CSチャンネル・AXNで新作海外ドラマ タイムレス TIMELESS 第10話 「独立戦争とリッテンハウス」が放送されたのでさっそくレビューしてみたいとおもいます。ルーシーたちはフリンにある計画への協力を打診されることになる。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
タイムレス TIMELESS 第10話 「独立戦争とリッテンハウス」あらすじ
原題は “The Capture of Benedict Arnold ”
ルーシーは、デニースとパートナーのミッシェルの家に夕食に招かれる。
デニースは妹を失くしたルーシーの事を気遣う。もしも「自分のパートナーや子供がある日突然消えて、存在していたことさえも忘れてしまったら?」と考えると恐ろしいと語る。
デニースは自分と家族の写真データをルーシに手渡し、それを持ってタイムマシンに乗るように依頼する。
もしも過去が変わり家族が存在しない未来になったとしても、タイムマシンに持ち込まれたモノには影響しないらしい、からだ。
万が一のときは、その写真を自分に見せて「家族がいたこと」を話して欲しい、と。
ルーファスとジヤは交際するようになっていたが、そこへコナーがやってくる。
コナーはルーファスをリッテンハウス絡みの問題に巻き込んだことを謝罪するが、いっぽうで彼が盗聴用の機器に小細工をしていることがバレていることを告げ、次こそきちんと盗聴するように、と警告する。
フリンは1780年9月25日にタイムトラベルする。
独立戦争最中のアメリカ、史実ではベネディクト・アーノルドという人物がアメリカの拠点をイギリス軍に引き渡そうと画策した日だった。
ルーシーは、フリンの狙いは「ベネディクトの裏切りを阻止するジョージ・ワシントンの抹殺」だろう、と推測する。
過去にやってきた3人はベネディクト・アーノルドの家へとやってくるが、不審者として拘束されてしまう。
部屋に軟禁された3人の前にフリンが現れる。お互い二重を向け一触即発の事態だが、フリンは「助けが欲しい」と訴える。
ルーシーたちは何がなんだかわからない状態だが、フリンに促されるまま彼の言動に合わせることにする。
フリンはベネディクトの裏切りを事前にワシントンに知らせに来たスパイ「オースティン・ロウ」と名乗ったらしく、ルーシーたちをその部下と紹介したらしい。
それの話を信じたワシントンはフリンを含む4人をイギリス領に潜り込ませ、逃亡中のベネディクトを捕らえる命令を下す。
フリンはルーシーの歴史の知識を借りて、ベネディクトの潜伏先を探し出そうとしていた。
フリンはボニーとクライドから入手した鍵(第9話参照)からとある書状を入手したが、それはどうやらベネディクトによって書かれたものらしかった。
つまりベネディクト・アーノルドはリッテンハウスの一員、しかも創設時のメンバーだというのだ。
フリンはベネディクトを捕らえ、リッテンハウスを創設の段階で潰してしまおうと考えた。
リッテンハウスを潰してしまいさえすれば、これ以上タイムトラベルを繰り返しイタチごっこを続ける必要もなくなる。フリンはそう3人を説得しようとする。
さらにルーシーが未来に書く予定の日記を取り出したフリンは、リッテンハウスの悪行が綴られたページをルーシーに読ませる。
ワイアットはフリンの説得に応じる気はないと息巻くが、フリンは彼の妻を殺した犯人が誰か知っていると告げ、協力を求める。
悩んだ挙句4人の利害は一致する。
4人はアメリカ軍からの離反者を装ってイギリス領に潜入する。
イギリス軍に保護されていたベネディクトに謁見した一行、ルーシーは史実の知識を利用して彼に取り入ることに成功する。
ベネディクトを通じてイギリス軍の大将に謁見するがフリンはすぐさま彼を殺してしまう。
逃げ出そうとするベネディクトを捕らえたワイアット、もはや引くに引けない状態になってしまった。
フリンはベネディクトに対し、リッテンハウスについて問い詰める。
すると彼はリッテンハウスは「組織」の名前ではなくデビット・リッテンハウスという男性の名前であることを明かす。
驚く一同。フリンにとっても寝耳に水な話、ルーシーの日記にもそんなことは記載されていなかった。
フリンはベネディクトの妻の命と引き換えに、リッテンハウスに引き合わせるよう要求を突きつける。
3人は再び葛藤に苛まれるが、リッテンハウス1人を殺せば全ての問題が解決すると考えた一行はフリンに同行する決意を固める。
リッテンハウスの元へ向かう道中、フリンは今後のことについて語る。
予定通りリッテンハウスを始末し未来が元の状態に戻った暁には、妻子に別れの挨拶をして二度と戻る気はない、と語るフリン。
未来をもとに戻すために人を殺し、酷いことを繰り返したフリンは元の用に夫や父親として振る舞うことはできないだろう、と。
それを聴いたルーシーは複雑な気持ちに苛まれる。
ベネディクトの案内でリッテンハウスの元にやってきた一行、ルーファスだけを残し、リッテンハウスに謁見を求める。
リッテンハウスの息子・ジョンは彼らを迎え入れると、世の中はリッテンハウスが支配し目立たないように扇動することで上手く回るのだ、と説く。
ジョンは父親から教え込まれたらしい独裁論を得意げに語り、フリンは不快感を露わにする。
するとリッテンハウスが彼らの前に姿を現す。しかし彼はルーシーたちが自分を殺しに来たことを見抜き、彼らを拘束してしまう。
ひとり残されたルーファスは白人に強制労働させられる黒人たちを目撃。居ても立ってもいられなくなったルーファスは、白人を殴りつけて銃を奪う。
ベネディクトはフリンたちに脅されたのだ、と訴えリッテンハウスに命乞いをするのだが、彼は聞き入れずその場でベネディクトを撃ち殺してしまう。
リッテンハウスはフリンとワイアットを殺して、ルーシーを慰み者にしようとする。
しかしそこに銃を持ったルーファスが押し入り、発砲。そのスキに乗じてフリンとワイアットが応戦する。
フリンはリッテンハウスに銃を向けるが、彼は「他のメンバーが後を継ぐ」と語る。フリンは彼が喋り終わる前に銃を発砲し撃ち殺す。
しかしその場からジョンが姿を消していることに気づいたフリンは、ジョンがリッテンハウスの意思を継ぐのだと考え彼を探し殺そうとする。
ルーシーたち3人は子供を殺すことに反対し彼の後を追う。
フリンは屋敷の外で怯え、命乞いをするジョンを発見する。フリンはその姿を目の当たりにし殺すのをためらう。
さらに駆けつけたルーシーがジョンとフリンの間に立ちはだかり、フリンを止めようとする。
フリンは「ジョンを殺さなければ、きっと酷いことをする」と訴え、ルーシーは涙ながらに彼を止めようとする。
しかしルーシーが説得している間にジョンは姿を消してしまう。
目的を達成できなかったフリンはルーシーを連れて母船に乗り込み、彼女を連れ去ってしまうのだった。。。