CSチャンネル・AXNで海外ドラマ・ マーベル レギオン 第2話 「記憶を辿って パート1」が放送されたのでレビューしてみます。メラニーとともに「サマーランド」にやってきたデヴィッドは自分の能力の秘密をさぐるために検査をうけるのだが。。。
前回のレビューはコチラ。
マーベル レギオン 第2話 「記憶を辿って パート1」あらすじ
原題は “Chapter 2”
デヴィッドはメラニーに連れられ、サマーランドという施設にやってくる。
暴走する能力の制御の仕方を彼女から学ぶために。メラニーはほかにも、デヴィッドを捉えていた集団が「能力者を追っている政府機関・ディビジョン3」であることを教えてくれる。
メラニーはデヴィッドが悩まされている幻聴や幻覚が、以上ではなく「能力」なのだ、と説明。彼にそれを説くため記憶療法にいどむ。
森のなかの特殊な建物にやってきたメラニーとデヴィッド、さらに彼女の部下・プトノミーが加わり療法にあたる。シドニーはそれを心配そうに見守る。
装置のようなものを手に握り目を閉じると、デヴィッドの目には過去の情景が浮かぶ。
姉・エイミーとの幼い頃の記憶。その場に大人の自分がたっている、という不思議な状態。プトノミーには「記憶を操る能力」があり、これはその能力が見せているのだという。
メラニーは彼の記憶をたどり「病気」だと思われていた彼の能力の正体をさぐろうとする。
情景は変わり家族との幼い日の記憶を垣間見るデヴィッド。
亡くなった父親の死に目に会えなかったことを思い出し後悔するが、父親の顔を思い出そうとしたところでデヴィッドに異変が現れる。
怖い童謡を読み聞かせられた際に、恐怖した幼いデヴィッド。
それに呼応するように部屋全体が激しく揺れる。動揺したデヴィッドは装置から手を話し記憶の世界から現実に帰還。怯えるよたように取り乱す。シドニーは「ただの記憶、大丈夫よ」と慰めるが混乱し逃げ出そうとするデヴィッドは気を失う。
夢のなかでデヴィッドは青年時代のことを思い出していた。
能力を暴走させ、当時の交際相手とも不仲、苛立ちながらもカウンセリングをうける日々。唯一の気晴らしは当時から仲の良かった友人・レニーとつるむことだった。。。
プトノミーが声をかけるとデヴィッドは目を覚ます。
はじめての記憶療法でトラブルのはよくあること、とデヴィッドを励ますプトノミー。デヴィッドは「戦争に勝つためのカギだ」と意味深なことを語る。
プトノミーは生まれる前(母体にいた頃)からの記憶を全て覚えている、と語りデヴィッドの記憶の中で見た「読み聞かせの本」について詳しく聞かせろ、と彼をせっつく。しかしデヴィッドは「よく覚えていない」とはぐらかす。
記憶療法に参加しなければならないことを疎むデヴィッドに、シドニーが語りかける。
精神病院でデヴィッドと入れ替わった際に、「黄色い目の魔」を目にしたことを語り、レニーを殺してしまったことも謝罪する。
精神病院からメラニーに達に連れだされたシドニー(デヴィッドの体のまま)だが、能力を解除されるとシドニーの体に戻った。メラニーはデヴィッドを連れていくことが目的だったため面食らう。
シドニーに励まされたデヴィッドは彼女に触れられないことにジレンマを感じつつも、「心でロマンスを味わってる」と彼女に伝える。
デヴィッドはサマーランドの技術者 ケリー・ラウダーミルクの検査を受ける。ひとりごとの多い彼を不審に思いつつもMRIで検査を受けるデヴィッド。
ふたたび記憶療法に取り組むデヴィッドは、レニーとドラッグにふけっていた時のことを思い出す。カウンセリングを受けていたプール先生の元に泥棒に入り、金目の物を奪おうと計画するレニー。
ドラッグを吸いハイになった二人だが、デヴィッドはレニーの方を見ると彼女が「黄色い目の悪魔」に見えて怯える。
その様子を見逃さなかったプトノミーとメラニー。彼が意図的に何かを記憶から消そうとしている、と指摘し「全てを思い出すことが重要なの」と説得。
それでもいっこうに思い出そうとしないデヴィッドを見かねて、プトノミーは能力で強制的に記憶をさぐる。
しかし、拒絶するデヴィッドのチカラがつよすぎてプトノミーの思うように事が進まない。
ふたたび子供の頃の記憶、子供部屋にやってきた一行は、幼いデヴィッドが恐れていた「読み聞かせの本」に異常に恐怖を抱いている様を目撃する。
デヴィッドは思うように効果が得られない記憶療法に嫌気がさしていた。
MRIで脳の検査を行うデヴィッド。突如女性が自分の名を呼ぶ声が聴こえる。
声に集中すると彼の意識は別の場所へ飛ぶ…抜けだした施設・クロックワークス精神病院にはデヴィッドに面会しに来た姉・メラニーの姿があった。
しかし、デヴィッドは既に施設を脱し、メラニーがいくら受付に問いかけても「デヴィッド・ハラー」という入所者はいない、と回答されてしまう。何度も面会に来ているのでそんなはずはない、と受付で取り乱すメラニー。
何かを隠蔽しようとしている?と、食い下がるメラニーは、逆に「貴女も妄想癖があるなら入院が必要では?」と言われてしまう。
デヴィッドの意識はその光景をとらえていた。
仕方なく病院を後にしようとするエイミーにデヴィッドは声をかけるが、彼女には聞こえない。必死にエイミーの名を叫ぶとエイミーはふと振り返る。
そのときMRIはデヴィッドの異常な神経活動を探知する。
装置の中でパニックに陥ったデヴィッドは、ふたたび「黄色い目の悪魔」を目撃。
その視界を振り払うように目を閉じ念じると、次の瞬間、部屋にあったMRI装置が突如として姿を消し、自身の体が部屋の床に横たわっているだけだった。
いっぽうサマーランドの中庭には突如として、デヴィッドが入っていたはずのMRIが姿を現す。デヴィッドが「能力」で装置を瞬間移動させたのだろうか…。
翌朝デヴィッドはサマーランドを出ていこうとする。
姉・エイミーは病院を後にしようとした際に、ディビジョン3によって捕まってしまった、と感じたらしい。彼女を助けるために独り施設を出ようとするデヴィッドをシドニーが止める。
エイミーが殺される、と心配するデヴィッドだが、「餌は殺されない」と制止するシドニー(エイミー捕獲はデヴィッドをおびき寄せるための餌、という意味)。
その言葉を聴いたデヴィッドはサマーランドに留まることにする。
そのころ実際、ディビジョン3に捕獲されていたエイミーは、職員の「目」と呼ばれる人物(英語版では “The Eye”)に尋問をうけるところだった。。。