CSチャンネル・スーパー!ドラマTVで人気の海外ドラマシリーズ スーパーナチュラル シーズン10 第5話 「女子高生の課外活動」 が放送されたので感想がてらレビューしてみたいとおもいます。失踪事件を調べに女子校にやってきたサムとディーンは「スパナチュ」をテーマにした舞台を目にして絶句。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
スーパーナチュラル シーズン10 第5話 「女子高生の課外活動」あらすじ
原題は “Fan Fiction”
女子校の演劇部を率いる生徒・マリーは「スーパーナチュラル」の大ファンだった。
演劇部の舞台でスパナチュの再現劇を催そうとするのだが、やる気のない演者たちとひどい台本のせいで出来はお粗末そのもの。
演劇部を面倒見ていた教師・チャンドラーも呆れてしまい、舞台の中止を決める。
チャンドラーはそのまま自宅に帰ろうとするが、そのまま失踪してしまい行方不明となってしまった。
ディーンとサムは失踪事件を聞きつけると、無理やり「狩り」に結びつけて捜査に乗り出す。
件の女子校にやってきたふたりは、生徒たちが自分たちをモチーフにした「スーパーナチュラル」の舞台を執り行なおうとしていることを知り唖然とする。
ディーンはセンスの悪い演出に憤慨するが、サムは気を取り直し、チャンドラー失踪のことで捜査に来たと伝える。
ディーンは舞台の有様を見て「吐きそうだ」と呆れ顔だが、演劇部出身のサムはどこか楽しそう。
腐女子のマリーは、ディーンとサムが兄弟だとわかっていながら、劇中のふたりの関係に如何わしい演出を加えていた。
ディーンは更に憤慨する。
マリーはカーバー・エドランド(チャック)の執筆した「スーパーナチュラル」の展開が気に食わず、自ら脚色を施したという。
ディーンは本として出版されていない自分たちの真実を語る(シーズン6〜9辺りの話)。
しかしマリーは「ディーンが悪魔化してしまう」なんていう話は駄作だと嘲笑する。
肝心のチャンドラー失踪についての情報はまったく得られなかった兄弟。「狩り」の必要はないと判断したふたりは帰路につく。
マリーの身勝手な演出プランに愛想を尽かせた演者のマギーは、芝居から降りて舞台の中止を直訴すると言い始める。
マリーは説得を試みるも、マギーはその場を去ってしまう。
しかしマギーの前に突如怪物が現れ彼女を連れ去ってしまう。マギーの悲鳴を聴いたマリーは走り寄るが、既に彼女の姿は消えたあとだった。。。
マギーまでもが失踪したことでサムとディーンは再び女子校に戻ってくる。
連れ去られた現場には、「花」がひとつ落ちていたらしい。
マリーは、マギーの前に現れた怪物が「カカシ」の姿をしていたと明かす。
それは彼女が演出していた舞台に登場する予定の怪物と同じ姿だった。カカシは「植物のツル」のようなものでマギーを絡め取って連れ去ったのだという。
コレが本物の怪物による事件だと判断したサムとディーンは、自分たちが本物のウィンチェスター兄弟だと明かす。
が、マリーは「スパナチュはフィクションよ」と笑うばかり。
サムは気にせず、「カカシ」についての情報を聞き出す。
マリーは子供の頃に聴いた都市伝説にちなんで、「人間をさらうカカシ」を劇に登場させる予定だったという。
マリーは、人間の強い念によって生み出される人工生命「タルパ」の線を疑う。
兄弟も「いい線の考察だ」と感心するが、タルパを生み出すには莫大なエネルギーが必要なことから、サムは懐疑的。
現場に落ちていた「花」が何か関係あるのではないかとサムは捜査に乗り出す。
ディーンはマリーを伴って、劇で使うはずの「カカシ」を確認しにやってくる。ディーンは念のため、そのカカシを破壊し焼却炉で燃やしてしまう。
しかしサムは「花」に関係する文献から、この事件がギリシア神話に登場する文芸の女神「カリオペ」の仕業だと推測する。
カリオペは興味を持ったものを具現化する事ができるらしい。マギーを襲った「カカシ」は劇の小道具ではなく、カリオペが作り出したものだったのだ。
文芸の神であるカリオペは「作家が作品を作ることを応援している」らしく、マリーの劇が中止されないようにしていたのだ。
しかし、作品が完成するとその代償にカリオペは作家を食べてしまうのだという。
マリーは恐怖し劇を中止しようとするが、カリオペが姿を表わすのは、おそらく劇が完成した時。
ディーンはマリーに劇を上演するように求める。
パニックになるマリーを落ち着かせ、劇を上演するように仕向ける。
気を取り直したマリーは、マギーの代わりに自分が演劇に出演する決意を固める。
劇が始まると、サムの背後に件のカカシが現れる。
ディーンは慌てて駆けつけるが、サムはマギーと同じようにカカシによって連れ去られてしまった。
ディーンはマリーに劇を続けさせサムを探し続ける。
舞台上にふたたびカカシが現れるとディーンは劇そっちのけでカカシに襲いかかる。
生徒たちは負けじと演技を続けるが、ミュージカルの後ろでディーンとカカシが格闘するという奇妙な光景に。。。
気を失ったサムが目を覚ますと学校の地下室に閉じ込められていた。
そこには行方不明となったチャンドラーとマギーの姿もあった。さらにそこへ女神・カリオペが姿を現す。
カリオペは劇の作者であるマリーを食べるため、邪魔なウィンチェスター兄弟を始末しようとする。
カリオペがサムに講釈をたれている間に、マギーはカリオペの頭になぐりかかる。
怯んだところでサムが木の杭をカリオペに突き刺す。
舞台ではカカシがマリーに襲いかかるが、同じく木の杭を拾ったマリーはカカシにそれを突き立てる。
同時に木の杭を刺されたカリオペとカカシはドロドロの液体に変わってはじけ飛んでしまう。
舞台ではドロドロの液体をかぶった観客が唖然。
しかしこれも演出だと勘違いしたのか、まさかのスタンディングオベーションを受けることに。
無事に事件が解決するとふたりは、劇の続きを観覧する。
「世界中を敵に回してもふたりで狩りを続けよう」という劇中のセリフに感銘をうけるふたり。
舞台が終わった後、マリーの元には「スーパーナチュラル」原作者のチャックがやってくる。
マリーは感激し、チャックは舞台の評価を「悪くない」と告げるのだった。。。
客演
[actor][name]ケイティー・サライフ[nname]([altname]Katie Sarife[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm4396442/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/04/1492020851-680×382.jpg”][aactor]
マリーを演じていたのはケイティー・サライフ。
ローティーン向けドラマ「ガール・ミーツ・ワールド」「Teen Spirit」などに出演。
[actor][name]ハナー・レビアン[nname]([altname]Hannah Levien[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm2359873/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/04/1492020846.png”][aactor]
カリオペを演じていたのはハナー・レビアン。
オーストラリア出身の女優さん。ドラマ「ベイツ・モーテル」への客演や、B級娯楽作「メガ・シャークVSメカ・シャーク」などに出演。近年の作品だとHuluで配信中の新作ドラマ「マジシャンズ」に出演中。
[actor][name]ロブ・ベネディクト[nname]([altname]Rob Benedict[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0070810/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/04/1492020848-680×381.jpg”][aactor]
チャックを演じていたのはロブ・ベネディクト。
ドラマ「バーン・ノーティス」「TOUCH/タッチ」「CSI」などに客演。また、本作にガブリエル役で出演したリチャード・スパイト・ジュニアと共同で制作されたコメディ作品「KING OF CON」ではロブとリチャードのほか、サム役のジャレッド・パダレッキやディーン役のジェンセン・アクレスと出演しています。
過去シーズンで登場したロブが最後の最後でちょびっとだけ再登場。
ちなみに本シーズンではこの回限りの登場です。苦笑
感想&あとがき
[rating]
んんーーー、しょうじき蛇足回でした。苦笑
シリーズファンをオマージュしたエピソードは過去にも何回かあったんだけど、やっぱりことごどく面白くない。苦笑
故に感想はノーコメントです。
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