ハンターハンター357話の “共闘説” を考察する【06/14追記あり】

ハンターハンター 357話

矛盾点③:アンテナをマチが回収?

これは唯一そうかも…?って思えた部分。

この時点でヒソカに気付かれず人形やブラックボイスでアンテナを回収するのは難しそうだし。けど、これヒソカが言うようにクロロが釣り糸仕込んでてもじゅうぶん可能なわけで、他の考察が成り立たったときの補助要素にしかならないんですよね。

旅団員が 共闘 していた?

矛盾点④:コルトピが人形複製

コルトピの協力なしに大量のコピーを作るのは不可能か?

まず1回目の潜伏後。
(潜伏している数はもっと多いとヒソカは予測したが)ヒソカの目視で30体ほど。ヒソカの感覚では+50体で計80体ぐらいなら、1回目の潜伏で作れた、と予測。

30体の人形

2回目の潜伏では、途中で偽クロロを操る時を除いてその前後の時間で200体(もしくはもいちょい多いぐらい)を作っていた。

200体の人形

1〜2秒に1体のペースで増えていく、というヒソカの予想が正しければ2回目潜伏時に50体ストックしており、偽クロロの前後で2分半〜5分ほどあれば数は用意できる計算になる。
漫画という性質上、時間の経過を正確に読み取るのは難しいがハッキリ言って「それぐらいの時間はあった」とも「そんな時間なかった」とも言えると思う。

マチのアンテナ回収よりは、補完性が高い説だけどこれも決定打にかける説だと思う。
「バンジーガムで蘇生可能!」っていう無理が通る世界なら「この時間内に200体複製は余裕」も全然無理がないと思う。

「ヒソカの予測はことごとく外れてる!」と言われればその通り。
「だからこれもあてにならない」と言われればそれもその通り。
反論も決定打にかける。結局決定打にかける。

共闘 説に反論してみて

この記事、深夜に書いてるんですけど夜中に反論考察かんがえてる自分すげー大人げないな、って思った。苦笑
まあそれだけハンターハンターにアツくなってるってことなんですが…。

 

で、考察についてですが
1〜4が成り立たないと5のマチのセリフを深読みする意味がないので、う〜ん…て感じ。
試合終了直後に会場にいたのだから間違いなく旅団3人は観覧はしていただろうけど 共闘 までしていたか、っていわれると弱いきがしました。

共闘していたというよりは、ここで上げられた要素すべてが「そう思わせるため」の表現に思えるんです。
アンテナが消えたところで「釣り糸」という言葉を使いマチを連想させ、1人で量産するにはキツそうなほどの人形コピーを登場させ、絵だけではクロロと断定できないシャル携帯をにぎる手、など。
そして直後にシャルコルマチを登場させる…。

感がいいファンには否が応でも、3人が共闘してたかのような印象をウケる作り方をワザとしてるんじゃないか、って。(まあボクはこの考察読むまで思いつきもしなかったんですけどね…)

上記に加えて、少ない確定要素と、「クロロが嘘もつく」「卑怯な手も使う」という可能性をにおわせ、それを「あーでもないこーでもない」とファンたちが考察を繰り返し、「共闘説」という結論にたどりつく…。

この一連の流れをあらかじめ予見していたのではないか?
なんのために?
もちろん、ただ楽しむために。
一体誰が?
ハンター富樫がね。

ジンさんのお言葉

なんなら「共闘説」投下したのも富樫じゃねーの?とすら思います。
ひっかき回すためにね。

 

反論考察書いたはいいけど、実はあっさりこの説が肯定されそうな気もしています。
先週のネタバレをずっと嘘バレだと信じていたので、それがハズレて先見の自信を喪失しているんですボク。。苦笑