【海外ドラマ】スーパーナチュラル シーズン10 第7話「魔女ロウィーナ」レビュー

スーパーナチュラル シーズン10 第7話

CSチャンネル・スーパー!ドラマTVで人気の海外ドラマシリーズ スーパーナチュラル シーズン10 第7話 「魔女ロウィーナ」 が放送されたので感想がてらレビューしてみたいとおもいます。ディーンは出会い系で知り合った女性とホテルに向かうのだが、そこで思わぬ事件に巻き込まれる。。。

ちなみに前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】スーパーナチュラル シーズン10 第6話「執事は知っている」レビュー

スーパーナチュラル シーズン10 第7話 「魔女ロウィーナ」あらすじ

原題は “Girls, Girls, Girls”

出会い系アプリに登録したディーンは「シェイリーン」という女性と連絡を取るようになる。
容姿端麗でノリの良すぎるシェイリーンからのメールを見たサムは、「できすぎてる、男がなりすましているのでは?」とネカマを疑うが、そこにディーンと待ち合わせしていたシェイリーン本人が現れる。

写真通りの美人が現れたことにサムはびっくり。ディーンはシェイリーンとともにでかける。

スーパーナチュラル シーズン10 第7話

そのころキャスとハンナは依然、地上に残った天使たちを探して旅をしていた。
道中、宿を取ったふたり。ハンナはシャワーを浴びようとキャスの前で服を脱ぎ捨てる。天使にとっては裸になることに恥じらいはないようだが、恩寵を失い人間となったキャスには刺激が強いようで。。。

スーパーナチュラル シーズン10 第7話

ディーンはシェイリーンを宿に連れ込むが、事を始めようとしたところでシェイリーンは「支払い」を求める。
彼女が娼婦なのかと察したディーンは「セックスに金は払わない主義だ」と話すが、彼女が求めたのは「金」ではなく「魂」だという。

シェイリーンはディーンに「書面にサインして」と迫るが、ディーンは彼女の表情から、それが本意でしていることではないと見抜く。

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しばらくしてシェイリーンの仲間をなのる男が部屋にやってきて契約書にサインさせようとするが、シェイリーンから事情を聴いたディーンはサムを呼び寄せ部屋で待ち伏せしていた。
やってきた男の正体は「悪魔」。女性に売春させその代償に魂譲渡の契約を結ばせるという卑劣な手段を行っていた。

兄弟は悪魔封じで男を動けなくさせる。シェイリーンによれば男は売春宿を経営し他にも女性たちが捕まっているというのだが、男の口汚い挑発に憤慨したシェイリーンはディーンから剣を奪い、突発的に男を刺殺してしまう。

売春宿の場所を聞き出す前に殺してしまったことで「他の女性を助けられないじゃないか」と焦るふじゃないかシェイリーンは男のポケットから、彼が女性たちにばら撒いているらしい売春クラブ「ラウルズ・ガールズ」の名刺を取り出し、そこへ行くように促す。

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いっぽうの「ラウルズ・ガールズ」では元締めの男・ラウルが女性に暴行を働こうとしていたが、そこへひとりの女性・ロウィーナがあらわれる。

ラウルたちが「悪魔」だと知っているらしいロウィーナは、謎の袋をラウルに手渡す。するとラウルが突然苦しみ始め死んでしまう。
仲間の悪魔は焦って逃げ出し、ロウィーナはクラブで働いていた女性たちを連れて店を後にする。

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ハンナとキャスは宿をチェックアウトしようとする。
ハンナが支払いを済ませようとすると見知らぬ男が彼女に話しかける。ハンナの身体の宿主となっている「キャロライン・ジョンソン」名義のクレジットカードを使っていたため、キャロラインの旦那・ジョーがカード履歴を追って会いに来たのだった。

ハンナが地上に降りた際にキャロラインの身体を器に選び、その後行方をくらました。そのためジョーはずっと「キャロライン」を探していたのだという。

ジョーはハンナに消えた理由を問うが、ハンナはそれを説明できない。
キャスの姿を見たジョーは「ハンナがキャスと浮気したため自分から離れた」と勘違いする。ハンナは真実を話すよりもその勘違いを利用しようと考え、ジョーを諦めさせようとするのだが、ジョーは「信じられえない」と食い下がる。

するとハンナはジョーの目の前でキャスとキスをしてみせる。ショックを受けたジョーは立ち尽くし、ハンナとキャスは宿を後にした。

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ディーンとサムは「ラウルズ・ガールズ」にやってくるがラウルが既に殺されているのを発見し「誰かに先を越された」と勘ぐる。
現場に残された呪具(ロウィーナが渡した袋)を見たサムは、その正体が「魔女」であると推測する。

サムは袋についてネットで情報を漁る、するとその呪術が「18世紀頃の悪魔を浄化する魔法」であり、その魔法を使えるのは「ロウィーナ」という魔女だけだと記されている文献を見つける。

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ロウィーナは売春宿の女性たちをつれて高級レストランにやってくる。
が、女性たちのみなりを卑下した店のスタッフは「当店のドレスコードに反している」と彼女たちを追い出そうとする。

ロウィーナはカバンから小さな小包をとりだすと店員に手渡し呪文を唱える。
すると、それまで彼女たちを冷たくあしらっていた店員の態度が急変し、至れり尽くせりのもてなしをはじめる。

ロウィーナは「魔法を使ったの」とつぶやくが…。

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そのころ、地獄の王に返り咲いたクラウリーのもとには「ラウルが魔女に殺された」という報が届いていた。

「売春婦を使って契約を取る」という案そのものもラウルの独断だったらしく、クラウリーは不快感を表情に出すが、「魔女にやられて黙っているはずはないですよね?」と部下に焚き付けられたクラウリーは…。

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ロウィーナは二人の売春婦に身の上話を語り始める。

魔女には「生まれつきの魔女」「悪魔のチカラを借りる魔女」「生まれつきの魔女の弟子」の3タイプが存在し、自身はイチバン希少な「生まれつきの魔女」であると語る。
ロウィーナは過去に「過激な魔法」を使うことを理由に魔女のコミュニティから通報され、弟子を取ることも禁じられたのだという。

しかし他の魔女たちの命令など聞く必要はない、と考えたロウィーナはふたりの娼婦を弟子にとろうと「思い通りの暮らしをさせてあげる」とそそのかす。

3人が店を出ようとすると、ロウィーナの魔法にかけられた店のスタッフは急に苦しみだす。
身体が真っ赤に腫れあがり苦しんだ末倒れた男はピクリとも動かず。。。

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ハンナは使命遂行のためジョーを傷つける結果になったことに罪悪感をいだきはじめるが、キャスは「ああするしかなかった」と励ます。

それでも納得できない様子のハンナは、「天使探しの使命」を担うことを降りる、と言い始める。
人間を器にし、キャスと行動を共にしたことで「人間であることの感覚」を肌で感じ始めたハンナは「器から抜ける時が来た」と話し、キャスに別れを告げると身体から抜けて天界へ帰っていった。

ハンナが身体から抜けると、元の人格であるキャロラインが目を覚ます。
ハンナの器としてキャスとの時間を共有していたことから、キャロライン自身もキャスのことは周知している様子。

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ディーンはロウィーナたちが訪れたレストランにやって来て、そこで店員が殺されたこと、彼女が娼婦を従えていたことを突き止める。

サムはハンターのネットワークを通じて、各地の高級ホテルでレストランの店員と同じような不審死を遂げた事件があったことを知る。
ふたりはどの事件もロウィーナが絡んでいるものだと睨み、彼女が「高級志向」であることからとある高級ホテルに目星をつける。

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そのころロウィーナは娼婦ふたりを滞在先のホテルに連れ帰る。
彼女たちに魔法を伝授し、ホテルのスタッフを練習台にしようと考えるが、彼女たちの部屋にやってきたのはクラウリーに使わされた「悪魔」たちだった。

悪魔に拘束されたロウィーナと娼婦たちは連れ去られそうになるが、ちょうどそこにウィンチェスター兄弟が到着し悪魔たちを一掃する。

ロウィーナは兄弟が自分を捕まえに来たのだと察すると、娼婦のひとり・エルに魔法をかけ「獰猛な犬」の気性にかえてしまう。
彼女が兄弟に襲いかかっている間にロウィーナは逃げてしまう。

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エルをサムに任せて、ロウィーナを追ったディーンは彼女に銃を向けるのだが、さらにその背後からディーンに銃を向ける人物が…ディーンを付け狙う男・コール(第1話参照)だった。

ディーンは仕方なく銃をおろし、ロウィーナは逃げ去ってしまう。

コールは「ディーンが悪魔」だと知った後、自力で情報をかき集め、悪魔を捕らえては尋問し、「悪魔は聖水に弱い」ということを知った。
ディーンに聖水をかけてひるませようとするが、既に人間にもどったディーンには何の効果もない。

アテがはずれたコールは動揺するが、父親を殺された恨みは晴れるはずもなく、ふたたび喧嘩を始めてしまう。

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サムは格闘の末、エルをクローゼットに閉じ込めるが、ロウィーナの魔法の反動が身体に訪れ苦しみ始めたエルは、暴れまわった挙句、死んでしまう。

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ディーンはコールにマウントを取りつつも、トドメは刺さず「誤解を解いておきたい」と語りだす。

ディーンはコールの父親が人食いの怪物だったことを明かし、自身はハンターとして彼を狩ったのだと明かす。
コールはその話を信用することができず銃を構える。駆けつけたサムがコールに銃を向けるがディーンは「撃つな」と忠告する。

コールは人生をかけて父親の復讐をするために生きてきたが、それが無駄だったと知って虚無感に涙する。
ディーンは彼の虚無感を痛いほど理解し「俺は救われない」と語る。サムはディーンの言葉に怪訝な表情。

兄弟はコールを説得し、コールは復讐を果たすことを諦めた。

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ハンナが去ったあとキャロラインはジョーの待つ家へと戻ってくる。

キャスはそれを見届けると、寂しそうな顔を覗かせる。
自身な器にしている人物「ジミー・ノバック」の名をネットで検索すると「行方不明者」として登録されているらしい。

ジミーの家族もジョーと同じように彼の帰りをまっているのか、と思いを巡らせるキャス。

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コールを見送った兄弟、けっきょくロウィーナは取り逃がしてしまった。
サムはディーンが漏らした「俺は救われない」という言葉がどうしても気がかりだが、ディーンは深くは話そうとしなかった。

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そのころ、逃げたはずのロウィーナはクラウリーの部下によって地獄にとらわれていた。

ロウィーナを閉じ込めた独房にやってきたクラウリーは彼女の姿をみて目を丸くする。クラウリーに足して毒づくロウィーナだが、クラウリーのクチから出た彼女への言葉は意外なものだった…「…母さん?」

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