【海外ドラマ】タイム・アフター・タイム ~ H・G・ウェルズの冒険 全12話ネタバレ&まとめ

タイム・アフター・タイム ~ H・G・ウェルズの冒険

第4話「盗まれた秘密」原題:Secrets Stolen)

タイム・アフター・タイム ~ H・G・ウェルズの冒険 タイム・アフター・タイム ~ H・G・ウェルズの冒険

あらすじ&ネタバレ

女医のブルックに拘束されてしまったジョン。ブルックはタイムマシンこともジョンが切り裂きジャックであることも知っていた。
さらにウェルズにはヴァネッサが助力している事も知っており、ジョンに協力したいと申し出る。

ジョンは次第に事態を察し冷静さを取り戻す。ブルックはジョンの拘束を解き、自身が遺伝子研究をしておりジョンの遺伝子を解析していることを明かす。
ブルックによればジョンは現代に渡ってくるよりも後の時代で結婚し子供も作っているらしいが、現在のジョンにとってはまだ身に覚えのないことだった。ブルックは遺伝子研究の代償にタイムマシン奪還に助力すると申し出るが、ジョンは未だに彼女を信用することができなかった。

ブルックは遺伝子操作によって脳内の蘇生を変化させ、ジョンの「殺人衝動を抑える」実験を試したがっていた。しかしブルックを信用しないジョンは彼女のスキをついて逃げ出そうとする。扉の外に駆け出すが密閉された地下廊下が続き何処へ進んでいいかわからない。手当たり次第に開けた扉の中に進むと点滅する証明に照らされた巨漢の男が佇んでいた。
男はジョンに馬乗りに成り殴りかかるが、かけつけた警備によって男は鎮静されジョンは難を逃れる。さらに手当を受けているスキに警護を襲い、まんまとラボの外に逃げ出してしまう。

そのころヴァネッサとダグはウェルズを襲った男の正体がチャド・ホランドだと特定する。ウェルズはジョンから連絡がないことから、チャドが絡んでいるのでは、と睨む。

ウェルズとジェーンはチャドのアパートを訪ね、管理人の協力で部屋へと通してもらう。
すると部屋にはウェルズに関する資料が山のようにピンナップされていた。さらに現代にやってきたウェルズとジョンを盗撮した写真も見つかる。ジェーンは「R.H」と書かれたバッグを発見、中からは座標らしき数字が書かれたメモが見つかる。

メモの座標はある場所と特定の時刻が示されていた。ウェルズはその時刻、場所にタイムマシンで飛んで事態を確認しようと考える。ウェルズとジェーンはタイムマシンを作動させ1980年のグレンコーブへと移動する。
郊外に建てられた豪邸が見え、そこではガーデンパーティが開かれていた。庭で遊んでいた女の子がボールを蹴るとウェルズの足元に転がってくる。彼がボールを取ってあげるのだが、彼女の名前は「ヴァネッサ・マリー・アンダース」、ウェルズの玄孫・ヴァネッサと同名。つまりその女の子はヴァネッサの幼き日の姿だった。

なぜチャドはヴァネッサの幼少期を狙ったのか?謎はふかまるばかりだが、ふたりは偽名を使ってパーティに潜入することに。
ふたりはヴァネッサの両親(ウェルズの子孫)に接触し情報を探ろうとするが、庭先に例の「R.H」のカバンを持った人物が現れたのを発見する。パーティの客によれば男の名前は『ホランド』、チャドの父親らしかった。

そのころ現代のヴァネッサは、ウェルズたちが自分の幼少期の実家に移動したことを知り驚く。恋人のグリフィンは彼女のスキをついてタイムマシンを保管している部屋のカードキーをくすねる。

ウェルズとジェーンはチャドの後をつけると、ホランドはヴァネッサの父親・デヴィッドにとある研究資料を渡す。資料は「ユートピア計画」に関するものらしい。
その計画を使って儲けようと考えていたが、ホランドは大金を要求、デヴィッドと口論になりもみ合いの末、デヴィッドはホランドを殴り殺してしまう。ウェルズたちが驚き放心するなか、彼はホランドの遺体を車のトランクに隠す。
しかしデヴィッドに一部始終を見ていたことがバレてしまい、ウェルズとジェーンは走ってその場から逃げ去る。タイムマシンに逃げ込んだふたりはデヴィッドに追いつかれる前に現代へと戻ることに成功する。

現代に戻ったふたりはヴァネッサには真相を伝えないままにする。ちょうどヴァネッサの家ではパーティが開かれており客人たちが招かれていた。
ブルックの元を逃げ出したジョンはヴァネッサの家にタイムマシンがあることを聴かされ、パーティに紛れて家の中に侵入する。キッチンでウエイトレスをひとり気絶させると料理用のナイフを盗みパーティ会場へと向かうジョン。

いっぽうパーティにはブルックもやってくる、なぜならブルックはヴァネッサの恋人・グリフィンの妹だというのだ。。。

ブルックはグリフィンと共に「とある計画」を進めている様子。それによれば二人の父親が計画した「ユートピア計画」なる技術を、ホランドが盗みだした。そして彼を殺したデヴィッドがそれを我が物としたらしい。しかしヴァネッサによれば父から受け継いた会社の資料には「ユートピア計画」などというものは存在しないというのだが。。。
ジェーンは博物館の同僚に相談して史実のなかから「ユートピア計画」に関する情報を探そうとするのだが、携帯電話と取りにいったところでジョンと鉢合わせしてしまう。ジェーンはとっさに大声を張り上げ警護を呼び、ジョンは慌てて逃げ出す。

グリフィンは盗んだカードキーでタイムマシンの部屋に侵入するが、そこにジョンもやってきて乱闘になる。ジョンはグリフィンの首を絞め気絶させ、タイムマシンに乗り込む。ダグやウェルズたちが駆けつけたときにはマシンが作動してしまっていた。
ウェルズは慌ててタイムマシンを元の位置に呼び戻すが、時すでに遅し、ジョンは1918年のパリに移動しタイムマシンを降りてしまっていた。

見どころ:

前回までの描写だとお話は現代で展開していくのかと思いきや、「タイムレス」のようにいろんな時代をまたにかける感じの模様。今回の登場要素だけでも、思った以上に相関図や関係性が複雑そうでちょっと混乱してます。。

第5話「救いたい人」原題:Picture Fades)

Coming soon …

第6話「ユートピア計画」原題:Caught Up in Circles)

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あらすじ&ネタバレ

負傷したウェルズは何とか起きられるまでに回復する。
いっぽうヴァネッサは「ユートピア計画」がヴァネッサの父親ではなく誰か別人によって計画されたものだということを突き止める。さらに計画の実験対象とされているのは資料によれば「ジョン」だったが、彼は1980年には行っておらず、今後時間移動するのかもしれない、と危惧する。

ウェルズはヴァネッサの屋敷に幽閉されていたジョンに事情を尋ねにいく。命を救われたことを感謝するがウェルズは彼を解放しようとはしない。
「ユートピア計画」にジョンのDNAが使われていることを明かすと、ジョンは「心当たりがある」と漏らし解放を要求する。

いっぽうでウェルズは1980年に行った際に、ヴァネッサの父親がホランドを殺したことを告げる。衝撃を受けるヴァネッサ。

ウェルズとジェーンは資料の中にあった名前を頼りに、計画に参加したとみられる看護師 ジョンソンを訪ねる。ジョンソンは既に高齢で認知と記憶に問題を着たしており、介護士に付き添われて軟禁生活を送っていた。実のところこのジョンソンは、死んだホランドの母・フィリスだった。
ジョンソンに話を聞こうとするが、彼女の話は要領を得ない。さらに彼女に付き添っていた介護士は実はブルックの手の物で…。

しかしフィリスは計画の首謀者が「モンロー」という医者であるとだけ明かし、それがブルックとグリフィンの父親であると察したウェルズ。
すべてはモンロー一族が仕組んだことだと察するのだが、そこで介護士のサムがウェルズに襲いかかる。さらに加勢しようとジェーンには凶暴化したフィリスが襲いかかる。なんとか家から逃げ出したふたりはヴァネッサに連絡を取ろうとするのだが。。。

そのころブルックはグリフィンを焚き付け、タイムマシンの奪還を計画する。
ヴァネッサの屋敷にやってきたふたり、グリフィンは盗み出したカードキーをつかってタイムマシンの部屋へと潜入。マシンを制御するパソコンにウイルスを忍ばせる。さらにブルックがヴァネッサの気を反らせている間に屋敷にはブルックの被験者ニックとアレックスが侵入してしまう。

そこにウェルズとジェーンが帰宅する。ふたりは計画の首謀者がモンロー医師であり、ブルックとグリフィンがそれを引き継いでいると告げる。ヴァネッサは恋人であるグリフィンのことを信じたかったが、その話を聞いている間にブルックとグリフィンは姿を消していた。

ブルックとグリフィンは屋敷の電源を落とし、ニックとアレックスは暗闇に紛れてウェルズを拉致する。
ジェーンは暗闇の中ウェルズを探そうとするが麻酔銃に倒れた警備員を発見。追手から逃れるためとっさに入った部屋は、ジョンが幽閉されていた部屋だった。ブルックはドアを破壊しようとし、ジョンは「自分を信用しろ」と伝えてジェーンをベッドの下に隠す。
ドアを破壊するとブルックはジョンの拘束を解いて連れて行ってしまった。

ウェルズとジョンを手に入れたブルックはふたりを連れてタイムマシンの部屋へ行こうとするが、ウェルズとジョンは旧知の仲を発揮、タイミングよく二人一緒に逃亡する。ブルックは追手を差し向けるが、ウェルズは警備員から奪ったスタンガンでニックを攻撃、ジョンの窮地を救う。

いっぽうヴァネッサは暗闇のなか屋敷をあら捜ししていたグリフィンと遭遇する。グリフィンは計画の資料を奪おうとしていたが、ヴァネッサの抵抗にあい彼女を納戸に監禁してしまう。

ブルックはアレックスとともにタイムマシンの部屋へと向かうが、停電で事態のおかしさに気づいたマーティンは部屋の電子ロックを変更し侵入を拒む。
ドアを破壊して中に入ろうとするのだが、マーティンは事態を危惧し、自らの判断でマシンに乗って別の時間へ移動する。

先手を打たれたと感じたブルックはジェーンを人質にウェルズを脅そうとする。焦ったウェルズはジェーンを探しに向かうが彼女は無事だった。
ニックはジョンによって殺され、打つ手なしと判断したブルックは拘束したヴァネッサを連れて退散する。

グリフィンはヴァネッサへの情が残っていたが、冷徹にヴァネッサを利用とするブルック。ヴァネッサに情を示さないブルックは兄に協力する気がないと知ると、アレックスに指示してグリフィンを追い返してしまう。

ブルックはウェルズに電話をかけ、ヴァネッサとタイムマシンの交換を要求。
それに応じることにしたウェルズ。しかしバカ正直に交換に乗る気はなかった。ウェルズは利害の一致したジョンと手を組みブルックに反撃する決意を固める。