【海外ドラマ】マーベル レギオン 第5話「自己闘争」レビュー

マーベル レギオン 第5話

CSチャンネル・AXNで海外ドラマ・ マーベル レギオン 第5話 「自己闘争」が放送されたのでレビューしてみます。現実世界に帰還したデヴィッドは姉・エイミーを救うためにディヴィジョン3へと潜入するのだが。。。

前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】マーベル レギオン 第4話「虚構と現実」レビュー

マーベル レギオン 第5話 「自己闘争」あらすじ

原題は “Chapter 5”

サマーランドに戻ってきたデヴィッドたち。
ディヴィジョンとの応戦で負傷したケリー(女の子)が担ぎ込まれ、ケリー(おじさん)は心配したように彼女に駆け寄る。

デヴィッドは記憶療法の最中、オリバーと遭遇したことをメラニーに告げる。

シドニーはデヴィッドが昏睡している間に彼の過去を探り、彼の「真実」に行き着いた、と語る。

するとデヴィッドは「俺は自分を知っている」とつぶやき、シドに能力で幻覚を見せる。

まっ白い部屋に二人でいる錯覚を見せるデヴィッド、脳に直接信号を送り込みそれをシドに見せているのだという。
そこでは彼女に触れることも、キスすることもできる。

マーベル レギオン 第5話

ケリー(女の子)は治療の末、なんとか一命を取り留めるが未だ目を覚まさず、ケリー(おじさん)は心配そうに付き添っていた。
メラニーは「彼女を体に取り込む(ケリーの能力)ことができればもとに戻る?」と問うが、ケリー(おじさん)によればそれをすると自分自身もショック状態に陥るらしい。

ケリーの心配を他所に、メラニーはデヴィッドがアストラル界でオリバーと遭遇したことを語り、喜ぶ。
デヴィッドの能力があればオリバーを現実世界に連れ戻すことが可能かもしれない…と。

ケリー(女の子)が目覚めると、ふたりは再びひとつの体に融合する。

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デヴィッドは自身のチカラに自身を持ち始め、エイミーを救いに行こうとする。
メラニーは「まだ時期尚早だ」と語り、それを止める。ディヴィジョンにも「目」の男(名前はウォルター)をはじめとした能力者がおり危険だ、と語る。

更にアストラル界で出会ったオリバーのことを話すデヴィッド。
メラニーによれば彼は21年間眠り続けアストラル界にいるのだという。オリバーにはデヴィッドと同じようなチカラがあり「自分が支配力をもつ世界」を創り出すことができるという(幻覚や錯覚の世界?)。その能力に目覚めて以来、日に日にその世界に潜る時間が長くなりついには帰ってこれなくなったという。

デヴィッドは「それが彼にとっての現実世界だ」と諭すが、メラニーはデヴィッドにオリバーを連れ戻すように依頼する。

マーベル レギオン 第5話

能力を体得したデヴィッドは以前に比べて自身に満ち溢れている様子。
メラニーに忠告されつつも、エイミーを助けにディヴィジョンに向かうことを未だに諦めていなかった。

さらに自分の作り出した幻覚世界にシドニーを連れ込むことで、彼女と触れ合えることを知ったデヴィッドは、その世界の中で彼女とベッドを共にする。

他人と接触できないシドにとってデヴィッドの存在は更に重要なものになっていく。。。

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デヴィッドの幻覚の世界には、レニーも内在していた。
彼女は「俺たちが協力すれば、すげえ強いんだぜ」と語り、率先してディヴィジョン3に戦いを挑むようデヴィッドをたきつける。

デヴィッドは「エイミーを救出したらここに戻ると約束しろ」とレニーに念押しする…その言葉の意味とは。。。

マーベル レギオン 第5話

メラニーやプトノミーたちは、デヴィッドの要望に答えてディヴィジョンに潜入するための計画をねっていたが、それに先んじてデヴィッドは姿をくらまし、単独でディヴィジョンへ向かってしまう。

プトノミーは自己中心的なデヴィッドに対して嫌味をこぼし、個人的な都合を優先すべきじゃない、と漏らす。
メラニーはそれでも「彼を失えない」と語るが、それがオリバー救出のためならばそれすらも個人的都合だ、とプトノミーはいわんばかり。

メラニーはチカラの強すぎるデヴィッドが、ディヴィジョンに寝返ったら困るからだ、と取り繕うのだが。。。

シドニーも「私にとって、彼は患者でなく彼氏よ」と強気、メラニーの一方的な指示を受け付けない姿勢を見せる。

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メラニー、プトノミー、シドニー、サマーランドの能力者・ルディ(念力能力者)はデヴィッドを追って、ディヴィジョンの施設にやってくる。
あたりは既に襲撃された様子。そこここで火と煙がたちこめ、兵士たちが壁にめり込んで死んでいるのが散見される。

警報が鳴り響く中、施設に入り込んだ4人は2手に分かれてデヴィッドを捜索する。

プトノミーとシドニーは監房部屋にやってくる、そこには精神病院でデヴィッドを担当していたキッシンジャー医師が収監されていた。
すでに精神をおかしくした様子のキッシンジャーは「エイミーは光のある部屋に連れて行かれた」と話し、自分の監房の扉を開けるようにシドニーに促す。が、シドニーはそれには答えずキッシンジャーを放置して、先へと進む。

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メラニーとルディは施設の監視部屋にやってくる。
そこには施設内の監視カメラ映像が一望できるようになっており、デヴィッドが侵入した際の映像が録画されていた。

まるでおちゃらけて遊ぶようなそぶりで、能力を使い傭兵をいとも簡単に殺していくデヴィッド。
さらに別の暗視カメラには、デヴィッドがしきりに話していた「黄色い眼の悪魔」を思わせる容姿の不気味な人影が映し出されていた。。。

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施設の奥に進んだプトノミーとシドニーは、体がひしゃげた状態で床に倒れるブルベイカー(ディヴィジョンの幹部?)を発見する。
かろうじてまだ息のあるブルベイカーは、デヴィッドがエイミーを連れて去ったこと、彼が来ることを予期して準備していたことも明かすが、デヴィッドのチカラはそれを上回るものだった、と話す。

デヴィッドは「人間の仮面をかぶった化物だ、気をつけろ」と警告しブルベイカーは息を引き取る。その言葉を聴いたシドニーは顔をひきつらせる。

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そのころ、サマーランドに残ったケリーは記憶療法時のデヴィッドの映像を精査していた。
そこには映るはずのない、記憶の中の幼いデヴィッドの姿がフィードバックする。目を丸くして驚くケリー。

そのことからある考えに至ったケリーは、メラニーたちに連絡を取る。

ケリーによれば、デヴィッドの頭のなかには幼少期から彼に寄生する別のミュータントが入り込んでいるらしい。
デヴィッドがその存在に気づくたびに、彼の記憶を食べて消してしまう。それ故にプトノミーの能力でも入り込めない記憶が存在したのだという。

デヴィッド自身も強力なミュータントであることから、寄生されながらも生きつづけることができている、と説明する。

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すると突如、シドニーはデヴィッドの幻覚世界に引き込まれる。
施設の惨状をみたわよ、と告げるシドニーだがデヴィッドは歌を歌うだけで何も答えない。

メラニーが話しかけるとシドニーは現実世界に引き戻される。
直感的にシドニーは、デヴィッドがエイミーを連れて家(幼少期に住んでいた家)に帰ったのだ、と悟る。

4人は施設を後にするが、その後をひっそりと「目」の男が追いかける。。。

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シドニーの直感どおり、デヴィッドはエイミーを連れて幼少期に住んでいた家にやってくる。
エイミーはデヴィッドのチカラの存在を改めて実感し、幼いころに感じていた違和感が彼の超能力であったのだと察する。

デヴィッドは「姉さんの秘密について話がしたい」とエイミーに切り出す。

すると鏡のなかからレニーが姿をあらわす。今度は幻覚ではなくエイミーにもその姿が見えている様子。
エイミーが「あなたは誰?」と尋ねると、レニーは「おれはデヴィッド、いやベニー、やっぱりレニー、もしくはキング(飼い犬の名前)」とおどける。さらに「お気に入りは…」続けるレニーの姿は、デヴィッドが恐怖していた「怒りんぼ少年」の姿へと変わる。

レニーは「秘密を教えろ」と語り、デヴィッドも「俺の人生は全てウソだった」とエイミーを責めるような口調になる。

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するとエイミーはクチを開き、デヴィッドが養子であることを明かす。
本当の親のことは知らず、エイミーは「養子である事実をしったら不安定なデヴィッドの病状が悪化する」と考え黙っていたのだと告げる。

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メラニーたちはデヴィッドの実家にやってくるが、4人は突如一切の音が聞こえなくなる。
これもデヴィッドのチカラの影響か?と考えつつ一行は家に近づく。その様子を遠くから監視する「目」の男。

家に入った4人はそれぞれ捜索をはじめる。

メラニーとプトノミーは窓の外に人影を確認し息を潜める。ゆっくりと窓がひらくとそこから顔を出したのはケリーだった。。。
大声をだしても何も聞こえないことに驚くケリー。(無音の症状は後から来たケリーにも適用されている模様)

ケリーはデヴィッドと寄生ミュータントを分離する装置を即席で開発、それを持参して応援にやってきたのだった。
メラニーは装置よりもケリー(女の子)の格闘技術が必要だと判断し、彼女を外側に出すように指示する。

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いっぽう、ひとりで捜索をしていたルディの姿には一瞬、「目」の男の姿が重なる。

同じく、ひとり捜索をしていたシドニーの前を突如として「怒りんぼ少年」が横切る。
シドニーはその後をおって二階にあがり、呆然として座り込むエイミーを発見する。

彼女に駆け寄ると、背後からレニーが現れシドニーは仰天。

同じく呆然と座り込んだデヴィッドにまたがったレニーは、シドニーの前で彼にキスしながら「お前らはこいつに余計な知恵をつける」とつぶやく。

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次の瞬間、シドニーとデヴィッドは彼の作り出した白い部屋にたっていた。呆然とするデヴィッドに語りかけるシドニー。白い部屋の奥の扉があき、そこから現れたのは「黄色い眼の悪魔」。その醜悪な容姿にシドニーは叫び声をあげる。

悪魔はデヴィッドにめもくれずシドニーを追いかけ回す。彼女が襲われそうになると、デヴィッドが雄叫びを上げる。

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そこへメラニーたちが駆けつけると、レニーは姿を消し、背後から現れたルディがプトノミーの銃を奪ってデヴィッドに発砲する。

シドニーはとっさにデヴィッドに抱きつき「白い部屋へ」と幻覚世界へ逃げ込むよう指示する。
間一髪で白い部屋へ逃げ込んだふたりは助かるが、デヴィッドは「彼女を止められない…」と取り乱し始める。

マーベル レギオン 第5話

次の瞬間、シドニーは精神病院のグループカウンセリングの中にいた。
カウンセリングのメンバーはメラニーやケリーや「目」の男。カウンセラーの姿はレニーだ。

混乱するシドニー、これも幻覚なのだろうか。。。?

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