ハンターハンター354話を読んでみた【ネタバレあり】

354話 "頭部"

“もしも” の考察

もし片手刻印説が通用するなら、クロロはいつサンアンドムーンを使用していたのでしょうか。

片手刻印が可能ならギャラリーフェイクでの人形維持が不要になります。
それならば最初に観客に紛れた際に人形作成+片手刻印+オーダースタンプを全て終えておけば、栞なしのオーダースタンプ使用だけで「消えない人形操作」が可能になります。

人形の残骸

観客に紛れたクロロを追って、ヒソカも観客席に飛び込みますがこの段階で場内に人形の残骸が残されており、それが消えるような気配(ヒソカがそれに気付くような)描写もないです。だいいち、最後のコマまでヒソカは手に持った首が消えない=ギャラリーフェイク発動中と誤認していたわけですから。
全ての人形に刻印がついていればバレそうな気もするけど、事実ヒソカは手にした首(の個体)の刻印に気づけなかったしね。

このことから、人形はずっと維持されている→消えない人形→片手刻印説、が筆者の頭のなかでは有力になりつつあります。ただ、この片手刻印説が正しかったなら、前回と今回におけるヒソカの頭のなかでの戦略解説はほとんど的ハズレなことを言ってたことになってしまいますね(苦笑)

まあ、これは飛躍しすぎな感じもするので本編での種明かしを待つとしましょう。

あとがき

サンアンドムーンの種明かしがどういうふうに転がるかわかりませんが、ここまでの戦いが全部このサンアンドムーンでの騙し討に向けられたような展開になってますね。あとクロロもヒソカも観客巻き込みすぎ。

個人的には、最後の最後のコマ。
シャルのアンテナ壊しちゃったじゃないっすかヒソカさん…っ!!

スクリーンショット 2016-05-23 12.46.23

アンテナ2本しかないのに、1本壊しちゃいました。
必然的にクロロが今後使えるブラックボイスは1体になりましたね。
それとも予備のアンテナがあるのかな?