CSチャンネル・AXNで新作海外ドラマ タイムレス TIMELESS 第6話 「18分30秒の空白」が放送されたのでさっそくレビューしてみたいとおもいます。ルーファスはリッテンハウスに脅しをかけられるのだが。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
タイムレス TIMELESS 第6話 「18分30秒の空白」あらすじ
原題は “The Watergate Tape”
ルーファスの家にはコナーとリッテンハウスの男(第4話参照)が現れる。
リッテンハウスの男はルーファスの家族にいつでも手を出せる、と脅しをかけ引き続きルーファスにスパイ活動を強要する。ルーファスが過去に移動したら逐一「ある電話番号」に報告を入れるよう指示を出す。
フリンが1972年6月に移動したことを察知したらしいコナー、フリンは「ウォーター・ゲート事件」に干渉しようとしているらしい。
「ウォーター・ゲート事件」において盗聴されたテープには18分の空白があったのだが、これは録音した秘書によって削除されたもので、削除された部分は後世どこにも露見していない。
フリンはこの空白の録音部分を入手し、世間に公表しようと企んでいるらしいのだ。。。
ルーシーは母親から聞かされた、実の父親の名前「ベンジャミン・ケイヒル」から彼の居場所を探し出した。
実の父親に会うかどうか悩んでいるところに、デニースから招集がかかる。
一行はフリンが移動したとみられる1972年6月20日にやってくる。
時代ヒッピーたちが平和を願い戦争反対を訴える時代、軍人とヒッピーが街なかで喧嘩をはじめたところに遭遇する一行は喧嘩にまきまれてしまうのだが、その最中3人はスタンガンを押し当てられ気絶してしまう。
気絶する間際、ワイアットの目の前に現れたのは…フリンだった。
気絶した3人はフリンの隠れ家に監禁される。
3人の前に姿を現したフリンは、「ウォーター・ゲート事件」の要となる「ニクソン大統領の盗聴テープ」をすでに入手していた。
それを聞かされる3人。テープの内容によれば、ニクソン大統領は「リッテンハウス」によって脅されてるらしいことが語られていた。
ルーファスはもちろんのこと、「リッテンハウス」のことをフリンから聞かされていたルーシーもそれを聴いて目を丸くする。
フリンは、ルーシーが「いずれはフリンの側につく」と話したこと(第2話参照)をルーファスやワイアットにも聞かせる。
ルーシーは否定するが、フリンはいずれそうなる、と語る。
フリンはルーシーとルーファスだけを解放する。
テープの中で語られていた話しによれば、ニクソン大統領は「ドキュメント」(ドク)なるものをリッテンハウスに要求されているらしかった。
フリンはそれがリッテンハウスの手に渡る前に自分の元に持ってくるよう、ルーシーとルーファスに強要する。
ワイアットを人質にとられたふたりは仕方なくフリンに従うことになる。
解放されたルーファスは、ルーシーがフリンから聞かされていた話のことを黙っていたことに憤慨する。
ルーシーは謝罪しながらも、自分がそんなことをするはずない、と信じられない様子。
いっぽうでルーファスはリッテンハウスの男から指示されたとおりに、フリンの動向を「ある電話番号」の相手に報告する。
ルーシーとルーファスは、ウォーター・ゲート事件の情報源とされている人物 マーク・フェルトに接触する。
事件の最中、彼は「拳に角が生えたような印」描かれたメモ書きを発見したことを明かす。
ルーファスはそれが「黒人解放軍」のシンボルマークであることに気づく。
ルーファスは解放軍のリーダー グレゴリー・ヘイズに会い情報を得ようとする。
黒人解放運動にハマっていた時期があるルーファスは、持てる限りの情報を詰め込んでウソをでっちあげ、ヘイズに「ドキュメント」(ドク)を探す協力を依頼する。
フリンは人質にしたワイアットに、自分の真意を語って聞かせる。
もともと安全保障局で働いていたフリンは、政府から多額の資金がコナー・メイソンの元に流れていることを発見する。
メイソンはその金を元手にタイムマシンを開発したらしいのだが、その金の出処が「リッテンハウス」だった。フリンはそのことを安全保障局に報告したが、その4日後、フリンの家に刺客が送り込まれ妻子が殺されてしまう。
リッテンハウスは真実に気づいてしまったフリンを消そうと考えた。が、フリンはかろうじて生き延び、妻子殺しの罪を着せられ追われる身となってしまった。
ワイアットはその話を聞くと「過去に戻って妻子を救えばいい」と笑うが、自分が存在した時間にはタイムトラベルできないらしい。
そのためフリンは、諸悪の根源であるリッテンハウスを消し去ることに決め、様々な画策を講じているのだと話す。そうすれば妻子が死なない未来を実現できるかもしれない、と。
フリンの真摯な語らいを聴いたワイアットは言葉をなくすが。。。
ワイアットはそれでもフリンに対しての敵意を弱めない。
フリンが「ルーシーはいずれ仲間になる」と確信する理由、それは未来のルーシーが残したとされる「彼女の日記」を持っているからだった。
無論、現在のルーシーには心当たりのない代物だが、その日記には未来のルーシーが経験したあらゆることが記されているらしい。
日記には、ワイアットと彼の死んだ妻についても記されていた。
それによれば、ワイアットはある日妻と出かけるが、彼女の元カレに遭遇し、ワイアットは嫉妬から妻と口論に発展してしまう。
怒りが収まらないワイアットは帰路の道中、妻を道におろして車で走り去ってしまう。20分後、冷静さを取り戻したワイアットが元いた場所にもどってくると彼女の姿は消えていた。
数日たっても彼女は帰ってこず、数週間後、路肩の茂みから彼女の絞殺遺体が発見された。
ワイアットはそのことを激しく後悔していたが、フリンは「愛する者を救うことはできる」と、家族を亡くした自分との共通点を話して聞かせる。
ヘイズに連れられてある家にやってきたルーファスとルーシー。そこには「ドク」と呼ばれる女性が待っていた。
探していたのは「ドキュメント」なる物ではなく、「ドク」という人物だったことに驚くふたり。
女性は歴史の博士号をもっているらしくその為、あだ名が「ドク」(博士)なのだという。彼女は生まれながらにしてリッテンハウスの一員だったらしいのだが、組織を脱退したことによって追われる身となったらしい。
彼女は組織の連絡係であり、リッテンハウスが創設された18世紀以降のすべての組織員の名前を記憶しているのだという。
ルーファスはルーシーの目を盗んで、例の番号に「ドクは人間のことだった」と報告する。
すると電話の相手は「ドクを抹殺しろ」と命令を下す。ルーファスはそれを拒むと、相手は「住所を教えろ我々がやる」と告げるが、ルーファスは何も告げずに電話を切る。
コナーから渡された盗聴器を破壊し、リッテンハウスに加担しない姿勢を見せるルーファス。
ルーファスは自身がリッテンハウスのスパイをさせられていたことを明かすが、ルーシーは彼が裏切っていたと感じ憤慨する。
ルーファスはドクをリッテンハウスに渡し、自分の家族を守りたい。いっぽうでドクをフリンに渡さなければ、ワイアットが殺されてしまう。お互いの思惑がぶつかり口論になるルーシーとルーファス。
「何か方法を考えよう」と諭すルーファスだが、ルーシーは既に彼のことを信用できなくなっていた。。。
考えあぐねた挙句、ルーファスは妙案を思いつく。
リッテンハウスとフリンの両方に「ドク」を見つけたことを知らせ、両方をドクの隠れ家に呼び出すルーファス。
双方に争わせている間に、ルーシーとルーファスはドクを連れて逃げ出すことに成功する。ドクを連れたふたりはワイアットの監禁場所にやってきて彼を助け出す。
ルーシーたちはドクをヘイズに任せ外国へ逃がすように指示を出す。
ルーファスは、スパイをしていたことを改めて、ルーシーとルーファスに謝罪する。
するとワイアットは「このままリッテンハウスのスパイを続けろ」と言い出す。
スパイをしているフリをし続けて、逆にリッテンハウスの内情をワイアットたちに教えるように二重スパイになるように要求したのだ。
さらにワイアットは日記のことを隠していたルーシーにも苦言。ワイアットは隠し事をしていたふたりのことを信用できなくなってしまったのだ。
現代に戻ってきたルーファスはふたたびリッテンハウスの男に出迎えられる。
1972年にドクの隠れ家にリッテンハウスの刺客がやってきた際、なぜフリンがその場にいたのかを不思議がっている男。彼はそれをルーファスが仕組んだのだと睨み、44年間ずっとそれを聴きたがっていたのだと話す。
さらに過去の世界でルーファスが逐一電話報告を入れていた人物、電話の先にいた人物こそが、このリッテンハウスの男だった。
ルーファスは自身の関与を否定し誤魔化すが。。。
ルーシーは意を決して父親「ベンジャミン・ケイヒル」の家を訪ねる。
すると中から現れた「ベンジャミン・ケイヒル」なる人物は、ルーファスに接触したリッテンハウスの男だった。。。
客演
[actor][name]ジョン・ゲッツ[nname]([altname]John Getz[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0315288/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/05/1494283277-680×374.jpg”][aactor]
リッテンハウスの男、ことベンジャミン・ケイヒルを演じていたのはジョン・ゲッツ。
ドラマ「HOMELAND」「NIKITA」「TOUCH」などに客演。映画作品だと「ハエ男」で有名な「ザ・フライ」シリーズや「ソーシャル・ネットワーク」「スティーブ・ジョブズ」などに出演。
感想&あとがき
[rating]
それぞれが隠していたことが明らかになり、3人の仲は決裂…?
さらに、ルーシーの父親 ベンジャミン・ケイヒルがリッテンハウスだった?!
だとすれば、フリンの言うとおり、父親の悪事に悲観したルーシーがフリン側につく、という筋書きも納得できる気が。。。
ドクの話から推測するに「リッテンハウス」はどうやら秘密結社的な何かみたいな感じですね。
選ばれた者たちだけが世襲的に受け継いで、世界を裏から牛耳っている、的な?
「リッテンハウス」絡みのお話が進んだのはよかったんですが、もはやタイムトラベルの内容はほとんど関係ないぞコレ。笑
「ウォーターゲート事件」についてはほとんど触れられなかったし。
ちなみに今回のお話の「ウォーターゲート事件」について詳しく知りたい方はWikipediaに詳しく記述されています。
[myphp1 file=”series_timeless”]