CSチャンネル・FOXで新作海外ドラマ プリズン・ブレイク シーズン5 第4話 「囚人のジレンマ」が放送されたのでさっそくレビューしてみます。脱獄に失敗したマイケルたちが最後の望みをかけてある手段にうってでる。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
プリズン・ブレイク シーズン5 第4話 「囚人のジレンマ」あらすじ
原題は “The Prisoner’s Dilemma”
アミールに痛めつけられたシバはリンカーンによって病院へと運ばれる。
マイケルが脱獄を失敗したことに残念そうなリンカーンだが未だ諦めていない様子。しかしシーノートは過激派の激化を危惧しマイケル救出を諦めて出国しよう、と言い出す。
リンカーンは、シバとシーノートに先に出国するように伝え自身だけでマイケルを助け出そうと考える。
するとシバの父親がやってきて「娘を助けてくれた礼に」とマイケル救出への協力を申し出る。
脱獄に失敗したマイケルたちはそれぞれオギュギアの独房に投獄されていた。
過激派が接近し看守たちは逃げ出すことを考え始める。逃げ出すことすらできないの囚人たちは焦り始めるが、クロスは「過激派がラマールを助けにやってきた時、ラマールを人質にとっておけば逃げ出すチャンスがある」と画策する。
マイケルは脱出するための最後の手段として「独房のどこかにSの文字が刻んである」と語りだす。
ウィップやジャは自分の房の中を探すがSの文字は見当たらない。奇しくもラマールの房にそのSの文字は刻まれていた。
ラマールを騙したばかりのマイケル、ラマールが彼らに協力するはずもなく、脱出の希望は断たれてしまった。。。
ニューヨークではサラと手を組んだティーバッグがケラーマンの監視につく。
サラは2人の刺客の話から(第3話参照)、事件の黒幕である”ポセイドン”がケラーマンのことだと推測していた。
ケラーマンの自宅に侵入したティーバッグは彼の銃を手にしケラーマンに向ける。ティーバッグはケラーマンが黒幕だという前提で語り始めるが、彼にはその話がいまいちピンときていない様子。。。
同じ頃、ケラーマンの職場である国務省には例の刺客のふたりがやってくる。彼らが面会を求めたのは…ケラーマンの下で働くエージェント・キシダだった。
元官僚であったシバの父親・ジャミールは自身の人脈をつかってマイケルを救出できないかと尽力する。ジャミールは判事にかけあい、自身の外車を譲るのと引き換えにマイケルの完全放免の書類を入手する。
書類を持ってオギュギアにやってきたリンカーンだが、過激派に怯えた看守たちは囚人を見捨てて逃げ出している最中だった。
リンカーンはジャミールに飛行機の手配を依頼し、ひとりでオギュギアに入っていく。
看守のひとりムスタファは逃げる過程で、囚人たちと良識ある看守・ザカート(マイケルに薬を与えた看守)を刑務所内に閉じ込め、鍵を持って逃亡する。
刑務所に入ったリンカーンはザカートからその話を聴き、ムスタファを追いかけて、カギを奪い返そうとする。
囚人たちにひとり囲まれたザカートは身の危険を感じ武器庫へと籠城する。
クロスは囚人たちを焚き付け、「ラマールを人質に、そして弟を見殺しにしたマイケルを処刑する」と宣言。暴徒化した囚人たちは独房棟の扉をこじ開けようとする。
マイケルへの協力を拒んでいたラマールだが、囚人たちに捕まっては意味がない。マイケルに協力し脱出することにかけたラマールは、悩んだ挙句マイケルに指示をこう。
ラマールがSの字が刻まれたレンガを剥がすと、そこにはマイケルが用意したスプーンとロープが隠されていた。それをつかって房内の送水管をはずさせる。
房の外ではマイケルに加担したシドがリンチされてしまう。しかし、その様子を見かねたザカートは銃を持って現れシドを救う。
しかしクロスは臆せずザカートに襲いかかり、彼を殺して銃を奪ってしまう。
外した送水管とスプーンを結びつけ房の扉の蝶番をはずさせようとするマイケル。
ラマールが蝶番を外すことに成功し、マイケルはジャとウィップの房を開ける。ウィップは「ラマールは置いていこう」と諭すのだが、マイケルは刑務所を出た後の保険が必要だった。
過激派に攻撃されずに街を移動する手段としてラマールを「通行証」にしようと考えたマイケル。背に腹は代えられないラマールもそれを承諾する。
クロスが独房棟の扉を蹴破り進行、マイケルはラマールも解放し4人で逃げ出す。
ティーバッグの話をきいたケラーマンは、「ポセイドン」が自分ではなく政権内部に潜入した謎の工作員であると明かす。
ポセイドンは国の政策に疑問を抱き始め独自に行動しているらしい。
ロシアやイランの台頭により、中東情勢でアメリカの影響力が弱まっていくなか、アブ・ラマールを解放すれば過激派がロシアやイランを攻撃、アメリカは再び実験を握れる、という算段らしい。
ラマールの解放はなんとしてでも止めたい、と語るケラーマンだが会話の途中で何者かに発砲を受け腹に被弾する。
ティーバッグも肩に被弾しながらとっさにかがみ、地下室へと逃げ込む。
やってきたのは例の刺客2人組だった。
ムスタファを追いかけて市街地にやってきたリンカーンだが、過激派とムスタファが鉢合わせしてしまい、彼は殺されてしまう。
ムスタファの遺体からカギを取り返したいリンカーンは、近くに居合わせた物乞いの子供(第3話でガムをあげた少年)を見つけると、彼に一芝居うってもらい、過激派の兵士たちを現場から遠ざける。少年はムスタファの遺体からカギをとりリンカーンに渡す。
マイケルたちは屋上から脱出を図ろうとするが、クロスの追手が迫る。
追い詰められ絶体絶命化におもえたが、隠れていたシドが勇気を振り絞りそばに落ちていた凶器を拾ってクロスを攻撃。
マイケルやジャ、ウィップも後に続いてクロスを取り押さえ、クロスは息絶える。
リンカーンは鍵を持ってオギュギアに戻ってくる。
しかしタイミングの悪いことに、マイケルたちはちょうど屋上から脱出するところだった。
入れ違いでマイケルを見失ってしまったリンカーン。あわてて刑務所の外に飛び出しマイケルの姿を探すのだが、合流することはできなかった。。。
被弾し動けないケラーマンは刺客の漢によってとどめを刺されてしまう。
女の刺客は地下室に逃げ込んだティーバッグを追いかけるが、彼は一足先に家の外へ逃げ出していた。
ティーバッグを逃したことをしった刺客たちは急いで現場を走り去る。隠れていたティーバッグはふたりの後を追いかける。
ティーバッグは車で刺客を尾けた末に、彼らが密会している相手を目撃する。その相手とは…サラの夫・ジェイコブだった。。。
市街地に逃げ出したマイケルたちはラマールを連れて彼の部下と合流しようとする。
その道中、薬でハイになったジャは勝手な行動をとりはじめ、和を乱すジャに愛想を尽かせたマイケルは彼を置いていくことを決める。
ジャを突き飛ばしたマイケルは「ついてきたら撃ち殺す」と脅す。
が、しかしこれはマイケルの作戦だった。
密かにメモ書きをジャに渡したマイケル、国外脱出のための手筈をジャにまかせ、ラマールを連れて走り去る。
ジャはマイケルの借りていた貸倉庫に向かい、武器を手にしようとするが、マイケルの作戦はラマールにバレていた。
過激派の兵士たちに取り囲まれ、携帯のカメラを向けられるマイケル。
ラマールはネット中継で公開処刑をしようと考えたのだ。為す術なく跪かされるマイケルだが、そこへリンカーンがやってくる。
過激派の武器を奪い取ったリンカーンはラマールに投稿を求める。
マイケルにナイフを突きつけたラマールと硬直状態になるが、ウィップは唐突に雑談を始めラマールの気を散らせているうちに近寄りラマールのナイフを奪って腹に突き立てる。
リンカーンもここぞとばかりに武器を乱射、過激派の兵士をなぎ倒していく。
ラマールは死んだが過激派の増援がやってくるのを観ると、マイケルたちはその場を走り去る。
マイケルたちは近くの飲食店に隠れる。
ようやく兄弟の再会を果たしたふたりは抱き合い、喜びを噛みしめる。
しかし、店のテレビから報道が流れ、ラマールを殺した瞬間の映像が放送されてしまう。指導者をころされた過激派一派は「マイケルたちに報復する」と公式に声明を発表するのだった。。。