CSチャンネル・AXNミステリーで放送されていた海外ドラマ「 ゾンビ・アット・ホーム シーズン1 」を観了したので、第2話を感想がてらレビューしてみます。死んだと思われていたビルの息子・リックはゾンビとなって故郷に帰還する。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
ゾンビ・アット・ホーム シーズン1 第2話 あらすじ
ケンの妻・マギーが処刑されたのを垣間見たキーレンはショックを受けていた。
ジェムがHVFの動向を事前に知らせてくれたことにキーレンは感謝の意を伝えるが、両親が殺されかねないからしたまで、とつっぱねる。
生前、キーレンを嫌っていたビルと共にHVFに身をおくのは「キーレンへの嫌がらせか?」と彼女に問うも、ジェムは「(部屋から)出てけ」とさらに突っぱねる。
この日は、「復活」(ゾンビが発生するようになった日)の犠牲者となった人達の追悼式が行われる予定。
両親はキーレンにそのことを伏せていたが、ジェムがばらしてしまう。肩を落とす両親とキーレン。
キーレンは生前、友人だったリックからの手紙を読み返していた。
外に出ることのできないキーレンには、父・スティーブが付き添い面倒を見ていた。
家を売りに出すことを考えていたキーレンの両親、ちょうどそこへ内覧の客が訪問してくる。スティーブはキーレンに倉庫に隠れるように指示する。
狭くてくらい倉庫に閉じこもったキーレンは「生き返った時」のことを思い出す。
土の中に埋められ、棺の中で目覚めたときの恐怖がフィードバックしパニックをおこしかけるが、内覧の客が帰り、倉庫から這い出て難を逃れる。
スティーブは仕事場に呼び出され家を開ける。
スティーブが出かけて、ひとりになったキーレンは今がチャンス、とばかりに家の外へと出かける。
キーレンは「復活」が起きた村外れの墓地にやってくる。
自分が入っていた墓穴を前にしたキーレンは「復活」したときのことがフィードバックしていた。
すると背後から女性の声が聞こえてくる、キーレンに近寄ってきた女性 エイミー・ダイアーは彼を見知っている様子。彼女も「復活」で蘇ったひとりだった。
墓から這い出した時の記憶でパニックになったキーレンは近くにあった鉄棒で彼女を指してしまう。
しかし、既に死んでいる彼女は至って元気そう。
落ち着いたキーレンとエイミーは会話。
キーレンは生前「火葬」を望んでいたが、両親はそうせず埋葬されたことを漏らす。ひとしきり喋ったあとキーレンは家に帰ろうとするが、エイミーは悩みを抱えたような表情の彼の虚無感を言い当て、足を引き止める。
エイミーはキーレンをつれて、気晴らしにと遊園地にやってくる。
エイミーは「人間がゾンビたちを恐れること」は気にせず好きに生きればいいと語り、「復活」で人を食べてしまった罪悪感も「仕方がなかった」と楽天的にとらえている様子。
対して、キーレンは自分が「食べてしまった」人の事が未だに頭にこびり付いて離れない。
遊園地を満喫していたキーレンだが、彼の葬儀に参列した知人がたまたま通りがかり、彼がゾンビだということが公になってしまう。
怖くなったキーレンはエイミーを残して遊園地から走り去る。森にやってきたキーレンは、自分が食べてしまった女性 リサ・ランカスターの幻覚を見ていた。彼女は未だに行方不明扱いとなっている様子。
ビルは自分の息子・リックがゾンビになったことを知りショックをうけていた。
PDS患者のケアを行うシャーリーからこの日の昼頃には家に帰ってくる、と聴かされる。妻のジャネットはそれでもなんとか現実を受け入れる準備をはじめていたが、ビルは内心穏やかではいられない。
村では追悼式が行われてる。
スピーチを求められたHVFのビルは「息子のリックが戻ってくる」と村民たちに明かす。HVFの同士たちは「奴らの仲間(ゾンビ)では…?」と眉をひそめる。
昼過ぎに、リックは軍の車に乗って帰ってくる。村民やHVFメンバーが並んで見守る中、車から降りてきたリック。
顔に傷跡はあるものの元気そうな様子。村民の見守る中ビルは無言でリックと握手を交わす。
ビルは裏庭でリックと射撃練習をして親子の再会を噛みしめる。
いっぽう妻のジャネットは落ち着くことができず、PDS患者のサポート施設に電話したり、精神薬を飲んで落ち着きを取り戻そうと必死。
キーレンと仲のよかったリックは彼の動向を両親に尋ねる、すると「復活」を前にキーレンが自殺したことを知らされる。
ビルは「(自殺なんて)弱虫のすることだ」と嘲笑、リックは自分がいない間に何が起きたのかつかめずにいた。
村の酒場では、HVFがゾンビを倒した記念にとった写真が飾られていたが、リックの帰還にかこつけて額から外される。村職員のフィリップはダンボールに「PDS患者専用」と書いたボードを立てかけ、彼らを隔離する席を用意する。
酒場にリックを連れたビルとジャネットががやってくると、店の空気はいっぺん静まり返る。村民の態度のおかしさに気づきつつもビルは「あくまでリックを人として」振る舞おうとする。
リックの帰還を見届けたジェムは、ビルがリックを受け入れたことを嘲笑気味。
リックの出迎えに立ち会ったスーとジェム、職場から戻ったスティーブは、リックがゾンビになったことはキーレンには黙って置こうと決める。ジェムは「遅かれ早かれバレるのに」と漏らす。
その夜、キーレンの家にはエイミーがやってくる。メイクもコンタクトもつけずにありのままの「ゾンビの姿」でだ。
応対したスーの顔がひきつる。
エイミーは急に帰ってしまったキーレンを探して、村の一軒一軒をその姿で周り探した、という。家に上がり込み図々しくも食卓につくエイミー。その様子を見てジェムは呆れて家を出ていってしまう。
ゾンビであることを隠さず、彼らの生体をネタにした会話を繰り広げるエイミー(食べたらすぐに下から出てきてしまう、など)。
ゾンビであることを認めたくない両親を察し、キーレンはエイミーを部屋に連れていき叱責する。
家を出たジェムはHVFメンバーと見回りに参加しようとするが、キーレンが遊園地で目撃されたことから「家族でゾンビを助けている」と思われ、HVFの活動から外されることになってしまう。ジェムはHVFリーダーのビルもゾンビ化した息子をかばっている、と言い返すが聞き入れられなかった。
キーレンの部屋、依然チャラけた様子のエイミーだが、キーレンの前で突然服を脱ぎだす。
お腹に残った手術痕を見せ、自分が白血病の末に死んだことを明かす。キーレンの試飲を尋ねると彼は腕を切って自殺したことを明かす。
HVFメンバーに拒絶され憤慨したジェムが帰宅すると、キーレンに「リックの帰還」をばらしてしまう。
それを聴いたキーレンはリックに会いに酒場へと向かう。
キーレンについて来たエイミー、彼女の姿に酒場の客たちは凍りつく。
フィリップは、席とは名ばかりで廊下に椅子が置かれただけの隔離席に二人をつれていく。するとそこへトイレから戻ったリックがやってきてキーレンと鉢合わせする。久々の再会を懐かしむふたり。
リックは、キーレンを隔離席に通そうとしたフィリップを罵倒し、店内の自分たちの席に連れて行く。
リックは自身がゾンビであることを深く理解していない様子、キーレンのことも自分と同じように捉えているようだが、メイクをしていないエイミーを「自分とは違う存在」のように扱う。
ジェムの見回り参加を断ったHVFメンバーのディーンはひとりで村の見回りにでかける。すると街の外れでゾンビを目撃し酒場へと逃げ帰る。
ビルたちHVFメンバーはゾンビ狩りに出かける、それについていくことになったリックはキーレンも同行させようとする。
ビルたちが先人を切ってゾンビ狩りに向かうと、リックはキーレンに死因を尋ねる。
リックが従軍後、死んだ(という知らせを受けた)ことを知り友人だったキーレンは絶望し自殺を図ったという。リックの入隊とともに別れることになったふたりはお互いに裏切られた気でいたのだった。
会話の最中、リックはビルに無線で呼び出される、キーレンは父親の言いなりになるな、と忠告するがリックはビルの後を追いキーレンもついていく。
森のなかでキーレンはゾンビの姿を目撃。
それは、イノシシを襲って肉を食べる父親と娘のゾンビだった。HVFはゾンビを攻撃し足止め、リックにとどめを刺させようとする。
キーレンはは治療施設に送ればPDS患者として治療できる、と訴えるがビルに先導されたリックはゾンビたちを撃ち殺そうとする。
キーレンはコンタクトレンズを外し、「自分たちも同じだ」と説得、銃を向けるリックの前に立ちはだかる。
決心が鈍ったリックは銃を収めるがビルが代わりに銃を取り出す。キーレンはHVFメンバーに呼びかけ「殺さず治療施設に送れば報奨金が入る」と彼らを説得。多数決でゾンビたちは生け捕りにされることに。
ビルは悔しそうだが。。。