ハンターハンター358話を読んでみた【ネタバレあり】

ハンターハンター 358話

王位継承戦

ついに始まる王位継承戦。
明確に「王位を狙わない」ことが明示されたのはワブルのみ。マラヤーム辺りも進んで王位を取りに行くようにはおもえませんが…。下位王子だからといってカチョウ、フウゲツ、モモゼあたりもネコを被ってるだけ、ってこともありえるので展開が読めませんね。

また[hxh33]で登場した「守護霊獣」の存在も忘れてはいけません。
王位継承に参加するにあたり14人の王子は全員「壺中卵の儀」をしているはず。つまり全ての王子に守護霊獣が憑く展開が予想されます。船内に入り込んだ念能力者たちはもとより、王子達の守護霊獣によるスタンド戦が起きないかな〜?なんてちょっと期待してます。

カキンの守護霊獣

今回の最終ページで「ズ…」と不穏な念の描写が登場しました。最初はオイトの従者に刺客が紛れ込んでいたのか?とか思ったのですが、これってたぶんワブルのユリカゴから発せられているように見えます…ワブルの守護霊獣の念でしょうか…?!

ハンターハンター 358話

前夜祭のシーンで、第1王子・ベンジャミンは翌日の「セレモニー」前に何人か脱落することを予見しています。ただ、セレモニーより前に候補者が死んだ場合、継承戦そのものが中止になる、とされています。公に継承戦に参加しないことは暗に認められていないため、密かに継承戦を恐れる王子が逃げ出すことを示唆しているのかもしれません。
個人的には全員参加でお願いしたいところです。

ハンターハンター 358話 ハンターハンター 358話

ちなみにベンジャミンの私兵がセリフの中で話している「上陸のセレモニー」というのはこの「セレモニー」とは別です。

幻影旅団 とどうつながるのか

衝撃的な終わりを迎えた前回の旅団案件ですが、クロロはカキンのお宝をねらって渡航の船に乗り込むつもりのようでした。
シャルナーク、コルトピはあえなくヒソカにやられてしまいましたが、残る旅団メンバーとともに乗船必至でしょう。

旅団も合流?
また、ミザイの話からするに王子達よりも下層の一般客エリアでは乗船用のチケットをめぐるトラブルが発生している模様。このデマの混乱に乗じて旅団が乗船してきやすくなったような布石にも思えます。

乗船に関するデマ

旅団がもぐりこみお宝探索、クラピカと対峙して王子、旅団との三竦み状態なんてことも…?さらには団員とクロロを負っているヒソカも併せて乗船する可能性も…高くなると予想できます。
クラピカは王子から緋の眼を奪還したく、旅団もカキン勢からお宝を頂戴したい。クラピカは王子と旅団どちらかを優先せざる負えない状況に追い込まれるのか?
乗り合わせたヒソカとクラピカの利害関係は一致するのか、それとも「自分の標的」であること誇示して対立するのか?

そして、やはりツェリードニヒの殺人嗜好がきになる所。緋の眼所持の所以は自身によるクルタ族殺害なのか?だとすればクラピカの故郷以外のクルタ族?それとも旅団となにか関係が…?考えすぎるほどに深読みしてしまいますね…。苦笑

伏線が幾重にも考えられてゾクゾクしてきます。

あとがき

いまだに先週のシャルコル殺害を引きずっていますが、わりとスッパリと渡航編にシフトしましたね。共闘説についての考察なんかもしてみましたが、なんとなくこの辺りの成否については本編では明かされずに話がすすみそうな気がします。

また、連載再開以降まだふれられていませんが、ジンとパリス含むビヨンドチームの動向も気になるところ。十二支んの予想ならばビッグホエール出航にあわせてビヨンドチームを動き出すはずです。ジンが、チームでビヨンドの次に偉いとみとめた「マリオネ」がヒジョーに気になってます…。

マリオネ