは言い訳し口喧嘩になってしまう。
ディーンは「喧嘩したいわけじゃない」と伝え、ディーンだけじゃなくサムにも「休暇が必要だった」と話を締めくくる。
モーテルにやってきたふたりは、ケイトがひとりで寝泊まりしているらしいことを突き止める。
部屋から出てきた女性を追跡するふたり、捕らえようと声をかけるが、その女性はケイトではなかった。
ケイトとの関係を問われてもシラばっくれるその女性は、会話中に急に牙をむき出しにして兄弟に襲いかかる。
サムが殺されそうになったところを、ケイトが現れその女性を止める。
女性は走り去り、ディーンは銃を向けるがケイトがかばい「私の妹よ」と明かす。
ケイトを問い詰めようとするディーンを制止し、サムはケイトの事情を聞こうとする。
ケイト曰く、彼女が妹のターシャを噛んで狼人間に変えたらしい。
ケイトは自身は「人間を殺したり食べたりしていない」と明かす。シーズン8で大学を辞めたケイトは実家に戻ろうとしたが、自身が暴走することを恐れて消息を絶った。しかし妹のターシャが事故にあったことを知り、彼女を狼人間に変えれば狼人間の回復力で治癒させることが可能だと考えついた。
それでケイトはターシャを狼人間に変えた。
妹にも自制の方法を教えて姉妹で生きていこうと考えたが、ターシャは欲望を抑えず人を殺し始めたのだった。
ケイトはターシャに説得を試み、それでも言うことを聞かなければ自分が始末をつける、と訴える。
するとディーンは「狼人間を治す方法がある」と言い出す。
聴いたこともない話にサムは怪訝そう。その話に食いついたケイトはターシャの元へ兄弟を案内することに。
ディーンはケイトを騙し、案内させ、ターシャを確実に殺そうと考えていた。
サムは自分たちのように兄弟が想い合うのは当然のことだ、とディーンの計画をなじる。
ケイトからの証言を元にターシャの元へ向かう兄弟。
道すがら、サムは「ディーンを救うために悪魔を呼び出した」だけでなく「他のハンターを捕まえて尋問した」と明かす。
正直に語り合ったふたりは、少しだけわだかまりを解くことができた。
ケイトの案内で山奥の小屋にやってきた兄弟。
場所が判明するとディーンはケイトを手錠で拘束する。ディーンに騙されたことに気づき憤慨するケイト。
ディーンは「ターシャを救う方法はない」と言い放ち、ケイトは「妹を殺さないで」と泣き縋る。サムはケイトの嘆く姿に後ろ髪をひかれるのだが。。。
小屋に入ったサムはケイトを見つけて銃を向けるが、ディーンがケイトの仲間・ブランドンに捕まってしまう。
ディーンを人質に取られ渋々銃を手放すサム。
ケイトも小屋に連れてこられ、ターシャは自ら人を噛んで狼人間に変え、仲間を増やしたのだと明かす。
ターシャはケイトにも仲間になるよう命じるがケイトは拒否する。
ケイトは妹を諭そうとするが、ターシャは思い通りに振る舞うことをやめようとはしなかった。もはや妹を説得するのは無理だと悟ったケイトは自らターシャにナイフを突き立て始末をつける。
ディーンとサムは仲間の狼人間達を始末し、ケイトのもとにやってくるが既に彼女はターシャを殺して逃げたあとだった。。。
釈然としない狩りの終わりを迎えた兄弟は、帰路の道中ふたたび口論になってしまう。
口喧嘩の最中、ケイトから電話がかかってくる。ケイトは「人は殺さない」と決心を伝え、そのまま独りで旅にでる。
ディーンはサムに言われたとおり「まだ準備ができてない(休養がたりない)」と認めるが、悪魔になっていた間、さまざまな悪いことをしたため、その贖罪のために一日も早く狩りに復帰したいのだとサムに告げた。。。