【海外ドラマ】マーベル エージェント・カーター シーズン2 全10話 ネタバレ&まとめ レビュー

エージェント・カーター シーズン2

第1話 「SSR ロサンゼルス支局」(原題:The Lady in the Lake)

エージェント・カーター シーズン2 エージェント・カーター シーズン2

あらすじ&ネタバレ

リヴァイアサンの女スパイ・ドッティは男たちを引き連れて銀行強盗を企てる。しかし事前にその計画を察知していたSSRは銀行に先回り、ドッティたちの犯行を止めようと応戦する。銀行の金庫に押し入ろうとしたドッティをカーターが取り押さえ拘束することに成功する。

カーターは捉えたドッティを尋問しようとするが、彼女は一向にクチをわろうとはしなかった。

同じ頃、ロサンゼルスの支局長に移動になったスーザは湖で起きた殺人事件の現場に招集される。
科学捜査のスペシャリストであるSSRが呼び出された理由は…殺害現場である真夏の湖から氷漬けの女性 ジェーンの死体があがったからだった。スーザは事件の捜査協力をもとめニューヨーク本部に応援を要請。
本部を任される身となっていたトンプソンはカーターをスーザの応援に向かわせる。

渋々ロスにやってきたカーター、滞在中スタークの別邸に厄介になることになりジャーヴィスが空港に迎えに現れる。ジャーヴィスの送迎でとある芸能スクールにやってきたカーター。ここがロサンゼルス支局の隠れ家のようだった。
ロス支局にやってきたカーターはスーザと久々の再開を果たす。カーターが派遣されるとは知らなかったスーザは仰天。シーズン1で親しい仲になりつつあったふたりはどこかぎこちない。

湖で発見された遺体はヒーターにあてても解けることがなく、青白く発光していた。体内からは正体不明の放射性物質が発見される。
近隣の化学企業「アイソダインエナジー社」が怪しいと睨んだカーターは、受付の目を盗んで社内へと潜入する。社内を捜索していたカーターは科学スタッフ ジェイソン・ウィルクスと鉢合わせする。ウィルクスに気に入られたカーターは被害者の女性がアイソダインの社長 カルヴィン・チャドウィックと不倫関係にあったという情報を入手する。

チャドウィックの情報を得るためカーターは彼が入れ込む競馬場へと足を運ぶ。
場内へやってくると、チャドウィックは妻で映画俳優の ホイットニー・フロストと行動を共にしていた。同行したジャーヴィスはスタークが映画産業に手を出そうとしていることを利用し、スカウトと称してフロストをチャドウィックから引き離す。そのスキにカーターはチャドウィックに接触するが、彼は何も語ろうとはしなかった。

さらに被害者の氷漬け遺体を解剖していた検死官は検死の最中に氷漬けになり、バラバラに砕け散ってしまう。
突然の異常事態にカーターはウィルクスを呼びつけ事態の解明を求める。しかし事件捜査に協力していた地元警察のヘンリー刑事は血相を抱えてウィルクスを拉致し、現場から逃走してしまう。

同じ頃、ニューヨーク本部ではトンプソンがドッティの尋問を引き継ぐが、ドッティにいいようにしてやられてしまい、カーターのように尋問を進めることすらままならない。ドッティが銀行から盗み出そうとした金庫には「紋様がきざまれたピン」が入っていたが、ドッティはそれが何なのか語ろうとしない。
トンプソンが手を焼いているスキに、ヴェモン・マスターズが現れドッティの身柄をFBIに移送してしまった。マスターズのコネでSSRに入局したトンプソンは逆らうことも出来ない。マスターズは「大戦終結後の世界にSSRは必要ない」と語りSSRの解体を示唆する。
トンプソンは解体後の重要ポストを約束されマスターズに大人しく従ってしまう。

ロスではヘンリー刑事が事件の黒幕だと察したカーターとスーザ。
姿をくらましたヘンリーを追うが逃走に使われた車は氷漬けになって乗り捨てられていた。ヘンリーは小遣い稼ぎに女性の遺体処理を請け負っていた。それにかこつけて、過去の連続殺人事件に見せかけようとしたのだが、その過程で「触れるものが凍る」という異常現象に見舞われていた。
科学者であるウィルクスに身体を戻してもらおうとするのだが、ヘンリーの身体はみるみる氷はじめる。
カーターたちはチャドウィックを追い詰めるが、新米警官が銃を発砲してしまい、被弾したヘンリーの身体はバラバラに砕け散ってしまった。

新米警官は不注意による発砲を装ったが、実はチャドウィックとフロストに依頼されヘンリーの口封じをしたのだった。。。

事件は原因不明のまま収束する。カーターはスーザを飲みに誘おうとするが、彼にはロスに来てから恋人が出来ていたらしかった。肩を落とすカーター。

いっぽう、研究室に帰ったウィルクス。彼の見つめる先には謎の流動物体が浮かんでいた。。。

見どころ:

ラストシーンでウィルクスが見つめる謎の物体。スピンオフ元である「エージェント・オブ・シールド」に登場する「モノリス」にも見えるのだが、その正体はいったい…。

第2話 「天文台の夜景」(原題:A View in the Dark)

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あらすじ&ネタバレ

スーザは恋人・ヴァイオレットの存在をカーターに隠していたが、彼女を紹介するか悩んでいる間にヴァイオレットはカーターと出会い仲良くなってしまう。気まずそうなスーザ。

事件への関与が疑われていたアイソダインエナジー社のカルヴィン・チャドウィックは謎の男たちとともに会議の席に着いていた。男たちは発見された謎の物質「ゼロマター」を利用し「アイソダイン計画」を勧めていたが、SSRの捜査の手が入ったことを知り計画を中止することを決定する。チャドウィックは計画続行を訴えるが会議の決定は覆ることはなかった。

チャドウィックは「計画が潰されることになった」と妻ホイットニーに報告。それを聴いたホイットニーは密かにある企みを企て。。。

同じ頃、第1話で捜査していた氷漬けのジェーンの遺体はSSRによって詳しい検査を受けることになっていたが、謎の男によって持ち去られてしまう。カーターとスーザはアイソダインの関与を疑い立ち入り調査を求めるが、タイミングよく放射能漏れ事故が起きて立入禁止になってしまっていた。

情報を求めるカーター、ウィルクスは密かにカーターに協力を申し出る。
ウィルクスに呼び出されバーにやってきたカーター。ウィルクスはアイソダインから気密を漏らさないよう脅迫を受けたと明かし、情報を話す代わりにカーターとのデートを要求する。

カーターは彼からの要求に応えるかわりに、ウィルクスの研究所へ招かれ重要な情報を入手する。
大戦中に兵器開発をしていたアイソダインはとある実験の最中「すべての物質を瞬時に飲み込み消し去る」ことのできる物質「ゼロマター」を発見、研究していたのだ。ウィルクスの考えでは、全ての存在を飲み込むゼロマターは「熱エネルギー」すら奪い去ることができ、ジェーンはそれによって凍ってしまったのでは?と考えた。

そこへ例の会議から派遣された刺客が急襲、カーターとウィルクスを襲う。ジャーヴィスに救援信号を送ったカーターは車を奪いその場から逃走する。カーターは刺客たちから奪った車の中に「ドッティが狙っていたピン」と同じものがあるのを発見する。
逃げる過程でカーターとウィルクスはいいムードになり…。

ジャーヴィスはカーターが襲われているとスーザに報告。カーターとウィルクスを捜索しにアイソダインへと向かう。
おなじくアイソダインへやってきたカーターとウィルクス。研究室からゼロマターを盗み出そうとするのだが、そこにホイットニー・フロストが姿を現す。
ホイットニーはウィルクスからゼロマターを奪い取ろうと揉み合いになり、ゼロマターを入れた容器が破損、外に漏れ出してしまう。

スーザ達が駆けつけたときには現場は騒然、ゼロマターの爆発に巻き込まれたウィルクスは助からなかった…。
ウィルクスを亡くしたことにショックを受けるカーター。

そのころ研究所の事故から命からがら逃げ出していたホイットニー。しかし彼女の額には事故でできたらしい黒い色のキズが残されてた。。。

見どころ:

チャドウィックが関与する謎の会議(組織)、彼らの持っていたピンとドッティが狙っていたピンは同じものらしい。
しかもそのピンに刻まれたマークは「エージェント・オブ・シールド」に登場したヒドラの紋様に酷似しているのだが。。。?

第3話 「女優の秘密」(原題:Better Angels)

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あらすじ&ネタバレ

アイソダインは死んだウィルクスにすべての罪をなすりつけようと証拠を仕込んでいた。
カーターはアイソダインの陰謀を解き明かそうと、ハワードに「ゼロマター実験の映像」を見せる。映像を見て驚いたハワードは協力を約束、さらに例の「ピン」が「アリーナクラブ」という白人のみの権力者の社交クラブのものだと語る。

爆発事故から生還したフロストだが、額には怪しい黒い傷が残っていた。

SSRのロス支局にはトンプソンが訪れるが、彼はドッティの聴取は解決したと語り、アイソダインの事件も適当にかたをつけてしまおうとする。
しかしゼロマターの映像をみたトンプソンは仰天。そこへマスターズが現れ、ゼロマターの映像を渡すように指示、トンプソンはフィルムを渡してしまう。

ハワードは以前からありナークラブへの勧誘を受けていたが、それを利用しクラブに潜入、女人禁制のルールを破って女性たちを招き入れ、それに紛れてカーターもクラブへと潜入する。クラブの奥ではチャドウィックを含む男たちが謎の会議を行っていた様子。さらに机の上には、明日の日付の新聞が置かれ、上院選に出馬予定の人物が出馬を取りやめるという記事が掲載されていた。
カーターはチャドウィックを議員に当選させるために不正選挙を行おうとしているらしかった。

カーターが報告してもトンプソンが及び腰なことに憤慨したカーターは、彼を罵ってしまう。
さらにペギーの持ち物が空中にうかぶ現象が発生。どうやらゼロマター流出の影響がペギーの身体に出ているようなのだが。。。ハワードはペギーの身体を調べ、体の周りで「重力場の分解」が発生しているのだと語る。

ハワードは新発明の薬剤を使ってペギーの身体の周りで起きている現象を視覚化しようとする、すると何もないところからウィルクスの姿が現れる。
ウィルクスの身体はゼロマターの影響をうけて「紫外線」に変化してしまったらしい。ハワードの薬剤をかけつづけなければすぐに姿が見えなくなってしまう。ウィルクスは爆発事故にフロストが関与していることをカーターに告げる。

カーターはフロストを怪しみ事情聴取する、自分が怪しまれていると知ったフロストはチャドウィックを利用しカーターを暗殺しようと考える。件の評議会にこのことがバレたらマズいと考えたチャドウィックはフロストの思惑通りカーターに刺客を差し向ける。
カーターは刺客に襲われ危うく殺されそうになるが、窮地のところをジャーヴィスが救い難を逃れる。

ハワードとウィルクスは協力し、ウィルクスの身体を元に戻すための方法を考えあぐねる。ハワードはふたりだけでは解決に至らないと判断し、科学のスペシャリストの協力を得るためにペルーへと立つ。

スーザは戦時中にアイソダインの礎となった女性科学者 アグネス・ケリーという人物がいたことを突き止める。しかもそのアグネスはホイットニー・フロストその人だったのだ。フロストは女優として観衆に見られながらもその素性を隠し続けていたのだった。

マスターズはトンプソンをチャドウィックに紹介する。その際、カーターが話していたとおり彼が上院選で当選する予定であることを知らされる。カーターが言っていたとおりだと知り怪訝な表情を浮かべるトンプソン。

フロストは撮影現場の監督に額の傷を見られてしまう。
女優の顔に傷がついてしまっていることに大騒ぎする監督、フロストは彼をいさめようと腕をつかむのだが、つかまれた監督の身体はみるみる黒い物体に変貌し、フロストの腕の中へと急襲されてしまう。驚くフロスト。彼女が鏡を見ると、額の傷は以前よりも大きくなっているようで。。。