CSチャンネル・AXNミステリーで放送されていた海外ドラマ ゾンビ・アット・ホーム シーズン2 第1話 を観了したので、感想がてらレビューしてみます。ゾンビが社会に受け入れられるようになって1年半、世間では「不死の預言者」を信奉する過激派が出現し始める。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
ゾンビ・アット・ホーム シーズン2 第1話 あらすじ
「不死の預言者」を信奉する集団・不死者解放軍(ULA)の活動が活発化し、世間は警戒を強めていた。
ロートンのケンは甥っ子を迎えに都市部までやってきていた。
甥と共に列車に乗るケン、その列車には過激な思想を持つPDS患者たちが乗車していた。。。
列車が走り出すと、突如大声で演説を始めるPDS患者。
一同は「青い薬」を取り出すと各々吸引しはじめる。薬を吸ったPDS患者たちは突如凶暴なゾンビに変貌し乗客たちを襲い始める。
ケンはあわてて甥を逃がそうとするのだが。。。
襲撃事件はニュースで報道され、不死者解放軍の関与が疑われていた。
キーレンも報道を聴き落ち着きがない。ロートンを去ったエイミーは「不死の預言者」を求めて旅立ったからだ。
ジェムはキーレンをはげますが、エイミーから届いた最後の手紙には「ある任務に就く」と記載されており、キーレンはそれを危惧していた。
しかし報道された犯人グループにはエイミーの名前がなかったことを知り、ひとまず安堵するキーレン。
キーレンの家族もキーレンを受け入れ、絆を取り戻しつつあった。
ジェムは「復活」騒動で高校に通えていなかったが、20歳を過ぎたいま、改めて高校に通うようになっていた。
キーレンは「大陸の人間はPDS患者を差別しない」と聴き、パリへ移ろうと考えていた。
キーレンはPDS患者用の薬の服用を続けていた、その甲斐あってか感じないはずの「痛み」を少しずつ感じるようになっていた。
パリへ旅立つことをしったシャーリーは彼にPDS患者用の薬のストックを渡す。病院から帰ろうとしたキーレンだが、件の襲撃事件でケンが亡くなったことを聴きショックをうける。
肩を落とし病院を出ようとすると、HVFのゲイリーが野良ゾンビを捕まえてやってくる。
暴れるゾンビの姿に驚くキーレン。ゲーリーは手慣れた様子で捕まえたゾンビを降りに閉じ込めた。
ゲイリーは「無傷のゾンビを捕まえた」と懸賞金を貰おうとするが、キーレンはゾンビが銃で撃たれていることに気づく。
捕獲の過程で傷つけられると懸賞金は半額に減額される。ゲーリーは悔しそうにキーレンを睨みつけその場を去っていった。
オディ司祭は相変わらず「PDS患者は危険だ、邪悪だ」と信者に触れ回っていた。
「復活」で蘇ったものはすべて殺すのが「神から与えられた使命」だと説き、その後に訪れる「第二の復活」こそが神からの恵みだと信じ込んでいた。
彼の演説を怪訝な顔で聞き入る女性が現れる。下院議員に選ばれたマキシン・マーティンだ。
キーレンはバーで働き始めていたが、パリに行くことを知られてしまいオーナーに止められる。
「このバーで働き続けなよ」と諭されてしまうキーレンはうんざり顔。
そこへゲーリーがやってくる。キーレンとお互いガンを飛ばし合う。
店にいたHVFのディーンはPDS患者のフレディと友だちになっていた。
ゲーリーはディーンがゾンビと仲良くしている様を嘲笑する。しかしディーンは意に返さない、それどころか彼がゾンビに噛まれた際に(シーズン1第3話参照)隔離されたことを根に持っている様子で、ゲーリーをつっぱねる。
ジェムは高校でなかなか友達ができず浮いていた。
同じ高校に通う生徒の中にはPDS患者のグループも存在し、その中のひとりヘンリーはジェムに恋心を抱いていたが、仲間内では「生者と死者がつきあうなんて」とバカにされていた。
オディ司祭はマキシンを連れてバーにやってくる。
マキシンは住民たちの意見を聴いて回り、マキシンは「PDSによるテロ事件」が続いていることを危惧している様子。
バーで働くキーレンやフレディがPDSだと知ると表情を変える。
オディに付き添ってきたフィリップは、マキシンが「PDSの排除を謳う政党・ヴィクタス」の党員であることをキーレンに說明する。
ロートン生まれだというマキシンは当分ロートンに滞在し、政治活動をするらしい。オディは彼女にオフィス代わりの部屋を与え、フィリップが部屋の掃除を担当する。
キーレンは家に帰るとマキシンについてネットで検索をかける。
すると、彼女がPDSに対してひどい差別発言を繰り返している演説動画がアップされているのを目にしてしまう。
キーレンは出かける予定のパリのガイドブックを取り出し、地図のページを開く。「PDS歓迎」とされているエリアにペンで印をつけ、差別への恐れと憤りを噛みしめる。
キーレンは街の墓地にやってくる。リックの墓標に花を添え、パリへ旅立つ別れを告げる。
すると背後から彼に声をかける人物が…エイミーだった。
ひさしぶりの再会に抱き合うふたり。キーレンがパリに行くという話をきいたエイミーは「私が戻ったんだから行くことないわ」と冗談交じりに話す。
更に彼女はある人物と婚約したことを明かす。
エイミーは「明日、お墓で婚約者をキーレンに紹介する」と言い残し、家に帰っていった。
エイミーが戻ってきたことを家族に報告するキーレンだが、絆を取り戻したことでキーレンへの配慮が欠けるようになった父スティーブは「エイミーがテロを起こしに戻ったのかも」と無粋な事をクチにする。
「復活のときに脳みそを食べていた奴らなんて」と話すスティーブ。キーレンは「復活」の際に自分がリサを食べてしまったことを両親には隠していたのだ。
そのこと知っているジェムはとっさにコップの水をひっくり返して話題をそらす。
ジェムの配慮に微笑むキーレン。
キーレンは自分の本当の姿を見ないようにするため、コンタクトとメイクをつけっぱなしにする生活を送っていたが、医者から「つけっぱなしはよくない」と諭され、その晩ひさしぶりにメイクとコンタクトを外す。
しかし、自分の姿をみることが怖いキーレンは鏡に布をかけ、結局自分の姿を直視することができなかった。。。
マキシンのオフィスを掃除させられていたフィリップは「住民名簿が足りない」と叱責される。
そんなはずはない、と不思議がるフィリップだが。。。
フィリップはマキシンがロートンの内政に干渉的であることをオディに報告。オディは明日彼女を追い出す、と話す。
マキシンは村のホテルに泊まっていたが、そこのオーナーの母親もPDSだった。
オーナー家族とテレビドラマを見せられることになったマキシンは微妙な表情を浮かべるしかなかった。
オーナーのサンドラは、途中で庭に出るのだがそこで急に現れたゾンビに襲われてしまう。
マキシンはとっさに工具を手に取りゾンビの頭を破壊、サンドラは事なきを得た。。。
翌朝、オディは亡くなった妻・ヘレンの墓標にハナを添えにやってくる。
そこで復活した者たちの墓を調べているマキシンの姿を目撃、怪訝な表情を浮かべる。
キーレンはエイミーとの約束を果たしにお墓にやってくる。
そこにいたのはエイミーと婚約したという男 サイモン・モンローだった。彼もPDSであり、「不死の預言者」の十二人の弟子(十二使徒)のひとりらしい。
キーレンは彼らが「不死者解放軍」であることを知り、警戒する。
ケンが亡くなったのも彼らのせいだと話すが、サイモンは逆のケース(PDSが殺される)もたくさんある、と諭す。
エイミーとサイモンがメイクもせずに街を歩き回ることを辞めるように諭すキーレンだがふたりは聞こうとしなかった。
ジェムは母親と買い物にやってくるが、「復活」の際にリサが襲われていた店だったため、そのことを思い出して具合が悪くなってしまう。
ちょうど近くにいた店員に話しかけるが、その人物はPDS患者でありしかもタイミング悪くコンタクトを外していた。
その姿にギョッとしてしまい取り乱すジェム。足早にその場を立ち去る。
バーではゲーリーが相変わらず、酒を飲みながらキーレンに悪態を飛ばしていた。
キーレンは黙って耐えていたが、そこへサイモンとエイミーがメイクもせずにやってくる。
店内は静まり返り、ゲーリーがエイミーを睨みつける。
ゲーリーとエイミーは口論を始めるが、ゲーリーのひどい罵りようにキレたキーレンは「ゲーリー出て行け」と彼を叱責する。
歯向かわれたことに腹を立てたゲーリーはキーレンにつっかかり、キーレンも彼を突き飛ばす。
乱闘になりかけたところで、サイモンがゲーリーを取り押さえるが、今度はオーナーが彼らに銃を向ける。
なんだかんだ言ってもオーナーもPDS患者達を恐れていたのだと、と察したキーレンは店のカギ(仕事のためにもたされていた)を机に叩きつけると店を出ていってしまう。
バーからもどったキーレンは思い詰めたように荷造りを始める。
マキシンはオディたちが集う村の会議にやってきて、悪びれもせず「昨晩ゾンビを殺した」と話す。
一同は驚くが、彼女の徹底した反PDSな思想に言葉も返せなかった。
オディは「酒をのもう」とマキシンをいえに招く。
彼女の強い反PDS思想に感銘を受けたオディは彼女と手を組みPDS排除に乗り出そうとする。
オディは亡くした妻・ヘレンが「第二の復活」で蘇ると信じ込んでいた。
「第二の復活」を起こすためには「最初の復活」で蘇ったものを皆殺しにする必要がある、と。
しかしマキシンはその考えが「狂っている」とオディを糾弾する。
彼女の言葉に感情的になったオディは声を荒げるが、その所為で心臓発作をおこし倒れてしまう。
マキシンは救急車を呼ぼうと電話の受話器に手をかけるが、既の所で助けを呼ぶことを辞めて、オディを放置し家からそっと立ち去ってしまった。。。