第7話「モンスター」(原題:Monsters)
あらすじ&ネタバレ
フロストは夫であるチャドウィックの死因を偽装し記者会見を開く。
カーターとスーザはそれが嘘であることを疑っていたため冷ややかな目で彼女を見つめる。依然、ドッティは姿を消したまま。フロストならば彼女の有用さに気づき「彼女がさらったのかもしれない」と危惧するカーター。
そのころドッティは椅子に縛り付けられマスターズによって拷問を受けるところだった。
しかしドッティはどんな拷問にも耐えられる自信を告げ、マスターズが「カーターの狙い」を聞き出そうとしていることを見抜く。さらに彼がフロストに脅されていることも見抜いていた。
マスターズはドッティに自白剤を投与するが、拷問に耐える訓練を受けているドッティには無意味だった。
しかしマスターズは彼女と組んでいたリヴァイアサンのフェンフォフ博士(シーズン1参照)との関係をクチにし、さらにドッティがいつのまにかカーターとの間に「友情を感じている」と図星をつき彼女の動揺をさそう。
フロストはマスターズの尋問を中止させ「ドッティの自白を引き出すよりもカーターに奪われたウランを取り戻せ」と命令する。
いっぽうでドッティの前に姿を表したフロストは彼女の首を掴みドッティを黒い煙に変えてしまおうとする。フロストのチカラを目の当たりにしたドッティは「ウィルクスの実態を取り戻すためにフロストの血を欲している」とカーターの目的を吐いてしまう。
ゼロマターのチカラの恐怖によってドッティを手中に収めたフロストは彼女を利用しようと画策する。
ウィルクスはフロストからとった血からゼロマターを吸収、開発した装置の中で実態を取り戻すことに成功する。身体を取り戻したことに喜ぶウィルクスはカーターにキスする。スーザとの関係が進展しはじめたカーターは複雑な表情。。。
時を同じくしてドッティにつけていた発信機の通信が入る。カーターはそのことをスーザに連絡しようとするが、彼のオフィスにはマスターズがやってきていた。マスターズはスーザに「ロクソン社から盗まれたウランを探し出せ」と命令する。
ジャーヴィスはドッティの発信機の信号が戻ったことを「罠」だと危惧するが、カーターはそれを見越した上でドッティの元に向かうことを決める。ドッティの捕らわれているらしい施設にやってきたふたり。ジャーヴィスはスタークの発明品「ジルバ」で応戦しようとするのだが肝心な時に発明品が作動せず、拘束されてしまうふたり。
地下牢に連れてこられたふたりは捕らわれたドッティと再会を果たす。
カーターとドッティ、ジャーヴィスは自力で拘束を解き、脱走を図る。
そのとき、都合よく奪われてしまったジルバが作動し、意図せずフロストの部下たちを倒すことに成功。ジャーヴィスが作動させようとした際に打ち込んだ起動コードは「時間差攻撃」用のものだったらしいのだ。
カーターはドッティを連れて逃げようとするが、ドッティはフロストに情報を漏らしてしまった事を明かす。そしてフロストが狙っているのはもはやカーターではなく、実態を取り戻したウィルクスだったのだ。。。
そのころフロストはスターク邸へと忍び込む。
ジャーヴィスの妻・アナのスキをついてウィルクスの元にやってきたフロストは実態を取り戻すための装置を見て賞賛する。フロストはウィルクスの身体からゼロマターを吸収しようとするが、逆にウィルクスがゼロマターを吸収してみせる。意外な反応に驚くフロスト。
フロストのゼロマターを急襲したウィルクスは装置の外に出ても実態を保てるようになっていた。
フロストは「ゼロマターが必要な者同士、協力しましょう」と彼を懐柔しようとするがウィルクスは拒否。フロストは彼を気絶させ連れ去ろうとする。アナはそれに気づき止めようとするがフロストはアナの腹部に発砲しウィルクスを連れ去ってしまった。
帰宅したカーターはアナを病院に搬送するが、ジャーヴィスは放心状態。さらにアナに気を取られている間にトランクに閉じ込めていたドッティは逃げ出してしまっていた。。。
同じ頃、スーザは暴漢に襲われ負傷する。もちろんそれはマスターズの差し金だろう。明くる朝、マスターズはスーザに休みを取る様伝え、自らがロス支局長に取って代わる。
第8話 「約束」(原題:The Edge of Mystery)
あらすじ&ネタバレ
撃たれたアナは依然意識不明。ジャーヴィスは何時になく取り乱すがカーターは彼をなぐさめる。
フロストに連れ去られたウィルクスは拘束され観察されていた。フロストは依然彼とてを組みたがるが、ウィルクスは拒む。
同じくゼロマターに侵されたフロストには「何かが囁く声」が聞こえているらしいのだが、ウィルクスには同じ症状は現れていなかった。
スーザは一足遅れてウィルクスとアナの件を知らされる。マスターズがウランを欲しがっているとしりカーターは要求通りウランを渡そうと考える。
カーターとスーザはフロスト配下のマンフレディの元にやってきてフロストへの言伝を依頼する。ウランを渡す代わりにウィルクスを返せ、と交換条件を持ちかけたのだ。
そのころトンプソンはイギリスの諜報員と接触し、カーターに関するMI6(イギリスの諜報部)の資料を入手する。それは大戦中にカーターが戦争犯罪を犯していた(殺戮行為)証拠だった。
同じ頃、アナはようやく目を覚ましジャーヴィスは歓喜する。しかし手術の後遺症でアナは出産できない身体となってしまっていた。
ジャーヴィスは自らそれをアナに伝えようとするのだが、彼女を前にしてそれを伝えることができなかった。
カーターはSSR科学部門のサンバリーに協力させ、ウランの偽物(放射線を出すべつ物質)を用意しフロストとの取引に望もうとする。
そこへスタークから暗号化された兵器の設計書が送られてくる。どうやらそれは「ゼロマターを消す事のできる」ものらしい。サンバリーにその兵器を作らせ、カーターはフロストとの取引に出かけようとするが、そこへトンプソンが現れる。
入手した戦争犯罪の証拠を隠蔽する代わりに、指示通りNY本部へ戻るよう打診するトンプソン。しかしそれはマスターズによって仕組まれた偽の証拠だという。カーターは「マスターズに操られるな」と警告し取引に出かけていった。
カーターのらい通りフロストは偽のウランとウィルクスを交換する。
しかし去り際に偽物であることがバレてしまい、銃撃を浴びながら急いで逃げるカーターたち。しかしウィスクスはフロストに寝返っておりカーターに銃を突きつけウランの場所を聞き出そうとする。カーターはクチを閉ざすが彼女のことを好きなスーザが黙っておらずウランの隠し場所が「SSRの金庫のなか」だということをばらしてしまう。
ウィルクスは車から飛び降りるとフロストたちに合流しウランを取り戻しに行ってしまった。
フロストはマスターズに連絡しSSRの金庫からウランを持ち出すように指示する。が、カーターに諭されたトンプソンはマスターズの行動を監視し制止しようとする。いっぽうでカーターたちもSSR本部にやってくるのだが、金庫にやってくるとウランは持ち去られ、トンプソンはマスターズに記憶を消されていた(第5話の記憶を消す装置で)。
カーターはウランを奪われたのはスーザの責任だと彼を責める。
ジャーヴィスはローズにアナの世話を託し、カーターたちと共にふたたびフロストの元へと車を走らせる。正義感に目覚めたトンプソンと、スタークの兵器を作り上げたサンバリーを伴って。
フロストとウィルクスはウランを使って過去の兵器実験を再現する。核爆発が起きると、フロストの読み通りふたたびゼロマターが虚空に姿を現す。
するとウォルクスの身体は宙にうかびあがりゼロマターに吸い込まれてしまう。いっぽうのフロストには何の変化も現れず「私も連れてってよ!」と叫ぶばかり。
ゼロマターの出現を確認したカーターたちはスタークの兵器を照射する。その瞬間ゼロマターは消えさり、その場にはウィルクスの身体が残されていた。
ジャーヴィスはフロストへの復讐を果たそうと独断行動に出てしまう、カーターは彼を止めるため後を追う。ジャーヴィスはフロストの元につくなり彼女に発砲。凶弾に倒れるもフロストはゼロマターのお陰で死ぬことはなかった。
ウィルクスはかろうじて息があるようだったが身体には何らかの変調が出始めていた。フロストはゼロマターのチカラを吸収したのであろうウィルクスを掌握するため、彼の愛するカーターを利用しようと考え、カーターとジャーヴィスを拘束する。
第9話 「選択の時」(原題:A Little Song and Dance)
あらすじ&ネタバレ
フロストに拘束されたカーター。気を失っている間、亡くなった兄・マイケルやかつての友人・アンジーの夢を見ていた。
どこかに運ばれているトラックの中で目覚めたカーターとジャーヴィス。カーターはジャーヴィスの暴走を叱責する。
なんとかトラックから脱出することに成功したふたり。しかし砂漠のどまんなかで徒歩で移動しなければならないことに愕然とする。ジャーヴィスは叱責された直後ということもあってカーターの無計画さに文句を垂れる。
ジャーヴィスはアナが犠牲になったことをカーターのせいだと責め、カーターの周りの人間は不幸になる、と責める。
いっぽうでカーターはジャーヴィスは任務に対して「スリリングな遊び感覚」で付いてくるだけだ、とジャーヴィスを責め返す。するとジャーヴィスはアナが手術の後遺症で「子供を産めない体になった」ことを告白する。本人にそれを伝えれずに居る自分の弱さも恥じ、カーターを責めたことも謝罪する。
ウィルクスもフロストに拘束されていたが、「具合が悪い」と伝え車外に出たいと訴える。
車外に出たことでフロストはカーターたちが逃げ出したことに気づき憤慨。トラックの運転手の失態だ、とウィルクスの目の前で運転手を射殺。怯えたウィルクスは大人しく車に戻る。
フロストの部下はトラックでカーターたちを探しにやってくるが、カーターとジャーヴィスは一芝居うってスキを突き、銃とトラックを奪ってフロストを追う。
カーターとジャーヴィスが戻ってこないことからスーザたちは心配していた。
車もカーターたちが乗っていってしまったことから身動きがとれないでいたが、SSRのエージェント・ヴェガとブラックがやってくる。「マスターズの息がかかった彼らのことは信用できない」と考えたトンプソンはスーザと一芝居うってヴェガとブラックを騙し、スーザとサンバリーを拘束させSSRへと帰還する。
マスターズは「スーザ達を殺して砂漠に埋めろ」と指示していたため、彼らが生きて帰ってきたことに表情を曇らせる。
トンプソンはマスターズがフロストに恐怖で支配されていることを見抜き「サンバリーの作ったガンマ砲を使えばフロストの裏をかけるぞ」と持ちかける。
トンプソンとスーザの思惑通り、マスターズはその提案にのり手を組むことに同意する。
そこへ砂漠から帰還したカーターがSSRに現れ、出会い頭にマスターズに殴り掛かる。トンプソン達はマスターズと手を組んだことを明かしカーターをなだめる。
カーターはマスターズを危惧するが、状況の打開に他に手がないと察したカーターはしぶしぶ同意する。
砂漠の廃工場にウィルクスを連れてきたフロスト。ウィルクスは体内に取り込んだゼロマターを消したいと望むが、フロストが彼の体内からゼロマターを抽出しようとしてもゼロマターが全く出てこない。
苛立つフロストの前にはマスターズの使いとしてトンプソンがやってくる。トンプソンはフロストに「マスターズがガンマ砲をつかってあんたを殺そうとしている」と密告する。トンプソンはその情報と引き換えに自身の評議会への参加を要求する。
トンプソンがSSRに戻るとカーターたちはガンマ砲をもってフロストの元へ向かうことになるが、カーターたちの車のエンジンが壊され動けない。その間にマスターズとトンプソンはふたりでフロストの元へ向かってしまう。
そこでサンバリーが白状する、それによればトンプソンは内密にガンマ砲を爆弾に改造させ、ウィルクスやマスターズもろともフロストを吹き飛ばす計画をすすめていたのだ。
廃工場にやってきたカーター、ちょうどトンプソンたちが爆弾を運び込むところだった。
カーターは捕らわれたウィルクスを救出しようとするが、彼はゼロマターによる変調を危惧し自ら工場に残ることを決める。
マスターズは計画通りガンマ砲でフロストを始末しようとするが、トンプソンの密告を受けていたフロストはマスターズを黒い煙にして吸収しようとする。トンプソンはマスターズの始末をフロストに任せ、工場の外にでると爆弾を起動しようとする。
カーターとスーザはトンプソンを止めようとするが、ちょうどそのころゼロマターを制御できなくなったウィルクスがフロストの前にやってきて、体内のゼロマターを放出する…。
最終回 第10話 「」(原題:Hollywood Ending)
Coming soon …
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