CSチャンネル・AXNで新作海外ドラマ タイムレス TIMELESS 第16話 「過去、現在そして未来へ」が放送されたのでさっそくレビューしてみたいとおもいます。ついにシーズン1最終回!ルーシーたちの運命やいかに…?!
ちなみに前回のレビューはコチラ。
タイムレス TIMELESS 第16話 「過去、現在そして未来へ」あらすじ
原題は “The Red Scare”
フリンは54年に開催されるリッテンハウスの会合を襲撃し、すべてに決着をつけようと考える。
が、彼の横暴な言動に仲間たちはつぎつぎと離反してゆく。ただひとりエマだけは彼の元に残るが「私のことは殺さないで欲しい」と暗にアンソニー殺害を責める。
負傷しつつもなんとかマシンの運転を完遂したルーファス、ルーシーたちは現代へと帰還する。
リッテンハウスに狙われることを恐れたルーファスは病院に行くことを拒む、ルーシーは医者である婚約者・ノアに協力を求めルーファスは応急処置を受ける。
ノアは事態の説明を求めるが、ルーシーは説明できない。
ノアは「婚約者がまったくの別人になってしまったようだ」と困惑し、ワイアットの存在が心変わりの原因か?と勘ぐる。
ジヤとデニースも合流したところで、フリンが54年に移動したことが観測される。
彼がリッテンハウスの会合を急襲するつもりであることを察する。ルーシーは「フリンのしたいようにさせるべきかも」と悩み始めていたが、ワイアットは断固として止めたい構え。
そこへリッテンハウスの追手がやってくる。ルーシー、ワイアット、ルーファスはジヤを副操縦士に加えて過去へと移動する。
デニースは駆けつけたネビルたちによって拘束されてしまった。
1954年2月20日に移動した一行。
ルーシーはこの時代の有力者 米国上院議員のジョセフ・マッカーシーが「リッテンハウスに関係がありそう」と睨みをつける。
そのころフリンはジョセフ・マッカーシーに接触し会合の場所を聞き出すことに成功する。
フリンは情報と引き換えにルーシーとワイアットの写真をわたし「彼らはスパイです」と伝える。
ルーシーとワイアットはジョセフ・マッカーシーの傍聴会へ向かうが、フリンの施策によってスパイとして拘束されてしまう。
拘束されたルーシーの元にはフリンが姿を現す。
彼は会合を襲ってリッテンハウスを全滅させるつもりであることを語る。会合にはルーシーの祖父であるイーサンも出席予定であり、彼を殺せばルーシーにも何らかの影響があるだろう、と語る。
別の部屋に拘束されていたワイアットは、力ずくで拘束を解き、ルーシーを連れて抜けだす。
そのころネビルに拘束されたデニース。
リッテンハウス側についていたはずのコナーは密かにデニースの拘束を解く。さらにケイヒルからNSAのサーバーへのアクセス権を得ていたコナーはそれを利用(第15話参照)して、ケイヒルの過去の不正の証拠を掴むことに成功していた。
コナーはそれをデニースに渡し、通報するよう指示する。
コナーのことを信じられないデニースだが、「自分のためではなく、ルーファスのため」に動いている、とコナーは説得する。
ルーシーたちはリッテンハウスの会合場所をつきとめるため、彼女の祖父イーサンを探し、彼の後をつける。
しかし彼がやってきたのは会合場所ではなく、ゲイバーらしかった。…と、いうことはルーシーの祖父は…。
54年当時ゲイは処罰の対象であったため、イーサンはそれを隠し通して子、孫を設けたことになる。
イーサンに接触したルーシー、ゲイであることがバレることを恐れたイーサンを利用してリッテンハウスの会合へ自分たちを連れて行くように要求する。
時代的な背景からイーサンは「ゲイが病気である」と考えており、自身のセクシャリティを恥じていた。
ルーシーは彼をなぐさめ、リッテンハウスとフリンの計画を彼に明かす。イーサン自身もリッテンハウスに属さなければならない運命を呪っていたのだが。。。
会合の行われる山小屋にやってきた一行。
ひっそりと潜入すると、ワイアットの読み通り、フリンは地下室に爆弾をしかけ山小屋ごと吹き飛ばそうとしていた。
ワイアットはフリンを密かに殺してしまおうと考えたが、ルーシーは彼に語りかけ説得を試みる。
フリンの境遇に同情し、彼を説得しようとするルーシー。彼女は「他に方法がある」とフリンに語りかける。
未来の日記に「ルーシーがフリンを助ける」と書かれていたことを言い聞かせ、フリンとワイアットを説得し銃を降ろさせる。
そのころルーファスと共に残ったジヤ。
しかし彼女の目は赤く充血しはじめる。彼女は「なんでもない」と誤魔化すのだが、ルーファスは「定員3人の救命艇に無理に4人乗った」弊害が現れたのでは…?と危惧していた。
彼の心配は的中し、会話中にジヤは白目をむいて気を失ってしまう。
悲観したルーファスは彼女を抱きかかえ「彼女を愛している」ことを語る。
しかし彼の願いもむなしく、ジヤは激しい痙攣を起こし始め。。。
イーサンとフリンを連れて、ルーファスのもとに帰ってきたルーシーたち。
ルーファスはフリンがいることに動揺する。ルーシーはイーサンの前で「私たちはタイムマシンで未来からやってきた」と明かす。
ルーシーはイーサンにタイムトラベルが真実であることを証明するため、ルーファスとワイアットにジヤを連れて救命艇を動かすよう指示。
自身はフリンと共に母船で帰る、と提案する。ワイアットは心配で仕方がないが、ルーシーの気迫に負け支持に従う。
救命艇が作動し目の前で消失した瞬間を見届けたイーサンは信じざるをえない。
さらに自身がイーサンの孫であることを明かすルーシー。彼の息子であるベンジャミンがリッテンハウスで悪巧みを企てることを明かしたルーシーは、イーサンにある頼み事をする…。
フリンと共に未来へと戻ったルーシーは、しばらくして現代のイーサンを訪ねて介護施設を訪れる。
すっかり年老いたイーサンだが、ルーシーの姿をひとめ見て過去の記憶を鮮明に思い出す。
あれ以来ずっと彼女の再来を待ち続けていたイーサン。彼は何十年もルーシーに頼まれたことを遂行するため努力し続けてきていた。
イーサンはリッテンハウスに属しながら、彼らが関わるあらゆる不正を資料にまとめて残していた。
これを利用すればリッテンハウスを潰すこともできる、と。
いっぽう未来に戻ったジヤは病院に入院していたが、身体にどんな不具合が起きたかは突き止められていなかった。
しかしジヤは54年でルーファスがした「愛の告白」を密かに聴いており、彼の愛に応えるつもりであることを告げ、キスする。
しかし直後、ふたたび白目を向いて放心するジヤ。彼女が放心している間、病院の外の景色に異常が起きるのだが。。。
イーサンの証拠を元にネビル、ベンジャミン・ケイヒルは逮捕される。
ルーシーはイーサンのファイルに残されていたフリンの家族を殺した実行犯の名前を、フリンに教える。
「最後のタイムトラベルをして家族を救って」と伝える。フリンはお返しにルーシーの未来の日記を彼女に返す。
理想的な和解をとげたに見えたふたりだが、直後デニースがスワットを引き連れ包囲、フリンをテロリストとして拘束してしまう。
何も聞かされていなかったルーシーは動揺し、フリンはルーシーに裏切られたと勘違いして憤慨する。
フリンに対するデニースの処遇に憤るルーシーだが、あと一回だけ救命艇の使用許可がおり、妹エイミーを取り戻すため過去を修復する権利が与えられる。
同時に任務の終了が言い渡されワイアットとルーシーは別れの時を迎える。別れを惜しむワイアットはエイミー奪還の任に同行することにする。
ルーシーは過去に向かう前に母親の元を訪れる。
タイムトラベルをした結果、存在したはずの妹が消失したという事実を話す。母親は当然信じることはできず娘がイカれたのかと心配する。
エイミーを取り戻すために過去を変えれば、元の状態に戻るが、それは母親が病気に侵されていた状態に戻ってしまうことを意味していた。それを謝罪するルーシー。
しかしそこで母親キャロルから思いもよらない言葉が飛び出す。「私を病気にするなんてリッテンハウスが許さないわ」と。
母親キャロルもリッテンハウスのいち身だったのだ。
ベンジャミンは既に逮捕されていたが、キャロルや逮捕を免れたリッテンハウスメンバーは裏で動いていた。
フリンから回収された母船はすでに工作員によって奪われてしまっていた。(その工作員はエマだった…!)
キャロルは「私達が一緒に歴史を帰るのよ」とルーシーに微笑みかける。。。